タイトル | The Stanley Parable |
開発元 | Galactic Cafe |
オススメ度 | S<オススメ>:★★★(週間でのオススメ) |
リリース日 | 2013/10/18 |
価格 | \1,480(Epic Games、Steam) |
次元 | 3D(3次元) |
ジャンル | ADV(ナレーションゲー) |
特徴 | 探索/ストーリー重視/コメディ/微ホラー/ウォーキング/シングル |
視点 | FPS視点 |
グラフィック | リアル系3D |
操作方法 | マウス&キーボード |
言語 | 英語 |
インストール | 必要 |
ファイル容量 | 2.06GB(2020/03/26時点) |
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ツイートより概要を読みたい方は、こちらで飛ばせます。
【#1ツイゲームレビュー】「The Stanley Parable」https://t.co/tIvtr6vvEb
期間限定で無料↑ある日Stanleyの職場から
人の気配がなくなった。確認しに行くStanley。
いや、そっちじゃなくて
こっち行ってってば!指示を無視して進める
謎のナレーションゲー。#インディーゲーム #洋ゲー pic.twitter.com/lPXNC0u3bQ— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) March 20, 2020
補足
今週も来ました!
「Epic Games」の期間限定
無料配布ゲームです!https://t.co/dK9VWoGaTz本作は今週の2作品のうちの1つです!
かなりトリッキーな作品。— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) March 20, 2020
タイトルは知っていましたが、
こういう作品だったんですね!
おもしろいです。でも説明がけっこう難しい。
ずっとナレーションが話してくれるのですが、
その指図に「歯向かえる」ゲームなんですね。それに対してナレーションが
「なんでそっち行くの!」と
ツッコミ続けるギャグゲーです。 pic.twitter.com/l9PbaIWngs— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) March 20, 2020
ルートによっては、
ちょっとホラー的要素もあります。あと日本語化されていない性質上、
英語をざっくりとでも理解できるほうが
楽しめるはずです。ニュアンスがわかれば、
けっこう楽しめますよ。— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) March 20, 2020
よく「ストーリー重視」のゲームとかありますが、
物語が「語る(ナレーションする)」ということなら
これが本当の物語重視なのかな、と。ちょっと「Portal」シリーズを思い出しますね。
「従わない」ということを含めて
すべて「想定の内」というあたりが。— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) March 20, 2020
概要
「The Stanley Parable」は、海外製のFPS視点ゲームです。ナレーションが非常に強く強調されていて、ギャグ色もホラー色もある不思議な作品です。
主人公のStanleyは、オフィスの427号室で「モニタに表示される指示通りキーボードを打つ」だけの仕事に就いています。それを何年もずっと続けていたのですが、ある日オフィスには誰も来ず指示も送られてきませんでした。ずっと待っても変わらなかったので、Stanleyは行動に移します。
従うか従わないか
そこからプレイヤーが操作できるようになり、実際に人のいないオフィスを「ナレーションの指示通りに」進んでいきます。ここでナレーションの指示に背くこともでき、なるべくナレーターは冷静にナレーションを続けようとします。
たとえば最初に427号室から出るときに、あえて「ナレーションに逆らって出ずにドアを閉じる」ということもできます。この場合、そのままゲームは終わってしまいます。この、ゲームのおおまかなルートを支持する「ナレーション」と、それに従ったり歯向かったりするプレイヤーの駆け引き自体が、本作の妙味です。
他にもナレーションが「そのときStanleyは左のドアを通った」といったとき左のドアを抜ければ従ったことに、右のドアを抜ければ歯向かったことになります。こうした「1つ1つの行動が選択になる」という作品です。
英語への理解が必要
非常に独特な作品で、おもしろいところがあるのは間違いありません。ただ日本人にとってつらいのは、ナレーションがすべて英語であるということです。厳密には「英語が得意ではない日本人にとって」といったほうが正しいでしょう。
私は当サイトおよび「#1ツイゲームレビュー」などで海外作品も多く紹介していますが、英語への理解というのは「100%」である必要はまったくありません。80でも60でも40でも20でも、それ以下でも構いません。大事なのは「今の知識量で楽しめるだけ楽しもう」、それで足りなければ「もっと学ぼう」という意気込みです。
そのため「今、英語が苦手」という人はまったく問題ありません。本作のように英語が中心となっている作品を今 楽しめない、今後も楽しめないというのは「学ぶ気がない」「向上心が微塵もない」という人だけです。
本作が楽しい作品なのは間違いないので、これをきっかけに学ぶという姿勢でもまったく問題ないでしょう。
オススメ度
「The Stanley Parable」のオススメ度は、Sランクです。Sランクは★が3つ(★★★)で、毎週のまとめ記事で「オススメ」として紹介するくらいのオススメ度です。
本作がSランクなのは、ナレーションが物語だけでなくゲーム自体をひっぱっていくという独特な作風ながら、エンタメ作品としてとてもおもしろい出来になっているからです。