
概要
「しろいひと」は、日本製のADVゲームです。鬱テイストが強めの暗い作品です。

「しろいひと」は、なぜかずっと家にいる。外には出ないらしい。
主人公は寡黙な生徒で、家と学校を行き来しています。家には主人公に語りかけてくる「白い髪の人物」がいます。主人公と同年代と思われますが、素性は不明です。このキャラクタがタイトルの「しろいひと」でしょう。

サヤの学校。いつも絵を描かされている。
学校で主人公は閉塞的な毎日を過ごしているようで、自分の意見を強く主張できず他人に流されたり、同級生から冷たくあしらわれたりしているようです。同級生を含めたモブキャラたちは顔すらありません。

そしてなぜかサヤの絵は、いつもどこかオカシイ。
授業では連日 絵を描くこととなり、主人公はやや奇妙に見える絵を描き続けます。おそらく主人公の鬱屈した内情を表現しているのでしょう。
他人に流される主人公の性格を表現するものとして、「選択肢のない選択肢」も登場します。通常のRPGなどでなら「どうやっても避けられないイベント」を表現するときに使われやすいのですが、ここでは主人公の「頼まれると断れない性格」を表しているようです。

久しぶりに会った友達。かなり気さくに接してくる。
いわゆる「日本製のフリーゲームによく見られる鬱系のストーリー重視ゲーム」といった印象が強い作品です。心理描写がほとんどなく、むしろわざと主人公などの心情の吐露などを意図的にのぞいたような展開になっているので、人によっては正解がわかりにくいと感じるかもしれません。
オススメ度
「しろいひと」のオススメ度は、Bランクです。Bランクは★が1つで、通常の「#1ツイゲームレビューα」と同程度のオススメ度を示します。
このゲームがBランク扱いなのは、ゲーム性に乏しいADVゲームだからです。鬱系だからという点もありますが、そこはあまり大きくありません。
特に本作は寡黙で内面を明かさない主人公のお話なので、プレイヤーが「答え」を見つけにくい物語になっています。そのため「ゲーム性が乏しい」かつ、「物語の正解がわかりにくい」というゲームになってしまっています。
必ずしも制作者の用意した答えがわかりやすいようになっていないといけないわけではありませんが、少なくともゲームである限りは「ゲーム」として遊べるようになっていると、Aランクになっていたかもしれません。
ゲームの情報
| タイトル | しろいひと | 
| 開発 | 少女奪え | 
| オススメ度 | B<OK>:★(#1ツイゲームレビューα) | 
| リリース日 | 2020/06/20 | 
| 価格 | フリー | 
| 次元 | 2D(2次元) | 
| ジャンル | ADV | 
| 特徴 | 鬱/病み/学校/雰囲気/シングル/ウディタ | 
| 視点 | 斜め見下ろし | 
| グラフィック | アニメ調2D/デフォルメ2D | 
| 操作方法 | キーボード | 
| 言語 | 日本語 | 
| インストール | 不要 | 
| ファイル容量 | 34.6MB<アーカイブ> / 43.3MB<解凍後> | 
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【#1ツイゲームレビュー】「しろいひと」
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彼の家にはしろいひとがいる。
落ち着いて話す彼の理解者。だけど彼は学校では無口で、
自分のいいたいこともいえない。ずっと孤独で
じんわり暗い鬱系ADV。#無料ゲーム pic.twitter.com/h0nKwowLmW— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) June 29, 2020
補足
いかにもフリーゲームらしい鬱ゲー。
人によっては
まったく受けつけなさそうなテイストです。個人的にはこういうのもアリなので
作者の人はなにを表現したかったのか
いろいろ考えられる作品。 pic.twitter.com/4vZuKyWXlc— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) June 29, 2020
全体的に探索というほど探して回りませんし
選択肢もえらべるほど現れないので
けっこうゲーム性は低めかも。ストーリー重視の鬱ゲーが
お好きな人はぜひどうぞ。— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) June 29, 2020
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PHPは少し時間がかかるのです……。— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) June 29, 2020

