【無料ACT】引きこもった友達を助けよう! 上へ下へと足場を飛んで行け! ほのぼのながら高難易度な死にゲーACT! 「デバッガー!? ミホにゃん」

2.0
ジャンル:ACT

概要

「デバッガー!? ミホにゃん」は、日本製のACTゲームです。ジャンプを駆使して鍵をとってゴールを目指す死にゲー要素のある作品です。

敵を避けてハートのゴールを目指そう。けっこう難しいけど。

死にゲー的プラットフォーマーACT

このゲームでは、敵キャラが何体も登場したりステージ内にトゲブロックが配置されたりしていて、何度も死にながら1ステージごとにクリアを目指していきます。

死にゲー

魔物の登場頻度やトゲブロックの配置は、明確に「ミスをしやすいように」「死にやすいように」設計されています。そのため、最初のステージですら何度も失敗してしまうでしょう。人によってACTゲームの慣れは違いますが、難易度は高めだといっていいでしょう。

ステージによってはかなり際どい配置。……がんばろう!

そのため「何度も死んで覚える」という死にゲー要素が大きく、短気な人ならイライラしてしまうかもしれません。ただこうした死にゲーACTは2D・3Dにかかわらずそこそこの数があるので、「自分に合うジャンルかどうか」がわかっている人はそれを基準にプレイするかどうかを選ぶとイイかもしれません。

プラットフォーマー

プラットフォーマーACTを簡単に説明すると、マリオのようにジャンプを駆使して足場(プラットフォーム)を渡って移動するゲームです。このゲームはその要素がとても大きく、特に多くのステージで上へのぼったり下におりたりを繰り返します。ステージによっては、わざといったん上に上がらせてからゴールを下に設置するというイジワルなところもあります。

命をとりにきている配置。慎重に進むか、覚悟を決めて何度もリトライしよう。

主人公の挙動は、やや慣性が大きめにかかるようになっているようです。そのためかジャンプをして着地したときには、スベりやすくなっています。イメージとしては、通常のゲームでの「氷のステージ」で凍っているためツルツルとスベるようになっている感覚と似ています。

この点が攻略にかなり大きく関わってきていて、もともと足場が小さかったり細かめの操作を要求するステージ構成だったりするので、スベることでミスをしやすくなっています。

ACTゲームの種類によっては、キーを押す長さによってジャンプの高さが変わり、低めに飛ぶ好意を小ジャンプと呼ぶことがありますが、このゲームではそれはないようです。キーを押す長さにかかわらず、ジャンプの高さは一定のようです。

縦の高さについて変化はないようですが、ジャンプでの横の距離については使い分けができるようです。SHIFTキーを押している間はダッシュができるので、ダッシュジャンプをすると横の距離が伸ばせます。ジャンプ中にSHIFTで横に加速することもできるようです。

プレイスタイルとしては、この通常ジャンプとダッシュジャンプを使い分けながら足場を渡っていくのですが、ここで慣性によりツルリとスベる挙動がとてもイジワルに働いてきます。他のゲームでもそうですが、そうした慣性が働く場合は「ブレーキ」として反対方向にキーを入力して、着地を制御していくことになります。

もちろんこのブレーキが甘くて足場を通り過ぎて落ちてしまったり、逆にブレーキをきかせすぎて手前側に落ちてしまったりするのです。この挙動を理解して制御していくことが、このゲームでの基本的な進め方になるでしょう。

ストレス? 心を無にしよう

こうしたイジワルなACTをプレイしていると、やはりストレスというのは溜まっていくものです。そのストレスを楽しめる人はイイのですが、そうではない人も多いはずです。

死にゲーにありがちな「何人死んだか」カウント。無情である。

楽しみ方としては人それぞれですが、あえて心を無にしてプレイしてみるとストレスは少なめで済むかもしれません。いわばMinecraftなどで整地やブランチマイニングをしているときのようなもので、結果に対して一喜一憂せずにとにかく目標に向かってただただ何度も同じ行動を繰り返していくのです。

もちろんこんなプレイスタイルを試さなくても楽しめる人は、それぞれの楽しみ方で遊んでまったく問題ありません。ゲームはあくまで楽しむものですので、イライラせずに楽しめる方法が見つけられるならそれで充分です。

レイジゲーではない

ゲームの設計は失敗を誘発するように作られていますが、いわゆる「レイジゲー(rage:激怒)」ではないと思われます。それは単に死にゲー≠レイジゲーという構図のためです。

レイジゲーではないが、無慈悲は無慈悲。これは上から落ちてハートをとらないとリトライのステージ。

レイジゲーとして有名な「Getting Over It」では、プレイヤーがミスをしたときにわざと「煽る」ように設計されています。エンターテインメントの一種として、怒らせることを目的としているのでしょう。しかしこのゲームには特にそうした「煽り」は見られません

ステージ設計は確実にイジワルですが、ゲームの焦点が「わざと怒らせる」でないのならば、基本的にはレイジゲーと分類すべきではないでしょう。

小分けにして練習も〇

なおタイトルメニューでは「PRACTICE」というモードがあり、ここではステージセレクトを含めて練習ができるようです。ゲーム本編では「Give Up」を選ぶとタイトル画面に戻りますが、この後さきほどまでいたステージに戻ることはできないようです。そうした仕様も含めて、しっかりステージをクリアするために練習するのもアリでしょう。

(Ver1.02から、ストーリーモードにセーブ機能が実装されたそうです)

PRACTICEモードで練習が可能。小分けにして遊ぶのもイイかも。

ステージセレクトによってプレイしたいステージだけ選べるので、小分けで遊べるようになっています。一気にプレイするのではなく小分けにして遊ぶことで、ストレスも小分けにできるかもしれません。

オススメ度

「デバッガー!? ミホにゃん」のオススメ度は、Aランクです。Aランクは★が2つ(★★)で、通常の「#1ツイゲームレビュー」と同程度のオススメ度を示します。

このゲームがAランクなのは、イラストを含めてインディっぽさが強く、難易度が高めの死にゲーなのでストレスが溜まりやすいのが理由です。

もちろん死にゲーというのはもともと得手不得手があるものですし、ストーリーもしっかり考えられているので、間違いなくこのゲームを楽しめる人はいるでしょう。

ゲームの情報

タイトルデバッガー!? ミホにゃん
開発みのりTeach魔女レTea(瑞並ナズレ)
オススメ度A<GOOD>:★★(#1ツイゲームレビュー)
リリース日2020/06/18
価格フリー
次元2D(2次元)
ジャンルプラットフォーマーACT
特徴女性主人公/死にゲー/ステージ制/回避系/Unity
視点真横
グラフィックアニメ調2D/シンプル系2D
操作方法キーボード
言語日本語
インストール不要
ファイル容量54.4MB<アーカイブ> / 102MB<解凍後>(Version 1.00)

ツイート

補足

タイトルとURLをコピーしました