このゲームに一言キャッチフレーズをつけるとしたら?
概要
「侵攻のイリュージヤ」は、日本製のRPGです。BGMまで自作している独特な作品です。
このゲームのシステムは、RPGとパズル的要素に分けられます。敵が登場するフィールド歩くと戦闘が発生し、また登場キャラクタとイベント戦になることもあります。こうした戦闘は通常のRPGと大きな違いはありません。主人公たちは比較的強いので、戦闘に大きく苦労することは少ないかもしれません。
パズル要素は、主人公たちが非戦闘時のマップ上で使える特殊スキルなどを使用し、行けないところを進めるようにするタイプとなっています。特に本作ではおおむね「表世界」と「裏世界」と呼びうるような別世界があり、護りの石という特殊アイテムを使うことで切り替えられます。
基本的に裏世界のキャラクタたちのみこうした特殊スキルを使用できます。たとえば自分の目の前に氷の足場を作って渡れるようにするスキルや、1マスの障害物なら瞬間移動して渡れるようになるスキルなどです。こうしたスキルを駆使して先へ進み、裏世界で詰まったら表世界へ戻ってそちらで先に進む、そして表で詰まったらまた裏で先に進む、というような進め方をしていきます。
また他作品にあまり見られない独特な点として、BGMまで自作しているという点が挙げられます。ただ洗練されたBGMではなく、あきらかにアマチュアが作った音源という印象が強いので、過度な期待はしないほうがいいでしょう。むしろ音楽的理論を完全に無視したような単音の繰り返しが、「電子ドラッグ」のように妙に頭にこびりついてしまうかもしれません。
オススメ度
「侵攻のイリュージヤ」のオススメ度は、Aランクです。Aランクは★が2つ(★★)で、通常の「#1ツイゲームレビュー」と同程度のオススメ度を示します。本作がAランクなのは、全体的な「アマチュア感」の強さです。たとえフリーゲームといえども、ある程度の洗練された「完成度」を求める人には、少しつらいところがあるかもしれません。
しかしフリーゲームを「アマチュアが自分のその瞬間にできる表現力をすべて用いてゲームを作る場」と考えられる人にとっては、むしろそのアマチュア感がおもしろく映るかもしれません。
ゲームの情報
タイトル | 侵攻のイリュージヤ |
開発 | うてな |
オススメ度 | A<GOOD>:★★ |
リリース日 | 2020/04/25 |
価格 | フリー |
次元 | 2D(2次元) |
ジャンル | RPG/パズル |
特徴 | 記憶喪失/特殊スキル/キャラクタ多め/裏世界/シングル/オリジナルサウンド |
視点 | 斜め見下ろし |
グラフィック | デフォルメ2D |
操作方法 | マウスorキーボード |
言語 | 日本語 |
インストール | 不要 |
ファイル容量 | 231MB<アーカイブ> / 311MB<解凍後> |
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【#1ツイゲームレビュー】「侵攻のイリュージヤ」
無料でDL↓https://t.co/qP59UFgkFW
ここはどこ? 私は誰?
なんか凍った人がいるんだけど。表の世界と裏の世界を切り替えて
パズルで少しずつ解いていこう!イラストだけでなくBGMも
自作でつくられた独特なRPG!#フリーゲーム pic.twitter.com/oZh475Qb1p— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 9, 2020
補足
かンなり独特なRPG!
自作だというBGM🎵が頭に残ります。よくも悪くも「フリーゲーム」という
印象が強く感じられる作品です。クセはやや強めですが、
パズル要素があるので
飽きずにプレイできますよ! pic.twitter.com/FaI4ZZ7pHa— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 9, 2020
去年ご紹介した「Cold sleep boy -妖幽陰陽譜-」
(現在のタイトル「Cold sleep boy」)と
同じ作者さんです。https://t.co/hqoQp8FprC— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 9, 2020
なかなか一言で解説しづらい作品😅
表の世界と裏の世界を切り替えて
ちょっとずつちょっとずつ
進めていく感じです。「護りの石」を使うと
表と裏をチェンジできます。ちょっと詰まるとこあるかもしれませんが
細かく調べることが大事っぽいです。 pic.twitter.com/2i8Nse89nG— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 9, 2020
RPGとしての戦闘は
キャラが強いので割とサクサク。
Lvも早めに上がります。キャラが多めなので
華やかなのも⭕個人的に
RPG戦闘とパズルのバランスは
けっこうよさげだと感じました👍— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 9, 2020