一年ぶりに帰ってきたら、家族はどこへ行った? 「Gone Home」

1ツイゲームレビュー
海外製のFPS視点の探索系ゲーム「Gone Home」の紹介記事です。

ダウンロードサイトのURL:
Gone Home - 再び帰ろう
時は1995年6月7日、午前1時15分。海外で一年を過ごし、久々の帰宅。家族が 出迎えてくれるかと思ったのに、家はもぬけの殻。何かおかしい。皆はどこへ?そして、ここでいったい何が…?インディー開発チーム”The Fullbright Company”がお届けするストーリー探索ゲーム、『Gone Home』をプレイして、...

タイトルGone Home
開発The Fullbright Company
オススメ度A<GOOD>:★★(#1ツイゲームレビュー)
リリース日2013/08/13
価格\1,480(Steam)、\1,580(Epic Games)
次元3D(3次元)
ジャンルADV/ウォーキング
特徴女性主人公/探索/ナレーション/ストーリー重視
視点FPS視点
グラフィックリアル系3D
操作方法マウス&キーボード/コントローラ
言語日本語(字幕)/英語/その他
インストール必要
ファイル容量3.00GB(2020/04/03時点)

ツイート

ツイートより概要を読みたい方は、こちらで飛ばせます。

補足

概要

本作は、「Epic Games」の無料配信ゲームの1つでした。有料のインディゲームが(ときにはメジャーなゲームも)1週間ほどの期間限定で無料DLできる素晴らしい宣伝です。私はこの「Epic Games」での無料配信ゲームもレビューしていますが、期間が過ぎてしまうと無料ではなくなる点にはご注意ください。もし無料配信ゲームを知りたい場合は、公式サイトを見たり「#1ツイゲームレビュー」のハッシュタグを確認したりしていただけると幸いです。

「Gone Home」は、海外製の3D探索ゲームです。ホラーゲームっぽい雰囲気ですが、どちらかというとヒューマンドラマ系の物語です。

本作の特徴は、ナレーションを聞きながら進めていくという点です。厳密には、メモや書類などを読んでいくことでナレーションがつけられ、それによってストーリーを理解していくというスタイルです。そのため根本的なゲームシステムは「ウォーキングシミュレーター」です。

広い家のなかを探索して回り、いろいろなオブジェクトやメモ、文書を見ていき、それを通してストーリーを理解していきます。そのためACTやホラーのような劇的で衝撃を受ける展開はありません。一家に起こった出来事を追体験していくことで、いろいろと感じ考えながらゲームを進めていくタイプの作品です。

ウォーキングシミュレーター

本作の根本システムは、ウォーキングシミュレーターであることを述べました。実のところこれはけっこう難しい問題です。まず「シミュレーターはゲームか?」という問いがあり、そして「ウォーキングシミュレーターはゲームか?」という問いがあるからです。

ここで議論を展開させるつもりはありませんので、おおまかに「グラフィックやオブジェクトを見て回るシステムを楽しめるなら、本作を楽しめる素養が充分にある」、そうでなければ拍子抜けしたりガッカリしたりする可能性がある、と説明しておきましょう。

もう少し踏み込んだ説明をすると、たとえばゾンビが歩き回る世界を3Dで作り上げたとして、そのゾンビが襲ってくるとかプレイヤーに干渉してくるという要素がないのが「ウォーキングシミュレーター」です。あくまでウォーキングシミュレーターは景観などを見て回るのが目的なので、ゾンビが襲ってくるようなことがあれば「ACTゲーム」に変わってしまうからです。

オススメ度

「Gone Home」のオススメ度は、Aランクです。Aランクは★が2つ(★★)で、通常の「#1ツイゲームレビュー」と同じくらいのオススメ度です。

本作がAランクなのは、全般的にウォーキングシミュレーターはゲーム性に乏しいと判断できるからです。これは少し雑ですが、「地味」ともいいかえられます。戦ったり時間をかけて乗り越える楽しみを感じたいときにはウォーキングシミュレーター以外を選ぶのが順当です。

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