このゲームに一言キャッチフレーズをつけるとしたら?

概要
「Amnesia: The Dark Descent」は、海外製のFPS視点ホラーゲームです。闇のなかで追ってくるモンスターから逃げる作品です。
本作の特徴は、闇のなかにいるとSAN値(厳密には本作だとSanity:正気)が下がってしまうため、ランタンやロウソクなどの光を活用するのが重要なところです。浪費すると身動きがとりにくくなるので注意するのがコツです。
ストーリーは最初、主人公は記憶を失ってなにもわからない状態から始まります。そして記憶を失う前の自分が「今の記憶を失った自分」に宛ててつづったメモを見ることで、「ある人物を殺せ」という目標が与えられます。そして屋敷のなかをさまよっているうちに、恐ろしいモンスターと出くわすことになります。
全体的に謎解きがあり、迷路のようなダンジョンをモンスターに追われながら逃げる、というのが本作のプレイスタイルになります。発売時期がずいぶん前ということもあり、グラフィックではやや古さが目立って感じられるかもしれません。しかし本作は名作に入る部類の作品ですので、もし機会があるならプレイしてみることをオススメします。
英語の文章
本作では、メッセージが多めに登場します。そのままプレイするには少し労力がかかるかもしれません。特に本作では体力ゲージなどがないので、視覚的に体力や正気度の減少がややわかりにくい節があります。
非公式ですが日本語化パッチがあるようなので、自己責任でご利用ください。
なお私は日本語化せずに、一切を英語でプレイしました。もちろんクリアもしています。英語ゲームをプレイしたいと考えている方は、どんなゲームでも「ちょっと試してみよう」ぐらいの気持ちでプレイしていいと私は思っています。
英語のゲームをプレイするときは、自分の英語レベルを考えなくて大丈夫です。また本作のようなゲームも含めて、ある程度は感覚でプレイして構いません。わからなくて詰まってしまったら、ゲーム内のメモなどを見返しつつ、wikiなどのネットの情報を探せばいいからです。
英語を知るときに大事なのは、「接している時間」です。いわゆる「単純接触」というものです。私を含め日本人が日本語を理解できるようになったのはそれが実現できるくらい幼いころから触れてきた、というだけのことです。そのため単純に考えると、たとえつたなくても英語に触れる期間を長くすればやがてわかるようになっていきます。
明言しておきたいのは、ここで「私は英語のゲームが遊べるんだぞ」と自慢したいわけではないという点です。そんな自慢は毛ほどの価値もありません。私が伝えたいのは、ゆっくりじっくりでもある程度の時間をかければ誰でも英語を理解できる、ということです。私ができているのだから、みなさんにできない道理はありません。余計な苦手意識さえ消してしまえば、後は楽しんで英語を知っていけるでしょう。
YouTube実況の黎明期
また本作は、YouTubeにて海外のゲーム系YouTuberが本作をこぞってプレイしていたことで、ある種の「昔懐かしいYouTube実況コンテンツ」と呼べる位置にあります。
(なぜかPart 1は削除されて存在しません)
(2012年4月に投稿された古い動画)
(こちらは6年後にrevisit:再訪したときの2018年6月のストリーミング。2020年5月現在、1300万以上の再生数となっています)
どちらも海外のYouTuberとしては超大物です。このように本作は「懐かしいYouTube実況」として活躍したかなり有名な作品なのです。
オススメ度
「Amnesia:The Dark Descent」のオススメ度は、Sランクです。Sランクは★が3つ(★★★)で、毎週のまとめ記事にて「オススメ」としてピックアップできるくらいのオススメ度を示します。
本作がSランクなのは、発売からずいぶん時間が経って古臭く見えても、ある種の名作として変わらないおもしろさです。しかし日本人にとっては英語が大きな壁となっている事実は、少し大きいといえるでしょう。決してクリアできない難易度ではありませんし、無理をしなくとも日本語化パッチを利用すればプレイできる可能性があるので、興味がある方はぜひ楽しんでいただきたい作品です。
ゲームの情報
タイトル | Amnesia: The Dark Descent |
開発 | Frictional Games |
オススメ度 | S<オススメ>:★★★ |
Metacritic | 85 |
リリース日 | 2010/09/09 |
価格 | ¥1,980 |
次元 | 3D(3次元) |
ジャンル | 探索ホラーADV |
特徴 | モンスター/鬼ごっこ/SAN値/パズル/闇/雰囲気/シングル |
視点 | FPS視点 |
グラフィック | リアル系3D/デフォルメ3D |
操作方法 | マウス&キーボード |
言語 | 英語/その他(日本語サポートなし) |
インストール | 必要 |
ファイル容量 | 2.32GB(2020/05/01時点) |
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【#1ツイゲームレビュー】「Amnesia:The Dark Descent」
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闇のなかをさまよいながら
光を灯して先へと進む。たとえヤツが闇に潜むとしても
先へ進まなければ……SAN値を下げぬよう
なるべく闇を避ける
FPS視点ホラーゲームの名作!#期間限定 pic.twitter.com/QKdQ5DjAAu— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 2, 2020
補足
2010年発売のホラーADV!
謎を解きながら進み
正気(SAN値)を失わないよう
なんとか闇を避けていく名作!息をひそめて
気づかれないように
気づかれないように
進む、進む……。 pic.twitter.com/lehfSl9Cjf— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 2, 2020
「外の灯りや景色の見えない
閉じられた廊下、部屋を行き来し
カビた臭いのしそうな闇を
歩いていく……」
といったような作品です。他にも似た作品はありますが、
特に本作は有名ですね!ホラー好きなら
名作の位置づけで
プレイしておきたいところ!— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) May 2, 2020