ゲームにはいろいろ種類があり、3DゲームやPvPに疲れてしまうことは少なくありません。私はそんなとき、ブラウザゲームやFLASHゲームなどをプレイして気を紛らわせることがあります。
海外ではいろいろなFLASHゲームサイトがあり、私はそのなかでも「Kongregate」というサイトをときおり利用します。たくさんのFLASHゲームが無料でプレイできるため、暇をつぶすのにはうってつけです(ブラウザゲーム系は、ゲーム自体は無料ですが広告で収入を得るケースが多いようです)。
ただこうしたサイトのちょっとしたデメリットは、多くが海外製であるために英語のゲームが多いことです。しかし多くは中学生英語などでも理解できるものなので、あまり肩を張らずに「わからなかったらそのとき」ぐらいでもいいかもしれません。
先生!
わたしが自己紹介するときは
「Kokoro Hurts」でいいですか?!
それだと
「ココロは痛い(痛めている)」
と誤解されかねませんね……。
ああ、でもたしかに
ココロはイタイヤツだから
合ってんじゃね?
どういう意味だ!
ダイビング・フット・スタンプ!
(肋骨のきしむ音)
ぐぎゃあああああああ!!!
またかあああああああ!!!
雉も鳴かずば撃たれまいに、
というやつですね……。
話がそれましたが、今回お話するのは「scriptwelder」という作者がつくった「Deep Sleep」というシリーズのFLASHゲームです。
いわゆる「ポイントアンドクリック(Point and Click)」とよばれるAVGで、画面内をクリックしてアイテムを見つけたりヒントを探したりする探索ゲームです。シリーズは1作め「Deep Sleep」、2作め「Deeper Sleep」、3作め「The Deepest Sleep」という3部作です。タイトルはディープとスリープで韻を踏んでいるのかもしれませんね。
探索ゲームはひどいものだと1ドットをクリックできないと進めなくなる極ムズのものがありますが、このゲームはそこまで難しいものではありません(初めてだと詰まるところがあるかもしれませんが)。しかしこのゲームは、チェックできる箇所があるとカーソルが変化するので、いくらか探索しやすいかもしれません。
昔のFLASHゲームならTABキーを押すと、クリックできる箇所が黄色く浮き出たものですw さすがに最近のFLASHゲームはそうしたところに対策が講じられていますが、そんなズルをしなくてもちょっと頑張ればクリアできる程度の難易度です。
ちなみにこのエントリを書くために久方ぶりにプレイし直してみましたが、内容をあまり覚えていないにもかかわらず20分程度でクリアできました。
ややトリッキーな部分があるとすれば、ゲームシステムや難易度というよりストーリーでしょうか。いわゆる「殺人鬼が襲ってくる」とか「幽霊に追いかけられる」といった恐怖感を演出しているものとは少し違うので、ホラーものとして「背筋が凍りつくような恐怖を味わいたい」という場合には不適切です。むしろ「気楽に遊べる探索ゲームをちょこっとやってみたいな」という気分で、1作めをプレイしてみて気に入れば続編をプレイするような感覚で充分かもしれません。
このDeep Sleepシリーズは、衝撃作や記憶に残る作品ではないかもしれません。しかし雰囲気は充分ですし、適度な難易度で「探索ゲームってこういうもんだったな」というのを思い返すのにはうってつけかもしれません。