治験に参加したら化け物が! これは夢か現か……? 「We Don’t Talk About It」

1ツイゲームレビュー
精神的な恐怖を扱った海外製のホラーゲーム「We Don’t Talk About It」の紹介記事です。

ダウンロードサイトのURL:
We Don't Talk About It by Michael Bonardi
Art-horror game about how hard it can be to express yourself
タイトルWe Don’t Talk About It
開発Michael Bonardi
オススメ度S<オススメ>:★★★(週間でのオススメ)
リリース日2020/03/31
価格無料(寄付可能)
次元3D(3次元)
ジャンルホラーADV
特徴精神的恐怖/バグ的表現/モンスター/実写映像/精神世界/自作音楽/シングル/Unity
視点FPS視点
グラフィックローポリゴン3D
操作方法マウス&キーボード
言語英語
インストール不要
ファイル容量93.1MB<アーカイブ> / 229MB<解凍後>

ツイート

ツイートより概要を読みたい方は、こちらで飛ばせます。

補足

概要

「We Don’t Talk About It」は、海外製のホラーゲームです。やや支離滅裂な展開が特徴の作品です。

本作は精神的な恐怖をメインで演出しており、気持ち悪さや不気味さを感じられる作風となっています。グラフィックは初代PlayStationを意識したレトロなローポリゴンですが、巧みにホラー演出が行われているのでしっかりと不気味に感じられるでしょう。

ストーリーは、冒頭では大学生の主人公が上がった授業料をなんとかするために、自分の通う大学の薬の治験に参加するところから始まります。Two-way monitor(刑事ドラマの取り調べなどにあるような、片側から一方的に覗けるタイプのガラスのようなモニター)で監視されながら、テープを再生して流れてくるランダムな数字(を呟く音声)を聞き続けることになります。

薬を服用したからか別の理由があるのか、かなり突飛な展開がそこから繰り広げられていきます。モンスターが登場したりバグ的表現が繰り返されたりするので、主人公か誰かの精神世界に迷い込んだ気分になっていきます。途中でメモや解説文などを英語で読み進めるところがありますが、おおむねゲームを進めて展開を体験していくだけでも奇妙さがわかるでしょう。

1つだけ注意喚起をしておきたいのは、終盤で実写の映像が使われているシーンがあります。そこで異常な形式ではないものの、流血表現がある映像が使われています。実写で血が映っている(実際の血なのか血糊なのかはわかりません)ので、不快に感じる方がいるかもしれません。ご注意ください。

オススメ度

「We Don’t Talk About Itのオススメ度はSランクです。Sランクは★が3つ(★★★)で、毎週のまとめ記事にて「オススメ」としてピックアップできるくらいのオススメ度を示します。

本作がSランクなのは、演出が巧みだからです。今の時代でローポリゴンを扱い、こうした気味悪さを表現できるのは素晴らしいといえます。上記した流血表現でマイナス評価を加味した上ででも、Sランクに分類できるでしょう。

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