【無料 海外ホラゲ】怪しいビデオが残された家……。早くこの家から逃げないと……。ナニカがオカシイ……。「DEMENTIA」

1.0
ジャンル:ホラー

このゲームに一言キャッチフレーズをつけるとしたら?

英語の実写ビデオをヒントにモンスターから逃げよう
Dementia by The Procrastinator
Psychological horror in the body of a dementia sufferer

概要

「DEMENTIA」は、海外製のホラーADVゲームです。奇妙な現象が発生する家から脱出する作品です。

ゲーム開始地点。暗い部屋だが、脱出する手がかりを探そう。

暗がりが多め

全体的に闇が多く、暗がりのなかを進んでいくことになります。アイテムとして懐中電灯を入手できますが、バッテリーの補充がほとんどできないらしい上、減りも早いので常時 闇を照らすのには使えません。

部屋によっては点灯されていない備えつけの電灯があるので、懐中電灯ではなくそちらを使うとバッテリーを節約できるかもしれません。

テレビとビデオデッキ。ビデオテープを見つけたら、使って見よう。

ホラー演出として光の効果もとりいれられているようですが、光源がどこからかわからなかったり、オブジェクトの隙間から光が漏れる様子がいかにもインディっぽかったりと、洗練されているとはいいがたいところがあります。

やや不親切なシーンも

特にこの懐中電灯のバッテリーもちの悪さがゲーム序盤の厄介な点になることがあります。真っ暗な場所を通過していくのですが、懐中電灯で照らさないと「今歩いているのか」「今壁にぶつかっているのか」すらほとんどわからない状況になってしまいます。

開錠のためのパスコード端末。コードは変化しないので、リスタート時は楽。

私が最初にプレイしたときは懐中電灯を手に入れてすぐに使い始め、この真っ暗な場所に入ったときにはほとんどバッテリーの残量がなかったため、結局リスタートすることになりました。

また何度かリスタートするなかで、懐中電灯にバッテリーを補充する際、手順がおかしかったのか適切に補充されず、結局まったく補充されずにバッテリー1個が無駄に消えたこともありました。

怪しい血の跡。まるで引きずったかのような……?

またゲーム内のヒントとして「ビデオ」があるのですが、これは字幕が表示されない上にボソボソと英語で話しているので、英語に慣れていない人にとってはかなり聞きとりづらいでしょう。

なおゲーム開始時、ローディングも少し長くかかるようです。ローディング時に「GAME TAKES A WHILE TO LOAD, PLEASE BE PATIENT.(ロードに少し時間がかかります。少しお待ちください)」と表示されるので、しばし待機すると始まります。

趣向は凝らされている

しかしゲームとしては趣向がこらされています。たとえばビデオが攻略のヒントになっている点です。ここは、ありきたりなテキストメッセージを確認して進めていくのではない差別化を図ったところかもしれません。

もう1つのベッドルーム。なにかヒントがあるだろうか?

また一部でループしているように感じられる場面があり、一度訪れた部屋でもフラグで挙動が変わったり家具の配置が変わっていたりします。気味の悪い「遊ばれている感」を味わえる部分です。

このようにアイディアや手法として、趣向を凝らしていて他のゲームとは異なるものを作ろうとしている印象は感じられます。

オススメ度

「DEMENTIA」のオススメ度は、Bランクです。Bランクは★が1つで、作りにやや粗いところが見受けられたりインディっぽさが強かったりするゲームが当てはまります。

このゲームがBランクなのは、全体的に「遊びづらさ」が目立ってしまっているからです。特に英語に壁を感じる日本人にとっては、「ボソボソ話すビデオの音声だけがヒント」というのは大きな問題です。

懐中電灯の無制限使用や、目標の明示などを盛り込んでいれば、Aには達していたでしょう。

ゲームの情報

タイトルDEMENTIA
開発The Procrastinator
オススメ度B<OK>:★
リリース日2020/04/29
価格無料(寄付可能)
次元3D(3次元)
ジャンルホラーADV
特徴探索/脱出/闇/雰囲気/疑似ループ/シングル
視点FPS視点
グラフィックシンプル系3D/デフォルメ3D
操作方法マウス&キーボード
言語英語
インストール不要
ファイル容量1.01GB<アーカイブ> / 5.45GB<解凍後>

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補足

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