このページは、Steamにて無料で遊べる「Helltaker(ヘルテイカー)」の攻略記事です。長くなってしまったため分割しており、その3ページめにあたります。このページでは、「チャプター07~10」の4つのステージについて掲載しています。
(もくじなどが長くなってしまい、見にくくなるのを避けるための分割です。ご理解いただけるとありがたいです)
1ページめでは「チャプター01~03」を、2ページめでは「チャプター04~06」までをまとめてあります。
チャプターVII(07)
セクションの分け方
このチャプター07は、おおまかに3つのセクションに分けられます。それぞれT字にブロックが並んでいる右上の「石(ブロック)」セクション、敵が3体いる左真ん中の「敵」セクション、そしてトゲが交互に出たり引っ込んだりする左下の「棘(トゲ)」セクションと ここでは呼ぶことにしましょう。
石セクションその1
まずは鍵をとった後に錠へ辿り着きやすくするため、錠の傍にある石ブロックを整理しましょう。手数が24で、上の画像のような石ブロックの配置に調整します。
石セクションでは最初、T字に並んだブロックのうち右のブロックを上に蹴ります。そうしたら左に回り込んで、敵を1体倒してT字の下側(倒した敵の右側)に位置するブロックを右に蹴ります。
手順を矢印で示すと?
手順を矢印で示すと、以下のようになります。
↑↑↓←←↑↑→
行動の説明をはさむと、以下のようになります。
↑↑(ブロックを蹴る)↓←←↑(敵を倒す)↑→(ブロックを蹴る)
棘・敵セクション
続いて棘(トゲ)セクションです。ここでは鍵をとりに行くためにグルッと迂回します。これまでの手順を間違っていなければ、トゲ床には一度もひっかかることなくスムーズに通貨できます。
鍵の前にいる左側の敵は、上に移動させるだけで構いません。倒さなくてOKです。鍵の前の石ブロックを右へ移動させたら、そのまま鍵を入手してください。
この段階で、鍵をとる直前のマス(画像の状態)では手順が12、鍵をとった瞬間だと11になっていれば正解です。
手順を矢印で示すと?
手順を矢印で示すと、以下のようになります。
↓↓↓←←←↑↑↑↑→→↑
行動の説明をはさむと、以下のようになります。
↓↓↓←←←↑↑↑(敵を蹴る)↑→(ブロックを蹴る)→↑(鍵ゲット)
石セクションその2
ここまでくるとゴールは目の前です。石ブロックを蹴って、錠にアクセスできるようにしましょう。
手順を矢印で示すと?
手順を矢印で示すと、以下のようになります。
↓→→→→↑↑→→↑↑
行動の説明をはさむと、以下のようになります。
↓→(ブロックを蹴る)→→(ブロックを蹴る)→↑(ブロックを蹴る)↑→(ブロックを蹴る)→↑(錠を開ける)↑(ゴール)
まとめて手順を矢印で示すと?
手順を矢印で示すと、以下のようになります。
↑↑↓←←↑↑→↓↓↓←←←↑↑↑↑→→↑↓→→→→↑↑→→↑↑
↑↑(ブロックを蹴る)↓←←↑(敵を倒す)↑→(ブロックを蹴る)↓↓↓←←←↑↑↑(敵を蹴る)↑→(ブロックを蹴る)→↑(鍵ゲット)↓→(ブロックを蹴る)→→(ブロックを蹴る)→↑(ブロックを蹴る)↑→(ブロックを蹴る)→↑(錠を開ける)↑(ゴール)
このチャプター07でもトゲ床回避する箇所がありますが、連続していて矢印が見にくくなるのを避けるために省略してあります。
チャプター07の解説
チャプター07をクリアするときも、「どのルートで進むか?」がポイントとなります。
ざっくりとマップを見ると、スタート位置から鍵をとるルートが「左に直進」と下を回る「トゲ床」とに分かれているのがわかります。また鍵をとった後も、そのまま右へ行き「錠へと進む」のか下のルートを「迂回する」のかが問われます。
要所は手数を進めるごとに交互に飛び出すトゲ床でしょう。トゲ床はめんどうそうだからと考えるのをやめたら、自力でのクリアはかなり難しくなるかもしれません。
このゲームは少し将棋に似ていて、「詰将棋」などをある程度 遊んだことがあれば、「いろいろなルート」を考え、ときには「逆算」し、またときには「制作者はどういうふうに解いてほしがっているのか」まで推測しながらプレイできます。
このチャプター07のキモは、そのように「どういうルートで行くべきか?」を考えてやっと鍵まで辿り着いたというときに、「鍵をとる前に錠の周辺を整理しておかないと鍵をとったところで錠へ辿り着けない」という罠に気づくところでしょう。
初見では気づきにくい罠で、わざと鍵をとるまでの苦労をいったん無駄にさせにくるのです。
チャプターVIII(08)
チャプター08は、とても簡単なボーナスチャプターです。敵が1列に並んでいますが、わざわざ倒さずとも横を通り抜けて戦闘の敵を蹴ってどければ、簡単に女の子のもとへ辿り着けます。
手順を矢印で示すと?
