【無料ホラゲ】ある殺人犯を追って、探偵はさびれた建物に入った。そこにはたくさんのマネキンが……。ココハナニカオカシイ「M is for murder」

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M is for Murder by SurrealEFX
Short horror game made with unreal engine

概要

「M is for murder」は、海外製のホラーFPS/ADVです。ある殺人犯を追ってたくさんのマネキンがいる建物に辿り着いてしまった探偵を操作していきます。

建物に入ってすぐ、血だまりに散らばった写真が。ふつうならもうここで逃げてる。

このゲームの最大の特徴は、マネキンが敵として登場するところでしょう。この点はダウンロードページの説明などでは明記されていないので、人によっては隠してオススメするところかもしれません。

ガラスのドアの向こうで、何者かの目が光っている。

しかしいちおうダウンロードページのスクリーンショットにマネキンが描かれていますし、この点を除外してオススメするとむしろこのゲームの特徴をお伝えするのがかなり中途半端になってしまうところでもあります。

怪しいマネキン。主人公を追うように首を動かす。

このマネキンは基本的に積極的に動くことはありません。つまり攻撃をしてくることは多くないということです。前半からマネキンたちは登場するものの、プレイヤーを見つめるように首を動かすマネキンがいるくらいで、攻撃を加えてくることはありません(首を動かすだけでも奇妙ですが)。

ドアを開ける端末。パスコードを探さないと。

前半と後半ではプレイ感が少し変わってくるものの、特に前半は探索要素が大きくなっています。他のADVゲーム同様、なにかを調べたりすることでゲームの展開が進むフラグが立つようになっていますが、インディゲーム特有というか、やや詰みやすそうな箇所がいくつかあります。

頭にナイフが突き刺さったマネキン。

しかしゲーム全体を通して見ると、作りはインディらしさがあるもののホラーとしては充分 楽しめる内容となっています。特に最序盤で見られる「血だまりの上に散らばった写真」や「錆びたイスやテーブル」など作り込みがしっかりしていて、雰囲気が感じられるようになっています。

銃を手に入れて安心。しかし油断はできない。

中盤では銃が手に入れられるので、敵と戦うFPSスタイルに変わっていきます。セーブやチェックポイントはないらしく、リスタートは最初からになるようです。ただ一度進み方がわかってしまえば、同じところに戻るのにさほど時間はかからないでしょう。

ちなみにタイトルは「MはMurderのM」という意味ですが、このMは単にMurder(殺人)にかかっているだけでなく、おそらくMannequin(マネキン)のMにもかかっているのだと思われます。

オススメ度

「M is for murder」のオススメ度は、Sランクです。Sランクは★が3つ(★★★)で、毎週のまとめ記事にて「オススメ」としてピックアップできるくらいのオススメ度を示します。

このゲームがSランクなのは、インディらしい粗さが目立つところはあるものの、全体的にマネキンの奇妙さをホラーとしてしっかり活用していて、全体的に楽しめるホラーゲームとして成立しているからです。

ホラーとしては脅かし要素が強いわけではなく、雰囲気でじわじわ攻めてくるタイプなので、ホラー系が苦手な方でも楽しみやすい作品になっているでしょう(いくつか詰まりやすいところはありますし、マネキン系が苦手な方には厳しいかもしれませんが)。

セーブがなく一息にクリアしてしまう設計のようなので、1時間くらいまとめて時間をとれるときにプレイするとイイかもしれません。ただ私は30分未満でクリアしたので、あまり気にしすぎることもないのかもしれません。

ゲームの情報

タイトルM is for murder
開発SurrealEFX
オススメ度S<オススメ>:★★★(週間でのオススメ)
リリース日2018/07/03
価格無料(寄付可能)
次元3D(3次元)
ジャンルホラーFPS/ADV
特徴マネキン/夜/闇/血/雰囲気/シングル
視点FPS視点
グラフィックリアル系3D/デフォルメ3D
操作方法マウス&キーボード
言語英語
インストール不要
ファイル容量429MB<アーカイブ> / 1.23GB<解凍後>

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補足

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