最近、ちょっとしたパズルゲームにハマっています。ブラウザでできるゲームで、1つは「詰将棋」、もう1つは「2048」というゲームです。
「右ひじ左ひじ交互に見て」?
それは芸人コンビの「2700」さんですね。
2700と数字は違いますが、特に「2048」はちょっとした破壊的な魔力がありまして、躍起になると6時間くらい飛ぶことがあります。
<2048 – play2048.co>
<2048 – hczhcz.github.io>
システムは非常に簡単で、4×4の16マスのなかに数字が現れ、上下左右キーでその数字を端っこに移動させます。1回移動させるのに1ターン消費し、毎ターン新しい数字のマスが生成されます。ルールによって最小数が1か2かは変わりますが、2のほうが簡単です。そして移動させて同じ数字がぶつかると、その数字は足されて統合されます(ふたつの4のマスがぶつかると、ひとつの8になります)。ゲームの目的はこの足し算を繰り返して、最終的に2048のマスをひとつ作ることです。
<1024 Game Online – The source of 2048!(最小数が1、目的の数が1024のゲーム)>
このゲームの魅力は、「簡単に始めることができ」て「サクサク進められる」ものであり「適度な難易度」だという点にあるでしょう。
「簡単」というのは、「簡単に始められる」という点と「簡単に覚えられる」という2点にわけられます。
まずゲームシステムが単純ですので、スペックを要求しません。ブラウザでもアプリでも簡単に始められます。
そしてルールも単純で操作方法も簡単なので、とても気軽にプレイし始めることができるのです。
また操作が簡単だという点は、「サクサク進められる」という点にも繋がります。特に序盤は隅に数字をまとめるのを心がければ、適当に進めていてもそう簡単にゲームオーバーにはなりません。128や256のマスができてからは少し用心したほうが安定するでしょう。このサクサク進める手軽さは、足し算という人によっては嫌いな算数・数学の要素でありながら、見事にパズルゲームとしてマッチしています。
そして序盤は簡単であるにもかかわらず、終盤はそれなりに用心が必要になります。とくに512のマスができた後は、ちょっとしたミスが命取りになります。
こうしたパズルゲームは、言葉で説明を受けるより実際にプレイしてみたほうが早いでしょう。
この2048というゲーム、名前はともかくこうしたパズルゲームがあることはおぼろげながら知っていました。つい先日ホンの気まぐれで検索して初めてみたところ、凄まじいまでの魔力で引き込まれてしまいました。
実際このゲームの紹介するために
Caffeineってば何回もこのゲームをプレイして
そのせいですごく時間かかっちゃったもんね
そ! それはいわないでください!
ま、まあ実のところこのゲームの魔力は「とても地味」です。実際にハマった私ですら、クリアして「よしっ」と思いブラウザを閉じた瞬間には、もう別のことを考えて2048のことは忘れてしまいます。
私はこのサイトでゲーム用にPCのことを解説していますが、そのなかに「メモリ」というパーツがあります。これはHDDやSSDに似た「覚えておくパーツ」「データを一時保管しておく場所」です。PCにある程度なれている人であれば、物忘れが激しい人のことを「メモリが少ない」と揶揄するなどします。人間の記憶には短期・中期・長期記憶やエピソード記憶などがあるとされますが、メモリは短期記憶に近い一時的な記憶を指します。
この2048というゲームの魔力は、一瞬にしてプレイヤーの脳内メモリを占有してしまうことにあるかもしれません。
そうだな、実際てめえ
「ちょっとどんなゲームだったか思い出すためです」
っつって何十分も戻ってこなかったしな。
だからそういうのは伏せておいてくださいって!
と、ともかく実際にそうした魔力のようなものがあるのを、私は実感しています。
あとこうしたパズルゲームは、眠気を覚ますのにもけっこう役立ちます。私はロングスリーパーで寝溜めができないタチなので、昼時に眠気がいくらかあるときは昼寝をすることがあります。短いときは15分とか。そうした仮眠をとった後、サクッと2048をするのはけっこう頭がスッキリします。
パズルゲームはちょっとした脳の体操にはちょうどいいですし、こうしたものはPCのスペックの影響も少ないので、もしご機会がありましたらどうぞ。