手順を矢印で示すと、以下のようになります。
↑←↑↑↑↑↑↑↑↑→→
行動の説明をはさむと、以下のようになります。
↑←↑↑↑↑↑↑↑↑→(敵を蹴る)→
実績
このチャプター08をクリアすると、実績「Queentaker」がアンロックされます。
この実績の説明には、「Survive the audience(謁見を生き延びる)」とあります。CEOに謁見して生き延びて彼女をハーレムに加えた証として、「queen(女王)」を「take(手中に収める)」ことができた者の称号を得たということでしょう。
チャプターIX(09)
チャプター09では、またも敵が1体も出現しないチャプターです。次のチャプターはACTチャプターとなり、それが最終チャプターとなるので、実質的にこれが最後のパズルチャプターとなります。
このチャプター09は「どのブロックに注意」だとか「このセクションはこうしよう」というポイントがないので、最も説明しやすいのは「実際の手順を矢印で示す」ことになるでしょう。
手順を矢印で示すと?
手順を矢印で示すと、以下のようになります。
→↑↑→→→→↓→→←↑↑↑→→→→↓↓→→↑↑→←←←↑↑↑←↑
行動の説明をはさむと、以下のようになります。
→↑(ブロックを蹴る)↑→(ブロックを蹴る)→→(ブロックを蹴る)→↓→→(ブロックを蹴る)←↑↑(ブロックを蹴る)↑→(ブロックを蹴る)→→(ブロックを蹴る)→↓(ブロックを蹴る)↓→(ブロックを蹴る)→↑(ブロックを蹴る)↑→(鍵ゲット)←←←↑↑(ブロックを蹴る)↑←(錠を開ける)↑(ゴール)
チャプター09の解説
解説というほどでもありませんが、このチャプター09の難しいところは「マップ全体が1つ」だという点です。具体的に道しるべになるポイントがないので、自分でクリアしようとすると「とにかく試行錯誤」するしかないのです。
たとえると、これまでのチャプターは「8+9」や「4×6+3」や「20*5-10」といったような計算問題だったのに、急に「1675468594+3246241458」という単純ながら1つのまとまりが大きくなってしまった計算問題になってしまったのに近いかもしれません。
地道に1つ1つ試していくしかありませんし、間違っていたらどこが間違っていたかを突き止めて、そこへ戻ってからまた試行錯誤するしかないのです。
実績
このチャプター09をクリアすると、実績「Gatetaker」がアンロックされます。
この実績の説明には、「Reach the gate(門へ到達する)」とあるので、この場合のtakeは「到達する」もしくは「通過する」という意味合いがあるのでしょう。
チャプターX(10)
最後のチャプター10はACTステージです。このチャプターでは鎖が登場し、「鎖を避ける」という回避パートと「鎖を蹴ってダメージを与えて倒す」という攻撃パートが交互に続きます。
攻撃して倒す鎖は4種類あるようなので、回避・攻撃パートをそれぞれ4回ずつプレイしていきます。ありがたいことに鎖を倒す度に会話イベントが挿入され、そこがチェックポイントとなるようです。そのため得意でなくても繰り返していれば、クリアできるという希望が見えるチャプターになっています。
このチャプターはパズルチャプターとは異なるため、完全な正解をお伝えできません。しかしそれでも攻略したい方のために、おおまかながら対策をまとめておきます。
回避パート
回避パートは、「パターンを読む」ことと「なるべく動き続ける」こと、そして鎖が登場するスピードに合わせて「しっかり動く」ことが大事です。あまりアドバイスにはなっていないかもしれませんが。
