【海外無料ゲーム】不眠症で眠れない……。自室には謎のメモが……。”裏切り者”? 誰のことだ? 「Allow Me To Sleep」

1ツイゲームレビュー
不眠症で眠れなくなってしまった主人公が、自分の家で謎のメモを読み進めて、自分の過去に触れていく海外製ホラーADVゲーム「Allow Me To Sleep」の紹介記事です。

ダウンロードサイトのURL:
Allow Me To Sleep by Allyigames
Something wakes you up at midnights.

概要

「Allow Me To Sleep」は、海外製のホラーADVゲームです。不眠症のため眠れなくなった主人公が、自宅で怪奇現象を体験する作品です。

キッチン。全体的にグラフィックは少し柔らかめ。

ゲーム内容としてはオーソドックスなホラーゲームで、主人公の自宅を探索します。メモを見つけたり鍵を入手したりすることで、新しい展開へと繋がっていきます。

グラフィックや展開などに海外製インディゲームといった印象が強いゲームです。特に鍵の配置がわかりづらいなど「次にどうしていいかわからない」と詰まってしまいがちな部分があります。

謎の敵! イベントを進めると現れることがある。

ストーリー自体は工夫されているものの、敵の3Dモデルも海外のインディゲームでよく見るタイプとなっています(ゲーム制作者が自分で作ったものではなく、フリーのモデルなどを借りている可能性が高いということです)。

itch.ioのゲームページによると、1人で10日ほどかけて制作されたそうです。

We were good friends but you betrayed me!(イイ友達だったのにお前は俺を裏切った!)
メモは なぜか文字が縦長に。手抜き感があってもったいない。

海外のインディゲームのなかでも「突出したもの」ではなく、むしろ平均的な内容を体験してみたいときにはむしろイイかもしれません。

この記事の最後に、ネタバレありのストーリー解説を行っています。

オススメ度

「Allow Me To Sleep」のオススメ度は、Bランクです。Bランクは★が1つで、通常の「#1ツイゲームレビューα」と同程度のオススメ度を示します。

このゲームがBランクなのは、全体的に完成度が高いとはいえず、いかにも海外製の無料系インディゲームといったテイストが抜け切れていないからです。

もちろん制作人数も日数も少ないからという点は理解できますが、ゲーマーが特に「少人数・短期間で制作されたゆるめのゲーム」を求めてはおらず、むしろコストがどうという点より単に「おもしろいゲーム」を求めていることを考慮すると、自然と評価は低くなってしまうでしょう。

ゲームの情報

タイトルAllow Me To Sleep
開発Allyigames
オススメ度B<OK>:★(#1ツイゲームレビューα)
リリース日2020/06/07
価格無料
次元3D(3次元)
ジャンルホラーADV
特徴睡眠/闇/雰囲気/ショート/Unreal Engine
視点FPS視点
グラフィックデフォルメ3D
操作方法マウス&キーボード
言語英語
インストール不要
ファイル容量929MB<アーカイブ> / 839MB<解凍後>(Version 1.1)

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補足

ストーリーのネタバレ

さて、ストーリーの解説をしましょう。ネタバレを含むので、知りたくない方はご覧にならないようにしてください。

このゲームのストーリー上の主な問題点は、「主人公が不眠症に悩まされている」という点であり、最終的に主人公は家を見て回ってメモを読むことで眠れるようになります。

登場キャラクタは主人公の他には敵だけです。それも敵は幻覚なのか実在の存在なのかもわからないナニカです。そのため会話ではなく、メモを通してストーリーは語られます。

ここで「このメモは誰が残した?」「裏切るとはどんなことをした?」という謎が浮かび上がります。もちろんこれがメモを通して明かされていきます。

結論だけを述べておきましょう。

主人公と ある男はマフィアに雇われていて、死体を破損して回っていました。しかし男は捕まってしまい、尋問を受けます。尋問中にパートナーのことを教えないと、一生 刑務所から出られないと宣告されます。しかし男は友人を売らずに、刑務所のなかにいる選択をします。

しかし実はその男を警察に売ったのは、主人公でした。男は刑務所で虐げられ、(ゲーム内の敵の3Dモデルと整合性をつけるためか)ピエロの服を着させられ酷いことをされた、とメモには書いています。そして男は自殺をしたということです。

一連のメモを確認した後、主人公は眠くなり自室のベッドで眠り始めます。そして自室にピエロの敵が現れて、ゲームは終わります。

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