【攻略】「Location Withheld」をクリアしよう!【暫定情報】

グラフィックボード

前回、海外製のインディーホラーゲーム「Location Withheld」をご紹介しました。
今回はこの「Location Withheld」の攻略情報をまとめていきましょう。

攻略情報ではなく紹介情報をご覧になりたい方は、こちらのエントリをご覧ください。

【ホラゲ】奇妙な事件が多発しているらしい…… 「Location Withheld」【パズル】
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現在判明しているエンディングは4つ。「Ending A」「Ending B」「Ending C」「Ending F」です。それぞれのエンディングに到達する分岐条件と、ゲーム内の各パズルを解く方法について解説していきます。
なお「ヒントだけでいい」という方のためにまずはパズルを解くうえでネタバレを避けたヒントを提示し、その後の項目でパズルを解く方法と答えを掲載しています。また誤って答えを閲覧する可能性を下げるために、答えについては最後に掲載しています。ヒントだけを見たい方はお気をつけください。

自力で解きたい人のための「ヒント」

「Location Withheld」内で入力するコードや番号は3種類あります。

  1. PC内の「DATABASE(データベース)」へのアクセス用パスワード。
  2. その「DATABASE」内の「File Code(ファイルコード)」。
  3. 「SAFE(金庫)」の番号。

この3種類のパズルのヒントについて確認していきましょう。

PCのパスワード(のヒント)

最初のPCのパスワードについては、あまりヒントは要らないでしょう。答えがすぐ傍に用意されているからです。
またこのパスワードについてはヒントというヒントがなく、ほとんど答えになってしまうので、自力で解きたい方はここだけでも情報なしで攻略してみてもいいかもしれません。


PCのパスワードの情報は、すべてPC内に入っている。

それでもあえてネタバレの少ないように情報を小出しにするなら、「PCを細かく見ましょう」というアドバイスになります。
最初にPCを起動すると、「ごみ箱(Recycle Bin)」と「RFPDデータベース(RFPD DATABASE)」、そして右下に日付が表示されます。データベースのほうにパスワードを入力するため、大事なのはごみ箱の中身と日付です。
……これ以上は、本当に答えを示していることになってしまうため、控えておきましょう。

データベースのファイルコード(のヒント)

PCのパスワードを正確に入力できると、データベースがファイルコード(File Code)を要求する画面が現れます。おそらく行き詰った人の多くが、ここで苦労したのではないでしょうか? 実際に私もプレイしてみて、時間がかかってしまった箇所です。

ここで必要な行動は、「解読」です。部屋のなかにとあるコードが存在するのですが、それを用意されている解読方法を使用して変換・解読する必要があるのです。

  1. コードを発見する。
  2. 解読方法(変換方法)を発見する。
  3. その解読方法(変換方法)に従い、コードを解読・変換する。
  4. PCのデータベース画面に解読・変換したコードを入力する。
  5. 正解ならOK!

以上の段階を踏むことで、次の段階へ進めます。おそらく解読方法を発見するのは苦ではないでしょう。部屋を隅々まで探せば、見つけることは難しくありません。
問題は、1の「コード」を発見することと、それを3で正確に「解読」することです。実のところ厳密には英語があまりわからずとも、コードの発見と解読はできます。なぜなら「コードは明確に『code』という名称とともに併記されている」のでコードの発見はさほど難しくなく、解読は「英語の理解力ではなく推測する能力がものをいう」からです。

まずコードを発見するためには、いろいろなものに目を通してください。そうしているとあるものを発見することができるでしょう。そのなかで「code」という名称を見つければ、そのすぐ傍に「あきらかにコードと思われる文字と数字の羅列」がみつかります。英語の単語として不自然なので、気づいてしまえば「どうして見逃していたんだろう?」と不思議に思うことでしょう。
コツとしては、ゲームシステムとして「スペースキーを押すことで、手にしているもののテキストが表示される」という行動があるので、利用してみてください。この機能に気づかないでいると、紙面などの潰れたアルファベットを読むことになるので誤読や疲労に繋がってしまいます(実際のところ私は周回しているうちにやっと気づきました)。

