概要
「Hue」は、海外製のパズル系プラットフォーマーACTゲームです。主人公の背景色を操作する能力を使うことで、色がついたブロックや足場などを消してパズルを解いて進んでいく作品です。
このゲームのシステムは、マリオなどのようにジャンプを駆使してステージを進めていく「プラットフォーマーACT」と、パレットで背景色を操作して邪魔なオブジェクトを消したり大事なオブジェクトを出現させたりする「パズル」が融合したシステムとなっています。
背景の色を変える
最序盤ではパレットに色がない状態なので、まずはパレットで使える色を集めていきます。最初は空のような水色を手に入れます。そして水色の岩のせいで閉じ込められた鉱夫がいるので、水色のパレットで背景色を水色にすることで、その水色の岩を(背景と同化させることで)消して鉱夫を助けられるようになります。
このように「特定の色のついたオブジェクト」と同じ「背景色」にすることで、そのオブジェクトをまるでなかったかのようにスリ抜けられるようにできます。これは一時的なものなので、パレットに複数の色があるときは別の色に変えることで、またオブジェクトは現れます。
そのため消したオブジェクトと同じ場所にいる状態では、色が変えられないようになっています(「ブロックのなかにいる」を避けるため)。
これは道を通せんぼしているブロックを消すのにも役立ちますし、逆にトゲのある足場などには隠されたブロックが置かれていることがあるので、背景色をそのブロックと別の色にすることでトゲのある足場を進められるようになります。
雰囲気はダウナーでマイペース系
BGMは、やや悲しげで落ち着いたものとなっています。スローテンポなので、落ち着いてプレイできます。
またゲーム自体も制限時間など急がせる要素がないので、マイペースでプレイできるでしょう。全体的に気持ちをアゲて激しく盛り上げるアッパー系ではなく、気持ちを下に落として落ち着かせるタイプのダウナー系なので、じっくり焦らずに遊べるでしょう。
そのため気持ちがトゲトゲしくなったときや落ち着きたいとき、一息つきたいときなど「気持ちをフラットにしたい」というときにもイイかもしれません。
タイトルの意味
ちなみにタイトルの「Hue」は、2つの意味がかかっています。
1つは「色相」の意味で、もう1つが人名です。基本的に「ヒュー」と発音し、アメリカだと「ヒューイ」と発音することもあるそうです。
プレイヤーが操作する主人公の名前がHueであると同時に、ゲームの色相(Hue)を操作して背景色を変えながらパズルを解いていくシステムをかけているようです。
オススメ度
「Hue」のオススメ度は、Sランクです。Sランクは★が3つ(★★★)で、毎週のまとめ記事にて「オススメ」としてピックアップできるくらいのオススメ度を示します。
このゲームがSランクなのは、気持ちを焦らせることなくマイペースで遊べるゲームながら、独自の「背景色を変える」というシステムを活用してパズルとしてちゃんとおもしろいシステムが構築できている作品だからです。
シンプルなパズルゲームで、背景色を変えるというシステム上やや画面がチカチカする印象はありますが、おもしろい独自システムのパズルが好きな方なら、ストレートにオススメできる作品です。
ゲームの情報
タイトル | Hue |
開発 | Fiddlesticks Games |
オススメ度 | S<オススメ>:★★★(週間でのオススメ) |
Metacritic | 79 |
リリース日 | 2016/08/31 |
価格 | ¥1,480(Steam)、¥1,580(Epic Games) |
次元 | 2D(2次元) |
ジャンル | プラットフォーマーACT/パズル |
特徴 | カラフル/独自システム/シングル/実績 |
視点 | 真横 |
グラフィック | シンプル系2D |
操作方法 | マウス&キーボード/コントローラ |
言語 | 日本語サポートなし/英語/その他/マルチ |
インストール | 必要 |
ファイル容量 | 455MB(2020/07/03時点) |
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背景色を変えられるフシギなパレット。
色つきの邪魔なブロックは、
背景と同化させて消そう。背景と同化した足場は、
色を変えて出現させよう。落ち着いて遊べる
パズル系ACT。#期間限定 pic.twitter.com/9OyU0Xd0a1— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) July 3, 2020
補足
ダウナー系で落ち着いたパズルゲーム。
梅雨で憂鬱な日でも
このゲームで気分を落ち着かせられそう。嫌なことで気持ちが
トゲトゲするときでも
このゲームでフラットにできそうです。 pic.twitter.com/d71pBFZzHk— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) July 3, 2020
BGMから落ち着いた
(物悲しげな)ものなのでいわゆるアゲアゲではなく
ダウナーでのんびり落ち着いて
プレイするタイプのゲームです。パズルとしてしっかりおもしろいので
マイペースで遊びたい人、
パズルが好きな人、
いろんな人が楽しめそう。 pic.twitter.com/SR67ROQ9Y2— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) July 3, 2020
背景色を頻繁に変えていくので、
人によっては目がチカチカすることがあるかも。制限時間があったり
急いでクリアしないといけなかったりする
ゲームではないので
のんびり疲れないように
遊ぶのがイイですよ。— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) July 3, 2020