概要
「The LEGO® NINJAGO® Movie Video Game」は、海外製のACTゲームです。タイトルの通り「レゴ」ブロックの主人公たちが敵と戦う作品です。
このゲームの最大の特徴は、やはり主人公や敵、そして乗り物や建物に至るまでいろんなものがレゴブロックで表現されているところです。すべてがレゴブロックだというワケではありませんが、「レゴのゲーム」というだけで他の作品とは違うというのがすぐにわかるでしょう。
ゲーム内では、ブロックを壊す場面がいくつもありますが、場合によっては通れない場所を通れるようにするため、破壊したレゴブロックを瞬時に再構築して、移動するための機械を作ることもあります。「ブロックがあらかじめ整形されているので組み立てやすい」というレゴブロックの特徴を生かしたシステムだといえます。
「Ninjago」は海外ではそれなりに認知されているようで、アニメも制作されていたようです。どうやら忍者とゴレンジャー系を合わせているらしいのですが、日本で認知されているものとはかなりかけ離れているようです。ゴレンジャー系のヒーローものを踏襲していますが、人数は6人のようですし、主人公は緑色で他には赤・黒・青・白・灰色などがいるようです。
そのため日本語の5(ご)を意味するGOだというより、単純に英語の動詞Goのほうが近いのかもしれません。
また冒頭ではあきらかに中国拳法の道場に主人公が向かうシーンがあり、ここでチュートリアルとして操作法を学びます。いわばアメリカなどから見たアジアごったまぜの作品シリーズといったところなのでしょう。
余談ですが、情報を集めるためにいろいろ検索していると、「Is Ninjago Japanese or Chinese?」という質問がヒットしました。私たち日本人からしたら、その質問自体が荒唐無稽なのですが、ある種アメリカなどの遠い地からどう見られているかを再確認するのもおもしろいかもしれません。
なおACTゲームとしては、意外におもしろい作品でした。日本でもキャラもののゲームは外しやすいといういわれがありますが、このゲームはサクッとコンボを極めて敵を倒せたので、そこそこの爽快さがありました。シューティング要素も映画のようでおもしろく感じられました。
ただ3Dの洋ゲーACTにありがちな、「マップをいろいろ移動させられすぎて、迷いやすい」もしくは「なにをしていいのかわからなくなる」といった点も、おそらくあると思われます(私は多少迷いました)。
またレゴブロックやコインが画面にたくさん表示されるので、画面を見たときに情報量が多めに感じられるかもしれません。そのためむしろ画面が少しゴチャついてるぐらい賑やかなほうが楽しいと感じる人にオススメできるでしょう。
オススメ度
「The LEGO® NINJAGO® Movie Video Game」のオススメ度は、Sランクです。Sランクは★が3つ(★★★)で、毎週のまとめ記事にて「オススメ」としてピックアップできるくらいのオススメ度を示します。
このゲームがSランクなのは、単純にACTとして楽しかったからです。
忍者はこんなんじゃないとか、なんで師匠が中国武術の人なんだとか、リーダーは赤だろうとか、いろいろと日本人にとっては気にかかるところがあるかもしれません。しかし外から見ると細かいところはあまり関係ないんだと、余計なことはあまり気にせずに遊べる方なら、かなり楽しめるゲームでしょう。
ゲームの情報
タイトル | The LEGO® NINJAGO® Movie Video Game |
開発 | TT Fusion |
オススメ度 | S<オススメ>:★★★(週間でのオススメ) |
リリース日 | 2017/09/23 |
価格 | \5,700 |
次元 | 3D(3次元) |
ジャンル | ACT/STG |
特徴 | レゴ/忍者/勧善懲悪/ロボットもの/ヒーローもの/中国拳法/COOP |
視点 | TPS視点 |
グラフィック | デフォルメ3D |
操作方法 | キーボード |
言語 | 英語/その他/マルチ/(日本語未対応) |
インストール | 必要 |
ファイル容量 | 17.2GB(2020/05/29時点) |
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【#1ツイゲームレビュー】「The LEGO® NINJAGO® Movie Video Game」
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人々を脅かすGarmadon!
みんなを守るため 戦えNinjago!レゴの世界で戦って
破壊したレゴを再構築して先へ進もう!STGあり剣劇ACTありの
はちゃめちゃレゴACT!#期間限定 pic.twitter.com/FSC7RzDsvL— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 17, 2020
補足
意外とACTがしっかりしている作品!
Legoブロックを含め、
コインのような回収アイテムが多く
画面内の情報がすごく多いゲームです😁あくまで
「海外から見たNinja」であって
日本の忍者ではないのは
踏まえておいたほうがいいかも😅すごいミックスされてます😄 pic.twitter.com/inZ0GEPhI2
— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 17, 2020
「Ninjago」は
TVのCGアニメとして放映されていたそうです。ちなみに名前にゴレンジャー的な
5の要素はあんまりないようで
むしろLegoのgoと
Let’s goとかのgoっぽいですしね。(そもそも6人いるし……)
主人公が緑で、
他には赤・黒・青・白・灰色
などがいるそうです。 pic.twitter.com/3undstvtq7— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 17, 2020
主人公は緑のLloyd(ロイド)。
冒頭ではなぜか
あきらかに中国拳法の道場で
Master Wu(マスター・ウー)と
チュートリアルをこなすことに。中国も日本も
いっしょくたかい! pic.twitter.com/gCfL15GP1w— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 17, 2020
おもしろいのは、
壊したレゴブロックを再構築して
新しい小型の機械を作れるところ。ちゃんと「レゴ」というオモチャの
特性をいかしてるんですね。↓破壊したLegoブロックを再構築して
花火ランチャーを作成しているところ。 pic.twitter.com/FkMieu1vVo— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 17, 2020