このゲームに一言キャッチフレーズをつけるとしたら?
概要
「There Are Ghosts In These Stalls」は、海外製のショートホラーゲームです。トイレの個室のなかだけで完結する独特な作品です。
3Dの「1マップ」方式
この「There Are Ghosts In These Stalls」は、いわば「1マップ」方式の作品です。トイレの個室だけで完結しているので、その個室の外やトイレの外の風景がまったく映らないゲームとなっています。
トイレから1歩も出ない
プレイしてみると とても印象的なのが、「移動キーがない」ことです。つまりトイレに座った状態で、まったくその場所から動かないのです。
通常3DのPCゲームでは、WASDキーを押せば移動できるようになっています。しかしどれを押しても動かないので、マウスで視点を動かすことしかできません。
ホラーゲームなどで「ただ歩いてホラー演出を見ていくだけ」の作品がありますが、これはそれよりさらにシンプルな「視線を動かすだけ」のゲームです。
ラクガキと異音
そのように視点を動かすだけなのですが、ゲームはラクガキを見つけていくことで進行します。
個室のドアに赤いマークが4つ書かれていて、マウスを使っていろいろな場所を見ていくと同じマークを見つけられます。これをすべて見つけることで、ゲームが進行していきます。
ゲームが進行していくと異音が発生したりしてビックリさせられます。シンプルながら「トイレにいるときの妙な不安感」をうまく利用したゲームだといえるでしょう。
言葉で説明すると煩雑ですが、動画を見ていただけると一番わかりやすいかもしれません。
サクッと遊べる
この「There Are Ghosts In These Stalls」の魅力は、手軽にサクッと遊べるところにあるといえるでしょう。
1マップなので遊びやすい短編
もともと1マップのゲームは短編になりがちですが、この「There Are Ghosts In These Stalls」はただ短いだけでなくちゃんとインパクトもあるので遊びやすい作品になっています。
英語を気にしなくてOK
しかも海外作品なのにゲーム内で英語がほとんど出てこないので、英語が苦手な人でも遊べるところもイイ点です。
操作はマウスだけで、左クリックと右クリックでズームができるようになっています。英語がわかってもこれ以上の情報は与えられないので、英語がわかる/わからないの差がほとんど生じないので気楽にプレイできますね。
オススメ度
「There Are Ghosts In These Stalls」のオススメ度は、Aランクです。Aランクは★が2つ(★★)で、通常の「#1ツイゲームレビュー」と同程度のオススメ度を示します。この「There Are Ghosts In These Stalls」がAランクなのは、やはりシンプルな短編だからです。短編だと、そうとう完成度が高くないとSランクには上がらないでしょう。
しかし短編とはいえインパクトのあるちゃんとしたゲームなので、動画を見るだけでなく自分で体験してみたい人がプレイしてみるのもイイかもしれませんね。
ゲームの情報
タイトル | There Are Ghosts In These Stalls |
開発 | Elisha |
オススメ度 | A<GOOD>:★★ |
リリース日 | 2020/07/09 |
価格 | 無料(寄付可能) |
次元 | 3D(3次元) |
ジャンル | ホラーADV |
特徴 | トイレ/1マップ/落書き/ショート/シングル |
視点 | FPS視点 |
グラフィック | デフォルメ3D |
操作方法 | マウス |
言語 | 英語(日本語サポートなし) |
インストール | 不要 |
ファイル容量 | 39.3MB<アーカイブ> / 122MB<解凍後>(Ver 0.2) |