おそらくこのゲーム最大の難関は、見つけたコードを解読・変換する作業でしょう。これについても、実のところ解読方法をしっかりと読みこめば理解できます。ヒントはすべて開かれているのです。大事なのは想像力と、固定観念を捨てることです。
こうしたゲームのパズルや解読というのは、えてして大仰なものではありません。わかってしまえば、「なんでこんなのを使うんだ?」と感じられるような、「無意味」に見えるものです。「そいか」という元のコードを「OBF」というコードに変換するようなものです(あいうえお順をABCアルファベット順に並べると、こう変換できます)。「なぜ『そいか』というコードを使うのか?」「なぜあいうえお順をアルファベット順に変換するのか?」という意味はそこにありません。これは単に「簡単に読み取られないようにわざと難しくしている」だけなのです。
そのためこうしたゲームのパズルでは、「無意味な方向に考えることができるほうが解きやすい」ということがあります。このコード変換もそのひとつです。

このヒントでは、なるべくネタバレを避けて「自力で解きたい方」のために情報をはぐらかしています。もし答えを知りたい場合は、下の「データベースのファイルコード(の答え)」の項目をご覧ください。ネタバレ防止を考慮せずに、完全な解き方を説明しています。

金庫の番号(のヒント)

さて、コードを変換することはできたでしょうか。コードを入力すると、急にいろいろなことが発生します。とりあえずすぐさまエンディングになってしまうことはありませんので、状況を打破するために情報をもっと集めましょう。

このときに重要になってくるのが、部屋の後ろ側に置いてある「SAFE(金庫)」です。この金庫を開けるための番号は、ファイルコードのときのように変換する必要はありません。その代わりに部屋のなかにあるいろいろな情報から、正しい番号を選ぶ必要があります。どれを選ぶべきか、すでにメッセージはゲーム内に用意されています。

そのメッセージがどこにあるかのヒントは、「どう状況が変わったか?」という点にあります。ファイルコードを入力した後、いろいろなことが発生しました。そうした出来事が発生して、なにがどう変わったのでしょうか? 変化前と変化後で大きく変わったことがあるはずです。少なくともそれは「探さないと見つからないもの」ではありません。むしろ「探す必要がなくすぐ目の前にあるから気づかないもの」です。

これについても、ヒントを出すのは少し難しいといわざるをえません。最初のパスワードのときのように、見つけてしまえばどうということのないものだからです。
いざとなったら、しらみつぶしで部屋のなかにあるものすべてもう一度調べてみるのもいいかもしれません。

以上がこの「Location Withheld」を攻略するためのヒントです。

エンディングの分岐

次はエンディングの分岐について見ていきましょう。これまでのパズルの「ヒント」に続く「答え」は、エントリの最後に掲載しています。

現在確認されているエンディングは、前述の通り4つです。
ここからはパズルの答えをご覧になるときと同様、ネタバレをご承知でご覧ください。

エンディングA

エンディングAはどうやら、モンスターを追い返すことができた場合の結末のようです。
分岐としては順当にパズルをすべて解いて、モンスターを登場させた後に銃をモンスターに向けて撃つと成功するようです。

このとき銃の向きには少し気をつけてください。3Dゲームでアイテムを回転させるのは難しいことがあり、この「Location Withheld」も独特の操作感で、思うようにいかないこともあります。また向きによってはエンディングが変わることになるため、しっかりとモンスターに銃口を向けることを意識してください。

銃を打つには、「BARREL(銃身)」を開けて、弾をこめて、「HAMMER(撃鉄)」を起こしてから、「PULL TRIGGER(引き金を引く)」を選ぶことで発砲できます。最後の引き金を引くときに銃口がどこを向いているかが大事になります。

