600mlのPETコーヒーってけっこう多いよね

雑記

こんにちは、Caffeineです。
キリンビバレッジから販売されているFIREの「ONEDAY BLACK」を飲みました。

ワンデイ ブラック│キリン ファイア│ソフトドリンク│キリン

私は筆名に「Caffeine」を選ぶくらいには、カフェインを摂取してきています。そもそもカフェインは興奮剤(stimulant)の一種ですので過剰摂取は好ましくありませんが、コーヒーは嗜好品としても「目を覚ます刺激薬」としても世界に広く認知されています。

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ONEDAY BLACK

今回のコーヒー「ONEDAY BLACK」の目立つ点は、やはり「600ml」という量にあるでしょう。私は注意しておかないと慢性的なカフェイン中毒になりかねないので、毎日の摂取量には多少気をつけており、このコーヒーを購入したものの3日に分けて飲みました。

このコーヒーのペットボトルのパッケージには、「美味しいコーヒーは、常温でも香り高い。」「コーヒーは常温で飲むシーンも多くありませんか? だから、常温でも香り高いコーヒーにこだわりました。」とあります。
冬場や春先は常温でもドリンクを飲むことが多いため、私もこのコーヒーを常温で飲みました。

ブラックと名にある通り「無糖」で、原材料もコーヒー・香料のみです。缶コーヒーも嫌いではないのですが、以前から人工甘味料が入った缶コーヒーが多いため、個人的にはブラックを飲む機会が増えました。

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初 心

人工甘味料
嫌いなの?

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Caffeine

嫌いというより
合わないという感じですね。

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初 心

えー、
でも甘くて太らないから
よくない?
ブラックって苦手!

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図部野 素人

腹は黒いくせにな

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初 心

なんかいった!?
(華麗な後ろ回し蹴り)

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図部野 素人

ごぬっ?!
(腹部に蹴りが当たり
一瞬少し浮く)

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Caffeine

いつもの
「雉も鳴かずば撃たれまいに」
ですね……

話を戻しましょうか。

味についていうと、個人的はわりと好きなタイプのコーヒーです。たしかに香りが強いコーヒーで、カップなどに入れて口元に運ぶと、口に含む前から香りを強く感じます。酸味が少なく、舌の上で淡く香りが広がってから、すぐに鼻に香りが抜けていきます。苦味はあまり強くなく、表記の通り香りが強いのが特徴だと感じました。ただ人にとっては安っぽいと感じる香りだろうなとも感じましたので、やはり高級志向な人よりも「安いコーヒーでも大丈夫」な人向けの商品なのでしょう。

私自身は、また買ってもいい商品だと思いました。
しかし少し難しいのは、600mlという特徴を踏まえての「誰がどのように飲むべきか」という点でしょう。

カフェインの摂取量

この商品の「How(どのように使用するか)」という点について考えてみると、内容量が600mlと多いため、飲みやすいタイプのペットボトルコーヒーだとしても、がぶ飲みするにはカフェイン量がいくらか怖いものです。

カフェインの摂取量について、内閣府の機関である食品安全委員会のデータを参考にしてみましょう。

【読み物版】生活の中の食品安全 -食品中のカフェインについて-その1 平成30年1月12日配信 | 食品安全委員会 – 食の安全、を科学する

コーヒー内のカフェイン含有量は、コーヒーとインスタントコーヒーで別項目にされていますが、カフェイン濃度は「60 mg/100 mL」「57 mg/100mL」とされており、大差はありません。

つまり今回の600mlの「ONEDAY BLACK」ではカフェイン含有量が、単純計算で342mg(600ml*57mg/100ml)~360mg(600ml*60mg/100ml)とおおまかに導くことができます。

次に摂取量の目安の表も見てみましょう。

この表は諸外国の機関で設定されているカフェイン摂取量の目安を示しています。
「一日当たりの健康に悪影響のない最大摂取量」は健康な成人であれば400mgとされています。また妊婦であれば200~300mg、子どもであれば体重に合わせて2.5mg/kg体重と示されています。

こうして確認してみると、今回の「ONEDAY BLACK」の342~360mgというカフェイン含有量の概算では、子どもでは健康に悪影響が懸念され、妊婦でもいくらかの摂取過剰が考えられ、健康な成人であっても1本以上は健康的だといえる範疇内を超えてしまうおそれがあります。

