少女が目覚めた場所は無人島……
そこで出会った青年は自分を「クロア」 と呼ぶ――そして彼は自分の兄であるとも。
「私」は全ての記憶を失い、無人島から 兄と奇妙な卵と共に脱出を試みる。
立ちはだかるのは島の凶暴な生物、 それに博士を研究所に連れ戻そうとする 謎の軍人。
果たして「私」は記憶を取り戻すことが できるのだろうか?
無事に島から脱出できるのだろうか?
※ハッピーエンドはありません
全てバッドエンド、メリーバッドエンドのみです
※作中に同性愛とも受け取れる表現がシナリオ上含まれる場合がございます
※恋愛ゲームではございません
登場人物
Character
クロア
記憶を失った少女。
大人しく控えめ でなんとか現状を
受け入れようとしている。
朧げだが研究所と いうものを
覚えている。
博士
クロアの兄で元軍 研究トップ。
研究所からクロアを連れて
逃げ出してきた。シアの力を借りて、
クロアと幸せ な日常を送ることを
夢見ている。
軍人
博士を研究所に連れ戻そうとする軍人。
自分にはもう博 士を諭すことは
できないとクロアに度々接触をはかる。
不思議な卵
奇妙な黒い卵。
研究所に保存されていた未確認生物。
博士とともに研 究所から脱出する。
覚醒のためにとにかく
食べ続けないといけない。
博士に「シア」と名付けられた。
無人島から脱出
シアのために20日間餌を集めよう
探索中、時には凶暴な島の生物が牙を向いてきます。
そんな時は勇気をもって立ち向かいましょう。
「帰らない」
普段の声色よりも低い声が博士の口から漏れた
「たとえ君でも俺から奪うことは許さない」
「……落ち着け、エーリッヒ。
ただお前が心配だっただけだ」
「心配? 違う、軍が心配してるのは
私という脳みそと知識がなくなることの
損失だろう」
「そして他国に漏れる、奪われる恐怖だけだ」
「軍は関係ない。ここにいるのは俺の意志だ」
「なら何故軍服を身にまとう?
なんのために?
俺がどう思うかも考えずに?
ハッ、浅はかにもほどがあるだろう」
「エーリッヒ!」
「僕を連れ戻すように指示されたな?」
これは黒い卵なの?
わからない。わからない。
【我に望んだ】
【故に、あれは生ける祭壇となった】
何を言ってるんだろう?
この卵は、なにを、なにをなにななに
なになななな
【我と永劫ともにあれ】
(ぜんぶ、わからないの)
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