最初のうちはスピードが遅く鎖の登場も甘めなのでイイのですが、終盤に近づくにつれて早くなるだけでなく一度に登場する鎖の数も増えます。
これを初見で予測するのはほぼ不可能でしょう。そのため「死にゲー的トライ&エラー」で自分の経験値を溜めていくことが、地道ながら最も確かな方法かもしれません。
攻撃パート
攻撃パートでは、避ける鎖とは別に「足場に繋がった鎖」が登場するので、それを蹴って攻撃します。これまで通り、蹴るのは方向(矢印)キーです。
こちらも序盤はあまりアドバイスが必要ないでしょう。終盤は攻撃に夢中にならずに、安全な瞬間に攻撃するようにしましょう。攻撃している間も「次は自分のいるマスに鎖の攻撃が来るかも」と構えて、避ける準備をしながら鎖を蹴りましょう。
チャプター10の解説
このチャプター10では、あまり解説することは多くありません。パズルではなくACTチャプターですし、中途半端なアドバイスより実際に何度も死んでコツをつかむほうが身になるでしょう。
ただいえるのは、終盤で早めにダメージを受けてしまったらリセットをするくらいの潔さがあったほうがイイかもしれません。もともとテンポよくリスタートできるゲームですので、ミスを取り戻そうと躍起になるより「巧く進められたパターン」を覚えて大事にしていくことが重要です。
実績
このチャプター10をクリアすると、実績「Sintaker」がアンロックされます。
この実績の説明には、「Face your sins(自分の罪と向き合う)」とあります。「sintaker」はそのまま「罪を背負う者」と捉えて大丈夫でしょう。
海外にも「女性を泣かす女たらしは罪深い」という考え方があるのかはわかりませんが。
エピローグ
さて、チャプターをすべて終えてエピローグまで来ました。しかし物語はまだ終わっていません。エピローグでは、裏エンディングと残された最後の実績が待っています。
ここで裏エンディングを見て最後の実績をアンロックするには、「古代の碑文」をちゃんと回収できているかが問題です。回収できていなくて自分でなんとかしたい場合は、戻って古代の碑文をチャプター04・05・06で回収してきましょう。
すでに回収できている方は、メニュー画面を開いてみてください。そこにもう答えは記されています。
メニュー画面の下には、古代の碑文に書かれていた図形が記されています。この図形は矢印になっているのがわかるでしょうか?
エピローグで登場するこのマップの「五芒星(☆のマーク)」の上で、この古代の碑文の矢印の通りに動きましょう。
手順は「↓↑→↑←↓↓←↑↓→↑」です。成功すると、上に紫色のポータルが現れます。
それと同時に実績「Abysstaker」がアンロックされます。
「abyss」は「深淵」「奈落の底」を意味します。
出現したポータルのなかに入ると、裏エンディングを見られます。
ところで「Helltaker」ってどういう意味?
ここまでパズルの手順や実績名について解説・考察をしてきました。最後になりますが、ゲームタイトルの「Helltaker」とはいったいどういう意味なのでしょう?
これまでの実績名と同じく、基本的には「hell」を「take」する者という意味でしかありません。ここでは地獄というわかりやすい意味のhellより、takeをどう解釈するかがポイントでしょう。
takeは基本的に「取る」「取り込む」という意味です。地獄のCEOであるルシファーまでハーレムに巻き込んだのですから、「地獄を取り込んだ者」といっても差し支えないのかもしれません。わかりやすくいうと「支配者」に近いのかもしれません。