この悩ましい人生で誰もしてくれないなら……「僕が僕を」

1ツイゲームレビュー
日本製の病みっぽいADVゲーム「僕が僕を」の紹介記事です。

ダウンロードサイトのURL:
僕が僕を:無料ゲーム配信中! [ふりーむ!]
「僕が僕を」:悩ましい人生だ
タイトル僕が僕を
開発脳裏つづ
オススメ度A<GOOD>:★★(#1ツイゲームレビュー)
リリース日2020/04/22
価格フリー
次元2D(2次元)
ジャンル探索ADV
特徴微ホラー/雰囲気/病み/シングル/マルチエンド/ショート
視点斜め見下ろし
グラフィックデフォルメ2D/アニメ調2D
操作方法マウスorキーボード
言語日本語
インストール不要
ファイル容量107MB<アーカイブ> / 173MB<解凍後>(Version 1.01)

ツイート

ツイートより概要を読みたい方は、こちらで飛ばせます。

補足

概要

「僕が僕を」は、日本製のADVゲームです。やや抽象的で病んでいるような雰囲気が特徴的です。

本作は、全体的にニュアンスで楽しむようなところが大きく、かなりふわっとした作品です。公式の説明文にて「病みっぽい」と記述されていますが、抽象的な愛を盲目的に求めることが病みだとするなら、本作はまさにそれそのものでしょう。

フリーゲームのなかでも、「鬱屈したものを表現している」というタイプの作品です。いわば現実での不平不満を表すようなスタイルが多く、プレイヤーからすると程度に幅はあるものの「作者さんのリアル大丈夫?」と感じがちな作品のひとつだといえるでしょう。

実際には私たちがプレイするゲームの内容が、制作者の心理的内面を表しているかどうかは印象にすぎません。つまり作者が意図的にそうした世界感を表現しているのか、いつのまにかそうなってしまったのかは本人しかわからないところです。

本作では学校や面接といったリアルでも実在する悩み、しかも苦悩しやすい年頃の10代後半~20代前半で経験しがちな場面が登場するので、感情移入がしやすいかもしれません。

オススメ度

「僕が僕を」のオススメ度は、Aランクです。Aランクは★が2つ(★★)で、通常の「#1ツイゲームレビュー」と同程度のオススメ度を示します。

本作がAランクなのは、やや抽象的すぎるきらいがあり、タイトルもかなり曖昧であるからです。ゲームを自己表現の結果と見なすなら、これでも構わないでしょう。しかしあくまでプレイヤーが楽しむエンターテインメントと見なすと、少しぼんやりしているかもしれません。もちろん世界観がふんわりしていて短いながらも、感情移入しやすい作風となっているので楽しめる人は多いことでしょう。

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