エンディングB

モンスターが登場してから、明確な対処法を打たずにしばらく時間が経過すると、エンディングBに到達します。これは金庫に触れずただじっとモンスターを見ているだけでも1分ほど放置することで辿り着けますし、銃を取り出してからでも放置することで到達できます。ただしどうやら銃を取り出した後のほうが時間は短いようですので、前述のエンディングAに到達するには、銃に弾を装填してモンスターに向けて発砲する流れをスムーズにする必要があるようです。

このエンディングではモンスターに襲われたことが明確に提示され、おそらく主人公(プレイヤー)とおぼしき男が、顔のパーツを失って倒れている様子が描かれます。
このとき画質を高く設定していると、ブラインドの影が描画されるため、倒れている様子がわかりにくくなってしまっているようです。しっかり確認したいならば、あえて設定を下げておいたほうがいいでしょう。


最高画質「Ultra」での設定。ブラインドの影である斜線が描画されている。


低画質「Low」での設定。ブラインドの影が描画されず、全体的にやや明るい。

エンディングC

モンスターが登場して金庫から銃を取り出して弾を装填した後、モンスターとは別の明後日の方向に発砲すると、エンディングCに辿り着きます。
「YOUR FATE IS SEALED…(あなたの運命は秘匿された……)」というメッセージと共に、エンディングCに到達したことが示されます。

またモンスターが登場する前の明るい状態でも、金庫から銃を取り出して弾を装填後、誰もいない方向へ発砲することで、やはりエンディングCに到達します。

エンディングF

エンディングFはモンスターの登場に関係なく、明るい状態からでも金庫から銃を取り出して、「自分に向けて発砲する」ことで到達できます。モンスターが登場する前でもした後でも、銃を自分に向けて発砲することでエンディングFとなります。

以上が現在確認されている4つのエンディングです。

事件ファイルの詳細

ストーリーを理解するために、事件ファイルの詳細についても掲載しておきます。少し意訳を含みますが、和訳してありますのでご参照ください。

No.1

Case No. [REDACTED]                                                  Date 1-1-1982
Officer Rep. Jeff Monsel

Incident
Todd Bridges was inexplicably found in the bathroom of his local residence in Lander, Wyoming. His face was unexplainably completely missing with no sign of any injury or incision marks that could imply surgery. There is currently no explanation as to how this could, in any way, be possible.

Victim Details
Name: Todd Bridges                        Age: 23
Occupation: N/A                             PoB: Lander, Wyoming
Birthdate: 11-12-1958                     Time of Death: 1:12pm
Criminal Record: Unpaid parking ticket

Notes
Picture of Todd attached. Many of us in the office are scared due to the inexplicable nature of this case. I’m not one to buy into the superstition floating around; however, this could very well be unlike anything anyone has ever seen before, so it is probably best this doesn’t become too public.

事件No.[削除済]                 日付:1982年1月1日
署員代表 Jeff Monsel

事件
Todd Bridgesは不可解なことにワイオミングはLanderにある彼の住居のトイレで見つかった。彼の顔はどういうことか、手術を示すいかなる負傷や創傷の痕跡もなく完全に消失していた。どのようにすれば(どんな方法であれ)可能なのかという説明は今のところ見つかっていない。

被害者の詳細
名前:Todd Bridges                        年齢:23
職業:データなし                            出身地:ワイオミング州Lander
誕生日:1958年11月12日                死亡推定時刻:PM 1:12
犯罪履歴:交通違反の未払い

付記
Toddの写真は添付の通り。この事件の不可思議さのため、署の多くの者が気味悪がっている。私はささやかれる推測に入れ込むような人間ではない、しかしながら誰かが経験したことのあるよくあるものではないことは確かであり、衆目にさらされるのは避けるのが最善だろう。

No.2

Case No. [REDACTED]                                                  Date 2/3/1985
Officer Rep. Audery Miller

Incident
Similarly to the Bridges case, the victim was discovered dead without an inherent cause. Susan was found on her bedroom floor missing her right eye and left eyebrow. There are signs of distress before death as her right hand is grasping onto her face. Inexplicably, however, her thumb, pointer, middle, and ring fingers are all lodged within her face. Removal proved to be possible, revealing strange indentions on the face coated with an outer layer of skin; however, some of this skin was torn from said removal.

