こんにちは、Caffeineです。
今回ご紹介するのはSteamで遊べる激安ホラーFPS「Gynophobia」です!
ジャンル | FPS/ホラー/シューティング/雰囲気/シングル |
開発元 | Andrii Vintsevych |
価格 | 205円 |
リリース日 | 2015年8月1日 |
言語 | 日本語サポート済み(その他:英語、ロシア語、ドイツ語、ウクライナ語) |
クリア所要時間 | 30分~2時間 |
完全クリア時間 | 同上 |
プラットフォーム | PC(Windows、Mac)のみ |
操作方法 | マウス&キーボード |
難易度 | (35/100)★★★☆☆☆☆☆☆☆ |
恐怖度 | (18/100)★★☆☆☆☆☆☆☆☆ |
インストール | 必須 |
ファイル容量 | 約1.53GB |
実績 | なし |
食べ物に譬えると?
舌が赤くなるキャンディ
どんな人向け?
バグを許せる人
FPSが極端に苦手でない人
激安ゲーム大好き♡ な人
どんなときにプレイするのがよさそう?
女性ボーカルのデスメタル(THE AGONISTなど)を聞きながら
基 – Basic
まずこの「Gynophobia」について、基礎的な情報をまとめていきましょう。
基本情報
Steamのストアページには以下のような説明文が記載されています。
Gynophobiaとは、女性恐怖症に関わるホラーシューティングです。
Gynophobiaは、典型的な第一の人物であるゲームプレイのシューターを使って、女性恐怖症などの問題を抱えるマークについてのストーリーを伝えます。
主な特徴
- ホラーアクションをミックス
- 独特な状況設定
- クオリティの高い音楽
- 低速システムで可能
- 50ゲームパッドのサポート
開発者は「Andrii Vintsevych」という方で、氏の名前で検索すると公式サイトがヒットします。
この公式サイトによると、2008年からテスターとして活動し、2013年にフルタイムとして加入したそうです。また同サイトでは、Steamででも購入できる「WITCH HUNT(2018)」や「SHADOWSPEAK(2017)」、スマホでプレイできる「Sector Zero」が紹介されています(Sector ZeroはSteamではまだリリースされていない状態のようです)。
通常価格は205円で、最安値はSTEAMSALE.MEによると51円のようです。私は2017年末に87円で購入しています。
Steamのゲームですので、インストールは必須となります。またゲームのデータは約1533MB(約1.53GB)となっています。FPSゲームとしては大容量ではありませんが、1GBを超える大きさで繰り返しプレイするゲームでもないため、クリアした後はアンインストールしてしまって構わないでしょう。
システム要件
プラットフォームはPCのみで、WindowsとMac OSに対応しているようです。
Windows
OS | Windows XP, Vista, 7, 8, 10 |
プロセッサー | Dual Core Processor |
メモリー | 1 GB RAM |
グラフィック | Integrated Mobile Video Card |
ストレージ | 2 GB 利用可能 |
OS | Windows XP, Vista, 7, 8, 10 |
プロセッサー | Intel Core i5 2,3 Mhz |
メモリー | 4 GB RAM |
グラフィック | Intel HD Graphics 3000 or better |
ストレージ | 2 GB 利用可能 |
最低スペックはCPUにデュアルコアのものが設定されているくらいで、グラフィックボードもオンボード(Integrated:内蔵型)で充分だということのようです。
推奨スペックは、CPUがi5で2,3MHzと記されており(GHzの誤記?)、メモリも4GB以上とやや高めに性能が要求されています。
一般的なゲーミングPCであれば特には注意しておくことはないかと思われますが、ゲーム用途でないPCであればカクつくなどの不具合が生じることがあるかもしれません。
Mac OS X
OS | OS X Mavericks |
プロセッサー | Intel Core i5 2,3 Mhz |
メモリー | 4 GB RAM |
グラフィック | Intel HD Graphics 3000 or better |
ストレージ | 2 GB 利用可能 |
ゲーム概要
それでは「Gynophobia」の概要について見ていきましょう。
ジャンル
今回の「Gynophobia」は3DのFPSシューティングです。もちろんシューティングではありますが、機体がスクロールマップ上で敵を撃つゲームではなく、FPSとして銃を撃って敵を倒していくタイプのゲームです。
ホラーテイストではありますが、クリアしてみると大して怖くはありませんでした。むしろ雰囲気を重視した作品のようで、マップやBGMなどで怖そうな空気を醸し出すタイプのゲームだといえます。
グラフィック&音楽
グラフィックは3Dながらやや古めのグラフィックで、人によってはNINTENDO64などのゲームを思い出すかもしれません。Half-Lifeシリーズをプレイしたことがあれば、そちらを彷彿とさせるかもしれません。
BGMはメタル調のものが使用されていますが、「バトル感」を高めるといより「ホラー感」を底上げするようなものとなっています。とはいえこの「Gynophobia」の恐怖度は全体的に低めですので、開始してしばらくの間はドキドキするかもしれませんが次第に慣れることができるでしょう。