この「ONEDAY BLACK」をどのように飲むか(How)を考えてみると、ペットボトルという携帯しやすく消費しやすい形式でありながら、大人であってもあまり気軽に飲まずにカフェイン摂取量を考えながら飲んだほうがいいといえるでしょう。

しかしそうなるとより手軽な缶コーヒーとどう対峙していくかが難しくなってきます。缶コーヒーの飲み方は、やはり買ってすぐにプルタブを開けて一息に飲んで缶を捨てて、次の仕事に向かう――というような様式がある程度固まっています。
ペットボトルとして「身近に置いておく」ことを優先するか、缶コーヒーを買って「購入・消費・廃棄を手早く済ませる」ことを優先するかという違いになるでしょうか。個人的には、缶コーヒーの手軽さのほうに分があるのではないかと感じてしまいます。

次にどのような人が飲む商品かという「Who」について考えてみると、先ほどのように安いコーヒーでも構わないという人がターゲットになるのは想定できます。しかし年齢層などを考えてみると、幼年層や少年層はコーヒーを飲まないでしょうし、青年層には無糖という点が響きにくく、壮年層以降はやはりコーヒーをペットボトルで持ち歩くより缶コーヒーで済ませてしまう可能性があります。
オフィス勤務の場合は、少量ずつ飲むのにはある程度適しているかもしれません。しかし備品でコーヒーを扱っているオフィスでは、わざわざ別でコーヒーを買う理由に乏しくなります。
男女別で考えてみても、この「600mlの無糖コーヒーのペットボトルを買う人」の姿がやや想像しにくいのです。持ち歩くにしてもオフィスに置いておくにしても、他の代替商品があればそちらに容易に乗り換えることができてしまうのです。

缶コーヒーは無糖でも酸味が強いものが多く、微糖であれば人工甘味料が入っているものが多いなど、私個人としては好みから離れてしまっている傾向があるので、こうした味わいの商品が登場するのは歓迎します。しかし「リピートするとしてもこれから常備するに至るか?」と考えてみると、かなり難しいものです。たとえば段ボールでまとめ買いするとしても、3本も飲めば飽きてしまいそうです。
しかしこれが缶コーヒーであれば買っていたかと考えてみると、この600mlのペットボトル製品であったから飲もうとした、という点もあるかもしれません。そうした点では、もしこれが別の形態でも主力製品として発売されればある程度飲み続けることができるかもしれません。

近年ではエナジードリンクが広く認知されてきていることもあり、カフェインに対する警戒感は社会的にもやや薄れているのかもしれません。
以前、睡眠について記しましたが、ゲーマーは好きなゲームに興じているときに睡眠時間を削りがちなので、その分やはり睡眠時間を守るように行動したほうがいいでしょう。そう考えると、カフェインの摂取量は抑えておくといいかもしれません。
実際のところ、深夜勤務をしていた以前は私もMONSTERをよく飲んでいました。RED BULLより味が好みだったので、MONSTERのほうを飲んでいました。軽度ではあったのですが、カフェインの過剰摂取による急性中毒のような症状が出ることがありました。目がカッと開かれるように感じ、頭のなかが広がって感じられるものの、細かいことを考えにくくなっていました。感覚としては、「瞳孔が開き、脳がアイドリングしている」というようなイメージでした。
過剰に心配する必要はありませんが、気をつけておくにこしたことはありません。

ゲームをするとき、特にPvPをプレイするときは前傾姿勢になって勝ちたいという意欲やプレイし続けたいという気持ちに燃えるものです。そういうときに興奮剤であるカフェインは、ある意味うってつけなのかもしれません。そういうときこそ気持ちの上でもブレーキを用意しておいて、暴走してしまわないように制御しておきたいものです。
そう考えると、缶コーヒーくらいはまだ構わないものの、600mlのコーヒーはゲーマーの方にも扱いが難しいのではないでしょうか。

しかし600mlのブラックコーヒーは、飲んでいるときはおもしろいと思っていましたが、カフェイン含有量を考えると企画が通りにくかったのではないかと感じました。食品安全委員会のデータとは別で、このコーヒーのカフェイン含有量はいくらか少ないものなのでしょうか?
いずれにせよ、カフェインは興奮剤でありお酒と同様に摂取量を管理できるようにしておいたほうがいいでしょう。

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