Victim Details
Name: Susan Richards                                   Age: 19
Occupation: Gas Station Clerk                       PoB: Gillette, WY
Birthdate: 1/5/1966                                      Time of Death: 3:58 PM
Criminal Record: N/A

Notes
The fact that the Bridges case was not an isolated incident has completely reopened investigations and scared reasonability out of the office. This entire situation has warped my perception of reality, and I haven’t been sleeping. We all hope there is an explanation for this. I have been thinking in numbers. A photo of Susan’s corpse is available on the new police database under the code CwX23b The Standard decryption method should work.

事件 No.[削除済]                日付:1985年2月3日
署員代表 Audery Miller

事件
Bridgesの事件と似て、これといった死因のないまま死んでいる被害者が発見された。Susanは彼女の寝室の床で、右目と左の眉が消失した状態で見つかった。死の前に苦しんだ様子があり、右手で顔を覆っている。しかしながら不可解なことに、親指、人差し指、中指、薬指がすべて顔に突き刺さっている。取り外しは不可能であり、顔を覆う皮膚の外層の奇妙な歪みを露出させることになるのだと判明した。しかしながら先述の取り外しから皮膚はいくらか裂けてしまった。

被害者の詳細
名前:Susan Richards          年齢:19
職業:ガソリンスタンドの事務員     出身地:ワイオミング州Gillette
誕生日:1966年1月5日          死亡推定時刻:PM 3:58
犯罪履歴:データなし

付記
Bridgesの事件が単一の事件でないという事実により、完全に捜査は再開され、署外の日常性を脅かしている。この状況のため私の現実感覚は歪んでしまい、眠ることができずにいる。私たちは皆、この件への説明を望んでいる。私は数字について考えを巡らせている。Susanの遺体の写真は新しい署のデータベースで、通常の解読方法で扱えるコード「CwX23b」のもと使用できる。

No.3

Case No. [REDACTED]                                           Date 08/01/93
Officer Rep. Andrew Philly

Incident
Connor Ward was discovered on the floor of his residency completely missing his eyes and mouth. In the place of these areas, there is standard, unharmed human flesh. There is no discernible cause of death or apparent damage to the body.

Victim Details
Name: Connor Ward                                  Age:21
Occupation: Bartender                               PoB: Solvang, CA
Birthdate: 02/18/72                                  Time of Death: 1:32 PM
Criminal Record: Mild Assault

Notes
Just like the previous two cases. I honestly didn’t want to believe they were real. Picture Attached. Looking back over this document I’ve noticed a lot of strangely placed dots. I have no memory of putting them there myself. I suppose they should be disregarded.

事件 No. [削除済]                  日付:93年8月1日
署員代表 Andrew Philly

事件
Connor Wardは住居の床で、完全に目と口を消失した状態で発見された。発見現場では、通常の無傷な人肉も見つかった。認められる死因や目立った外傷は見受けられない。

被害者の詳細
名前:Connor Ward          年齢:21
職業:バーテンダー          出身地:カリフォルニア州Solvang
誕生日:72年2月18日         死亡推定時刻:PM 1:32
犯罪履歴:軽度の暴行罪

付記
前回の2件と同様。正直なところこれが現実だと思いたくない。画像は添付の通り。書類を見返してみると、不気味な斑点がついているのに気づいた。自分でつけた覚えはない。無視するべきだろう。

