鍛えて育てて大会に勝て! ストイックRPG「魔拳一発!」

1ツイゲームレビュー
日本製のストイックなレベル上げRPG「魔拳一発!」の紹介記事です。

ダウンロードサイトのURL:
魔拳一発!:無料ゲーム配信中! [ふりーむ!]
「魔拳一発!」:超短編魔法習得RPG
タイトル魔拳一発!
開発者杉浦則博
オススメ度S<オススメ>:★★★(週間でのオススメ)
リリース日2020/03/14
価格フリー
次元2D(2次元)
ジャンルRPG
特徴育成/1マップ/スキル/魔法/ストイック/レベル上げ/独自システム
視点
グラフィックアニメ調
操作方法キーボード
言語日本語
インストール不要
ファイル容量14.0MB<アーカイブ> / 18.0MB<解凍後>

ツイート

ツイートより概要を読みたい方は、こちらで飛ばせます。

補足

概要

「 魔拳一発!」は、日本製の2D育成RPGです。育成に特化したシステムで、マップ移動がほとんどない「1マップ」のみで楽しむようなスタイルになっています。

主人公の育成は、「依頼」という形で(マップ移動をせずその場で)戦闘を行うことでレベル上げができます。依頼は4つの難度によって分けられ、それぞれ「1回戦相当」「4回戦相当」というふうに大会を基準に分類されています。各難度で戦う敵の種類がさらに細分化されているので、自分がレベルを上げやすい、戦いやすいと感じた敵を選んで繰り返し戦うことができます。

他の作品にないのは、「魔装流」という流派システムでしょう。これはおそらくお金を廃止した上で装備システムを充実させるためのものでしょう。ツイートでは煩雑なので詳細を省きましたが、魔装流には「魔法」の他に「魔装」があります。さらに魔装には「内燃」と「外装」があります。ゲーム内では、内燃は防御力が高く外装は攻撃力が高いと説明されています。

1マップ

1マップだけで完結するというのは、フリーホラーゲーム「もしも死ねぇ」で有名になったといって過言ではないでしょう。おそらくこの1マップの魅力というのは、開発時に「低コスト」にできるという点でしょう。

マップというのは、多ければ多いほどコストが大きくなります。単純な計算では、マップを10個作るのと1個作るのとでは10倍の労力の差が出ます。もちろんマップの大きさや経験などで細かな違いは出てきます。しかし少なくすればするほど、労力を抑えられるのは間違いありません。

1マップのデメリットは、プレイヤーからすると「開発コストなんか知らんがな」で済んでしまうという点です。プレイヤーからすると「楽しさ」がすべてだからです。

しかし私は、それなりにおもしろい作品が制作できるのであれば、1マップものでもまったく問題ないと考えています。たとえばフリーゲームで、「5年かけてたくさんのマップでそれなりに楽しいゲーム」を作るのと、「数ヶ月かけて1マップでそれなりに楽しいゲーム」を作るのとを比べ、結果が「それなりに楽しい」という同程度の評価になるならば、私はどちらでもいいと思うからです。

もちろん1マップというシステムにすれば必ずおもしろいゲームを作ることができるわけではありません。そこからさらに最適化などしないと、楽しいゲームは制作できないでしょう。本作ではその最適化がある程度 行われていると感じたので、私は充分オススメに値するゲームだと判断しました。

オススメ度

「 魔拳一発!」のオススメ度は、Sランクです。Sランクは★が3つ(★★★)で、毎週のまとめ記事で「オススメ」としてピックアップできるくらいのオススメ度です。

本作がSランクである理由は、1マップという制限がありながらそれをデメリットに留めず、逆にストイックな育成というテイストに変換できているところにあります。アプリゲームにしてもおもしろくなるかもしれません。

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