このゲームに一言キャッチコピーをつけるとしたら?
概要
「長次郎 – Chōjirō」は、海外製の和風ウォーキングシミュレーターです。昭和映画のワンシーンのようなカット割りが特徴的な作品です。
映画のようなシーン
この作品では、TPS視点、つまり3人称の視点で描かれますが、PS世代の3Dゲームのように「カメラが自動で変化」するシステムになっています。
主人公・長次郎の風体や、火がついて燃えている家屋・倒れて動かない馬などの様子から、まるで昭和の映画のなかにいるような印象を受けます。
ウォーキングシミュレーター
ただゲーム性は、ウォーキングシミュレーターに分類するのが妥当な内容となっています。サムライの主人公で刀をもっているのに、敵と戦うACT的要素が皆無なので、人によってはガッカリするかもしれません。
もともとウォーキングシミュレーターはゲーム性に乏しいジャンルなので、あくまで「雰囲気を楽しむ」タイプの作品だと解釈したほうが楽しみやすいのではないでしょうか。
オススメ度
「長次郎 - Chōjirō」のオススメ度は、Bランクです。Bランクは★が1つで、作りにやや粗いところが見受けられたりインディっぽさが強かったりするゲームが当てはまります。この作品がBランクなのは、ゲーム性に乏しいウォーキングシミュレーターだからです。ウォーキングシミュレーター系は「これはゲームじゃない」と呼ばれやすいジャンル筆頭ですし、ゲームというより「プログラム」と呼ぶほうが自然です。
ただ映画的な雰囲気は見ていておもしろいですし、「キレイなグラフィックでムービーばかりだから映画みたい」というような皮肉な意味での「映画っぽい」ではないので、この点を生かした上で戦闘ACTなどにしていたらA、もしくはSランクまで上がっていたかもしれません。
ゲームの情報
タイトル | 長次郎 - Chōjirō |
開発 | cathroon |
オススメ度 | B<OK>:★ |
リリース日 | 2020/04/13 |
価格 | 無料(寄付可能) |
次元 | 3D(3次元) |
ジャンル | ウォーキングシミュレーター |
特徴 | 和風/サムライ/レトロ/映画調/超ショート/シングル/Unity |
視点 | TPS視点 |
グラフィック | PS1風3D/ローポリゴン3D |
操作方法 | キーボード |
言語 | 英語 |
インストール | 不要 |
ファイル容量 | 59.0MB<アーカイブ> / 78.9MB<解凍後>(Ver 1.2) |
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【#1ツイゲームレビュー】「長次郎 – Chōjirō」
無料でプレイ⬇https://t.co/8J4Vvu9om5
この作品をひとことで表すと……
「昭和 時代劇映画のワンシーン」
いいゲームになりそうな
雰囲気はビシバシ感じます。#無料ゲーム pic.twitter.com/gaD12vYR6P— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) July 30, 2020
補足
映画の1シーンを
カットしてもってきたような作品。いわゆる
「ウォーキングシミュレーター」系ですね。これが「ゲームのOP」なら申し分ない。
でも超ショートな作品なので、
その1シーンだけで終わちゃってる
のがもったいない。— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) July 30, 2020
「おもしろいゲーム」を求めるなら
たぶんこの作品はプレイしちゃダメです。この作品をプレイして
「ああいうふうに、
もしくはこういうふうに
改善すればもっとおもしろくできるかも」
というクリエイター視点で考えられるなら
たぶんOKです。ガッカリしたとき怒るなら
プレイしちゃダメなヤツ。— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) July 30, 2020