とにかく情報を知りたい人のための「答え」

では解き方ではなく明確な情報を知りたい方のために、実際の答えを明記しておきましょう。
なおこのゲームのコードなどでは、ランダム生成などが使用されているわけではなく固定されているようですので、解くための手順を踏まずとも直接コードや番号を入力することで、目的のエンディングを見ることができます。ボリュームのある長いゲームではないため、そうした方法でクリアするとやや味気なく感じられるかもしれませんが、エンディングをてっとりばやく見たい方には有用かもしれません。

PCのパスワード(の答え)

最初に必要となるPCの「RFPD DATABASE」にアクセスするためのパスワードは、同じPC内の「Recycle Bin(ごみ箱)」に入っています。


PC内のごみ箱に入っているファイル。

このごみ箱のなかには「Scheduled Passwords<Delete>(スケジュール制パスワード<消去済み>)」というファイルがあり、なかには日付とおぼしき数字と、その右にランダムな文字列が並べられています。
このときPCの画面右下を見ると、「02/13/94」と表示されています。日本とは表記が別ですが、94年2月13日を指しています。
ファイル内の日付で2/13に対応している文字列は「hgTWN」です。これがパスワードの答えです。


スペースキーを押すと、誤読防止で文字列が表示される。

データベースのファイルコード(の答え)

上記のヒントの項目で、大事なのは「コード」を見つけ、また「解読・変換方法」を見つけ、コードをその解読方法の通りに「解く」というのが大事だと述べました。

まずコードは「CASE FILE #2(事件ファイル#2)」に記されています。


「CASE FILE #2(事件ファイル#2)」の内容。スペースキーで表示される。

このファイルは、ゲーム開始時には閲覧できないようになっています。部屋の左側に置いてある「LOCKED BOX(鍵のかかった箱)」のなかに入っているからです。この箱は、PCのすぐ右側に置いてある「PICTURE(写真)」と表示される写真立ての裏についている鍵で開けられます。
箱を開けてファイルを調べると、一旦消失してから、写真立てのさらに右にあるファイルのミニラックに収められます。ミニラックの下の段、「CASE FILE #3」に重なるように置かれているため気づきにくいかもしれませんが、カーソルを合わせるとしっかり「CASE FILE #2」と表示されます。
このファイル#2の最後のほうに記されている「CwX23b」が変換前のコードです。

さて、次は解読方法を見つけましょう。これはしっかりと部屋を探していれば、見つけるのに苦労はしないでしょう。PCデスクの後ろにあるタンスの上に、「BROKEN VCR(壊れたビデオカセットレコーダ)」と一緒に「CLIPBOARD(クリップボード)」として置かれています。


クリップボードに挟まれた解読法の内容。

この解読方法について、こまかく見ていきましょう。
上の「Brief(概要)」は関係ありません。RFPD(Redwood Falls Police Department:レッドウッド・フォールズ警察署)による序文が書かれているだけです。

文字の変換

真ん中の「Letters(文字)」は、アルファベット文字をどう変換するかのメソッドが記されています。
大事なのは、「EX:」と書かれた例です(exampleの略でしょうか)。左側には

8 * 2 = 16
H→P
h→p

と記されています。
右側は、

V→R
v→r

と記されています。
またその上の順番に並べられたアルファベットを見ると、Aの上には「1」と、Zの上には「26」と記されています。

この「例」とアルファベット上の数字を見ると、「アルファベットはAから順番にZまで1から26までの数字に対応させられている」ということと「アルファベットを数字に変換し、その数字を*2(2倍)して、導かれた数字をまたアルファベットに戻す」という方法がわかります。
例をこの方法にのっとらせると、

8 * 2 = 16
H→P
h→p

との記述が

  1. Hを数字に置き換えると「8」。
  2. 8を2倍(「*」はコンピュータ上の計算で×を意味する)して「16」。
  3. 16をアルファベットに置き換えると「P」

を表していることがわかります。
なお細かなルールとして、「H→P」「h→p」から大文字はそのまま大文字に、小文字はそのまま小文字として変換することが示されています。