操作法
操作法は一般的FPSと同様に、WASDで移動しマウスで視界を動かして左クリックで射撃をします。この「Gynophobia」は銃を所持して敵を倒す戦闘パートと日常パートに分かれているため、射撃行動や敵を倒す行動をとるのは戦闘パートのみとなります。
古典的なFPSのように弾丸と回復アイテムが落ちているため、弾丸や体力が減少しているときに触れると取得することができます。
また1・2・3のキーやマウスホイールで武器を交換することもできます。
ゲームシステム
ゲームシステムはほぼ一般的なFPSと同じといってしまって構いません。敵を倒して先に進んでいくことが目的で、殲滅を避けることができるかもしれませんが、弾丸には(よほど射撃を外さない限り)さほど困らないので殲滅していくプレイスタイルで構いません。むしろ(私のように)エイミングが得意でない場合は敵の接近を許してしまい体力に余裕がなくなるので、多少強引でも近づかれる前に倒してしまうほうが楽でしょう。
またこの「Gynophobia」は前述のように「日常パート」と「戦闘パート」に分かれており、日常パートから戦闘パートに移った後は、戦闘パートを終わらせることでまた日常パートに戻ります。
戦闘パートをクリアするために、迷路のようなマップをゴールまで辿り着かなければならなかったり、車を走らせるためにタイヤや燃料を探さなければならなかったりします。
所要時間
攻略にかかる時間は、早い人であれば1時間もかからずにクリアできるでしょう。私はおっかなびっくりプレイしましたので1時間半ほどかかりました。ストーリーがいくらか重視されているため、一度クリアしてしまえば再度プレイする意味はさほどないでしょう。
HowLongToBeat.comによると、やはりメインストーリーが30分、実績もないため収集要素は特にないはずですが完全クリア(Completionist)が53分とされています。
難易度
ゲーム自体の難易度は、ほぼFPSの射撃要素に依存するといえます。FPSが得意な人にとってはほとんど詰まる要素はありませんし、逆にFPSが苦手ならば手こずることになりかねません。
戦闘パートをクリアするにはちょっとした条件を満たさないといけないことがあり、特に車を動かすためにタイヤや燃料を探すパートでは、そのゲームシステムを巧く把握できなければマップ内を延々とさまようことになりかねません。
とはいっても日本語表記が(お世辞にも上手な訳とはいえないとはいえ)サポートされているので、画面に表示されるメッセージを見逃さなければ基本的にはクリアができない難易度ではありません。
また最後にはボスが登場しますが、意外と混戦となる可能性があります。FPSが苦手な方にとってのクリアしづらさも考慮して、全体的な難易度は下の上といったあたりの35点(100点中)としました。
恐怖度
次に恐怖度です。この「Gynophobia」は、クリアしてしまえば大して怖くなかったゲームとして認識することができることでしょう。しかし事前情報なしでプレイしてみると、BGMの雰囲気もあいまって少しビクビクすることになるかもしれません。
しかし恐怖演出はほとんどが敵のグラフィックやマップの雰囲気などで行われており、絶叫するような演出はほとんど施されていません。
敵のグラフィックも気味悪く作られていますが、グラフィックのレベルがやや古めであるため、たとえ前方から走ってくる敵であってもあまり怖くはありません(多少の例外はあるかもしれませんが)。
そのため恐怖度は低めの18点(100点中)としました。早くクリアすることを重視して脇目もふらず走り続けていれば、敵の登場に驚いてしまう場面があるかもしれませんが、落ち着いてどこから敵が出てくるか予想しながら進むと、絶叫するような場面はほとんどありません。
言語
また言語について、この「Gynophobia」は日本語をサポートしてはいますが、あまり期待できるクォリティの訳ではありません。海外製インディゲームですので「日本語がサポートされて日本語で表記されているだけマシ」といったレベルで、「Googleなどの自動翻訳よりいくらかマシ」で「なんとなくいいたいことはわかる」程度のものです。
しかしこの「Gynophobia」のちょっとした利点は、あまり言語に頼ったシステムではないことです。おそらく英語表記であったとしてもさほど問題ではないくらい言葉で説明されることが多くありません。いってしまえば、「言葉以外でゲームシステムを理解し、ストーリーを理解する」ことになるため、実のところ言語はさほど重要ではないといえます。
ところでタイトルの
「Gynophobia」って
どういう意味?
「gyno-(ジノ・ジャイノ)」が「女性」を、
「-phobia(フォビア)」が「恐怖症」を
意味するようです。
ですので「女性恐怖症」という意味ですね。
「-philia(フィリア)」が逆に「愛好」を
意味しますので、
「gynophilia」で「女好き」
という意味になります。
わお、
じゃ「gynophilia」って
まさにシロートじゃん。
俺はそんなんじゃ
ないじゃいの!
……うん?
どうかしたじゃいの?
……なんですか、
その「じゃいの」って語尾は。
別にどうしたも
こうしたもないじゃいの。
あっ、ひょっとして
一瞬で「女好き」という言葉に親しみをもったシロートが
この言葉はまさに俺のためにある! 今すぐ使わないと!
みたいに思った挙句の行動がこれなのでは……。
あー……。
そうじゃいの。
名探偵ココロですね。
嬉しくない……。
次回のエントリ
次回のエントリでは、今回と同じく「Gynophobia」について情報をまとめていきます。
じゃいの。
「じゃあの」
みたいにいわんでいい!