概要
「Smalls Island Woes」は、海外製のホラーADVゲームです。ある小島の灯台を調べる主人公が何度も島に来るうちに、状況がおかしくなっていく精神的なホラーを扱った作品です。
このゲームのシステムはとてもシンプルで、基本はウォーキングシミュレーターとして「歩くだけ」です。もちろん調べることはとても重要ですが、戦闘や謎解きのようなものはしなくてもエンディングに辿り着けます。
ホラーとしてより深く楽しみたいなら、住人たちとの会話はたしかに重要です。しかし単にゲームをクリアするだけなら、開始地点の船着き場から島の奥の灯台へ向かい、上へ昇って機械を調べて戻るだけで問題ありません。
むしろこうした手軽さから、前情報なしにプレイするときはこのゲームの「目的」がわかりづらくなっているともいえます。逆に要点だけをまとめると、クリアするには灯台の機械を調べて帰るを繰り返すだけです。そしてこのゲームをホラーとしてもっと楽しみたいなら、島の住人たちに話しかけたりいろんなところを調べたりすればいいのです。
英語のゲームなので、英語が苦手な人には少し伝わりづらいところがあるかもしれません。しかし住人の見た目など雰囲気でわかる部分もプレイしていくうちに変化するので、それを見るだけでもホラーとして楽しめるでしょう。
オススメ度
「Smalls Island Woes」のオススメ度は、Aランクです。Aランクは★が2つ(★★)で、通常の「#1ツイゲームレビュー」と同程度のオススメ度を示します。
このゲームがAランクなのは、ウォーキングシミュレーターとして歩くだけのシステムが、やはり全体的に本作を地味にしているといえるでしょう。たとえば灯台を調べる度に給料がもらえて、そのお金を使うことで別のホラーを体験することになるなど、違った要素があればSランクになったかもしれません。
しかしループもののように何度も繰り返しているうちに、だんだんホラーへと変わっていく様子は昔から効果的に使われている手法です。このゲームでも効果的だったことは、プレイすればわかるでしょう。
ゲームの情報
タイトル | Smalls Island Woes |
開発 | kensho |
オススメ度 | A<GOOD>:★★(#1ツイゲームレビュー) |
リリース日 | 2020/04/14 |
価格 | 無料(寄付可能) |
次元 | 3D(3次元) |
ジャンル | ホラーADV |
特徴 | 疑似ループ/雰囲気/精神的恐怖/シングル/ショート/ウォーキング |
視点 | FPS視点 |
グラフィック | ローポリゴン3D/デフォルメ2D/疑似3D |
操作方法 | マウス&キーボード |
言語 | 英語 |
インストール | 不要 |
ファイル容量 | 100MB<アーカイブ> / 448MB<解凍後>(Version 1.01) |
ツイート
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【#1ツイゲームレビュー】「Smalls Island Woes」
無料でDLできます↓https://t.co/LVqsiLHgcO
小さな島の灯台を
チェックしに行こう!住人たちも好意的!
最初のうちはね……訪れる度に
不穏になっていくホラーADV。#無料ゲーム pic.twitter.com/uVIvDh6hCc— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 9, 2020
補足
すごくシンプルなADVです!
みんなに話しかけて
灯台へ行って機械を調べたら
あとは帰るだけ!それを繰り返せば
いずれ不穏になっていきます……。— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 9, 2020
島に入る前に
「何週め」かが表示されます。灯台チェックを続けると
これが進んでいって
ホラーっぽく変化していきます。 pic.twitter.com/LfALdxJsZa— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 9, 2020
ちょっとだけマウスの
視点移動がききづらいかも?インディ3Dゲームでは
たまーにある現象ですね。本作はさほど大きく移動したり
キョロキョロ見て回ったりしないので
あまり致命的ではありません。— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 9, 2020