また「V→R」という記述から、「V→22」で2倍すると「44」であり、また「R→18」であることから逆算すると、「44-18=26」が導かれます。この26はZまでの数字であり、アルファベット数を示します。つまり「変換前のアルファベットを2倍してZの数値26を超えたら、またAの1まで戻る」というルールがわかります。

数字の変換

次に下の「Numbers(数字)」は、数字をどう変換するかのメソッドが記されています。
ここの「EX:」では、

4→11
5→13
6→15

と記されています。
細かな解法はわかりませんが、これは数式としてf(x)を表しているものと理解して構わないでしょう。
一例としては、f(x)=2x+3として、

f(x)= 2x+3
f(4)= 2*4+3= 11
f(5)= 2*5+3= 13
f(6)= 2*6+3= 15

という式を導くことができます。
これを数式と見なすと、実際には他にも数式を見立てることができますが、おそらく一番簡単なのはこの2x+3となるでしょう。

コード全体の変換

さて、それでは実際にこの変換方法を利用して、入手したコードを変換してみましょう。
入手したコードは「CwX23b」でした。
まずはアルファベットから変換していきましょう。

C:
C→3
3*2= 6
6→F

w:
w→23
23*2 = 46
46-26= 20
20→t

X:
X→24
24*2= 48
48-26= 22
22→V

b:
b→2
2*2 =4
4→d

次は数字を変換しましょう。

2:
f(2)= 2*2+3= 7

3:
f(3)= 2*3+3= 9

このように変換した文字・数字を組み立てると、「FtV79d」というコードが導かれます。
これをPCにファイルコードとして入力することで、次に進むことができます。

ファイル表示後

ファイルコードを入力した後は、イベントが立て続けに発生します。基本的に成り行きに任せるだけなのですが、念のためにファイル表示後の対処についても記しておきましょう。

ファイルコードを入力した後、PCの画面には「ファイル#2」の被害者である女性の画像が表示されます。ゲーム内PCで画像のローディングが終わり完全に表示されると、部屋のライトが消えます。
部屋のライトが消えた後は、アラームが鳴ります。このアラームが鳴るまで少し時間がかかりますので、適当に待つことになります。
アラームの上部にあるボタンを押して止めると、背後のドアからモンスターが顔を覗かせています。ここからの対処は時間制限があるようで、手間どったり放置しているとエンディングを迎えます。他のエンディングに到達するには明確なアクションを起こす必要があるので、制限時間に気をつけておきましょう。

金庫の番号(の答え)

さて、ファイルコードを入力した後は上記のようにイベントが続きますが、残りのパズルについては実はこれまでのパズルやモンスターの登場は一切関係ありません。残ったパズルは「金庫」を開けることであり、これも答えが変化しないうえ金庫は初めから部屋に設置されているので、いつでも開けることができるのです。

ひとまず金庫の番号の答えについて確認していきましょう。
これを解くには、後ろのタンスの上にある「壊れたVCR」を調べてください。VCRについたメモはライトがついていたときなにも書かれていませんでしたが、暗くなったことで文字が浮かび上がります。

Safe Pass (Important)
Date on First File

金庫のパス(重要)
最初のファイルの日付

これを見れば、「CASE FILE #1」を参照するべきなのだとわかります。

ファイルを見返すと、日付は「1-1-1982」と記されているのがわかります。この通りに「111982」と入力すると、金庫を開けることができます。

まとめ

パズルの答えをまとめると、このようになります。

PCのパスワードhgTWN
データベースのファイルコードFtV79d
金庫の番号111982

さいごに

この「Location Withheld」は、難点であるパズルの答えさえわかってしまえば、エンディングに到達するのはとても簡単です。そのため検証や各エンディングを見るのも難しくはないでしょう。

当サイトでは、これからも英語系サイトでリリースされた海外製ゲームについても紹介し、また攻略エントリも掲載していきますので、よろしければおつきあいいただけると幸いです。

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