【無料ゲーム】あなたは記憶喪失です。カウンセリングをしましょう。どんな夢を見ましたか? あなたはなにをしてしまったか思い出したいですか?「ジエガゴ / わたしはだれ?」

1ツイゲームレビュー
ビジュアルノベルのスタイルで、記憶喪失になった主人公がカウンセリングを受け、ちょっとしたホラー演出を交えながら記憶をとりもどしていく和製ADVなゲーム「ジエガゴ / わたしはだれ?」の紹介記事です。

ダウンロードサイトのURL:
ジエガゴ / わたしはだれ?:無料ゲーム配信中! [ふりーむ!]
「ジエガゴ / わたしはだれ?」:記憶喪失のあなたがカウンセラーと自分探し

概要

「ジエガゴ / わたしはだれ?」は、日本製のビジュアルノベル系ADVです。記憶喪失の主人公(プレイヤー)が3日間カウンセリングを受ける作品です。

いろいろな設問が繰り返される。ほぼ主人公=プレイヤー。

「メモ」という名前のドット絵のキャラが、記憶のない主人公に対して心理テストのようなカウンセリングを続けていきます。主人公はキャラ絵などがないので、おおむね「主人公=プレイヤー」と見なして問題ないでしょう。「メモ」は全文ではありませんが、ボイスつきのキャラとなっています。

心理テストに答えるような形式で、カウンセリングに応じていく。

このゲームはフェイクものというわけではないものの、微ホラー的な展開があります。質問に答えていくと、画面にノイズが走っていきます。さらに続けていくと、ノイズがどんどん酷くなっていきます。

進めていくとノイズが酷くなる。メモの落ち着きようが、むしろ不気味。

しかしホラーといえそうな演出はそれくらいのもので、いわゆる「フェイクもの」の「最初はプレイヤーに別の健全なジャンルのゲームだと思わせておいて、途中でホラー展開にする」という「別のジャンルに勘違いさせる」という要素が特にないので、フェイクものとは分類しにくいでしょう。

さらに進めると、ノイズはさらに酷く……。怪しさバツグン。

エンディング

画面の左下には「α:0」といったふうにα、β、γとギリシャ文字と数字が並んでいます。選択肢をえらんでいくとそれに対応した数字が増えていくようです。つまり1つの設問に3つの選択肢があり、どれかをえらぶとαが1増加し、別のものをえらぶとβが増加し、残ったものをえらぶとγが増加するといった具合です。

αが4の状態。このままだとエンドαのルートに行く可能性が大きい。

この数値はエンディングに影響してきます。このゲームはマルチエンディングで、(公式の解説でエンド数が明記されていないので細かくはわからないものの)少なくとも3つ存在し、それぞれエンドα・エンドβ・エンドγがあります。

αがグレーアウトしている。αエンドを見るとこうなる。

なお3日間のカウンセリングを終えると、いずれのルートに到達したかにかかわらず結果を「受け入れる/受け入れない」が問われます。「受け入れない」をえらぶと最初からやり直します。望んだようにα・β・γに数字を振り分けるよう選択するのはそこそこ難しいので、実質的に「一度到達したルートになってしまったから、タイトル経由を省略する」といった選択肢になるでしょう。

またα・β・γのエンディングを見終えると、メモからのメッセージの後にエンドロールが流れます。実質的にこのゲームをクリアした証といえますが、裏エンドのようなものがあるかないかは定かではありません。

オススメ度

「ジエガゴ / わたしはだれ?」のオススメ度は、Aランクです。Aランクは★が2つ(★★)で、通常の「#1ツイゲームレビュー」と同程度のオススメ度を示します。

このゲームがAランクなのは、小品ながら微ホラーなノイズ演出やエンディングによって答えが変わるシステムなど、なかなかおもしろい内容になっているからです。

グラフィックでもっと凝ったり、エンディングでの展開をもっと劇的にしたりすれば、Sランクまで上がった可能性もあります。作者の方が商品としてコストを小さいまま開発する目的で作ったのならば、このままでもイイのかもしれません。

ゲームの情報

タイトルジエガゴ / わたしはだれ?
開発よじすぎ
オススメ度A<GOOD>:★★(#1ツイゲームレビュー)
リリース日2020/05/09
価格フリー
次元2D(2次元)
ジャンルビジュアルノベル/ADV
特徴カウンセリング/心理テスト/バグ的表現/ノイズ/微ホラー/シングル/マルチエンド
視点
グラフィックデフォルメ2D
操作方法マウスorキーボード
言語日本語
インストール不要
ファイル容量87.1MB<アーカイブ> / 245MB<解凍後>

 

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補足

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