脳を回復させるために眠ろう……「Try To Fall Asleep」

1ツイゲームレビュー
海外製のFNaFライクなホラーゲーム「Try To Fall Asleep」の紹介記事です。

ダウンロードサイトのURL:
Try to Fall Asleep by AmberDrop
Close your eyes, fall asleep, and rediscover what truly happened...

タイトルTry To Fall Asleep
開発AmberDrop
オススメ度S<オススメ>:★★★(週間でのオススメ)
リリース日2018/04/14(itch.io)
価格無料(寄付可能:itch.io)/¥1,010(Steam)
次元3D(3次元)
ジャンルホラーACT/ADV
特徴睡眠/夢/シングル/デモ版(itch.io)/FNaFライク
視点FPS視点
グラフィックリアル系3D
操作方法マウス&キーボード
言語英語
インストール不要(itch.io)/必要(Steam)
ファイル容量1.22GB<アーカイブ> / 2.91GB<解凍後>(デモ版)

ツイート

ツイートより概要を読みたい方は、こちらで飛ばせます。

補足

概要

「Try To Fall Asleep」は、海外製のFPS視点ホラーゲームです。タイトル通り「眠ろう」とするパートがある作品です。

独特な展開のある作品で、タイトルにある「眠ろうとする」というパートと「探索をする」パートに分かれています。全体的にFNaFシリーズに似た印象を受ける方もいるでしょう。

2つのパート

itch.ioやSteamの個別ページにあるストーリーを読むと、デモ版である本作だけではわからないところが補足として理解できます。

どうやら主人公「John Herrin」は、ある事故のために脳に障害を負い、記憶をなくしているそうです。眠ることでそのダメージを回復できるようですが、幻覚のために眠るのが容易でなくなっている、ということです。またその際のストレスが原因で死んでしまう可能性もある、というのが「睡眠パート」の概要のようです。

そして「探索パート」は、Johnが体験したその事故を夢のなかで追体験しているところのようです。夢のなかで再体験することが、脳の回復にも繋がるようです。

FNaFライク

こうした2つのパートが交互に繰り返されるシステムは、FNaFことFive Nights at Freddy’sでも見受けられます。本作はそうしたパートの繰り返しだけでなく、単純に「睡眠パート」のプレイスタイルがそもそもFNaFシリーズに影響を受けていることが伺えます。

しかしもちろん違うところも伺えます。たとえば本作では眠ろうとするときに目を閉じますが、これはホラーとして「自分から暗闇を進んで受け入れないといけない」というジレンマを表現しており、もともとのFNaFシリーズのメインコンセプトにはないところです(サブコンセプトとしてそういうシーンを含むナンバリングタイトルもありますが)。

オススメ度

「Try To Fall Asleep」のオススメ度は、Sランクです。「」のオススメ度はSランクです。Sランクは★が3つ(★★★)で、毎週のまとめ記事にて「オススメ」として選定できるくらいのオススメ度を意味します。

本作がSランクなのは、ホラーゲームとしてしっかりシステムが練られているところです。それだけではなくシステムに合致するようストーリーや設定が工夫されているので、没入度も高くなっているといえるでしょう。

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