インディゲーム「巫剣神威控」のプレイ感はどう? アクションとしての操作感は?

ゲーム紹介

前回は「巫剣神威控」について基本的な情報を掲載してきました。
今回のエントリでは、前回は行わなかった「実際のプレイ感」を交えた情報を考えていきましょう。

前回のエントリ(基本情報):
【アクション】因縁の女子高生対決……刀で?! 「巫剣神威控」【インディ】
こんにちは、Caffeineです。 今回ご紹介するのはインディーズのアクションゲーム「巫剣神威控(みつるぎかむいひかえ)」です! ジャンル 3D/アクション/ハクスラ/TPS/女性主人公/シングル 開発元...

実際のプレイ感はどんなもの?

実際にプレイしてみると、やはり動画やスクリーンショット画像だけではわからないものが見えてくるものです。

操作性

今回の「巫剣神威控」はアクションゲームです。
しかもインディゲーム(indie → independent:独立の略)ですので、操作性の良し悪しが気になるところでしょう。

操作性はイマイチ

私は(前回のエントリでお伝えした通り)キーボードを使ってプレイしましたが、操作性については「あまりよくない」といわざるをえません。
しかし注意書きをしておくならば、私はFPSゲームに慣れていて普段はマウスを使って視点移動をすることに慣れ切っているので、キーやボタンを利用した視点移動に違和感をおぼえるようになってしまっています。この点については明言しておかなければなりません。古いFPSゲームで、やはり同様にキーやボタンを使って視点移動をするゲームも同様に違和感があってプレイしにくいので、この「巫剣神威控」だけが陥っている問題ではありません。

使用するキー・ボタンが多め

またこの操作性は、ゲームシステムに直結しています。
この「巫剣神威控」では基本攻撃が2種類あり、刀を使った「斬撃」と肉弾戦や鞘を使った「格闘攻撃」があります。それに加えて溜め攻撃である「奥義」があり、さらに攻撃を与えられて出血状態になった敵を利用して回復・攻撃を行う「残心」もあります。さらにこれに加えて「ガード」があり、ガード中に移動キーを押すことで素早い回避行動をとることができます。そしてジャンプも行うことができます。

つまり基本行動だけで斬撃・格闘攻撃・奥義・残心・ガード・ジャンプといった6種類の行動をとることができます。さらにこの上で、前後左右の移動と視点移動も行わなければいけません。
PCでキーボードを使ってプレイする際は、キー設定を工夫しないと思うようには動かせないでしょう。やはりコントローラ前提で設計されたゲームシステムなのかもしれません。

アップグレードがいつでも可能

またスキルや能力のアップグレードが行える「巫剣神威控」ですが、こうしたゲームには珍しくステージクリア後にしかアップグレードを行えないのではなく、たとえ戦闘中でもポーズ画面(メニュー画面)でアップグレードが選択でき、いつでも強化を行えるのは手軽です。セーブも同様に行うことができます。
戦闘中のセーブは「WAVE」によって管理しているようで、ザコ敵が湧くWAVE数がチェックポイントのようになっているようです。そのためボス戦の途中でセーブする意味はあまりなさそうです。

またポイントの貯まりやすさは、難易度が上がっても大きく変化することはないようです。むしろ周回プレイが簡単なEASYのほうがプレイしやすいので、アップグレード目的であればEASYのプレイしやすいステージで繰り返し戦うのが効率的でしょう。

特定の技の強さ

どのゲームにでも「これが強い!」「これがOP!(Overpowered:強すぎ)」といったもの(キャラ・武器・スキル、etc)がありますが、この「巫剣神威控」でもそれに似たものがあります。万能というわけではないのですが、地面を高速でスライドしながら敵を斬る「疾空斬」と、空中で斬撃ボタンを連打すると何度でも斬ることのできる「祓太刀」の使い勝手がとてもいいといえます。

疾空斬


大技をかわした後で距離があいていても、すぐに飛び込める。

まず「疾空斬」のいいところは、ダッシュよりも早いことです。攻撃手段として使うスキルなのですが、一瞬で一定距離を移動して斬撃攻撃を行うことができます。単なる回避行動がただ避けるだけであり、疾空斬は攻撃も行えることを考えると、疾空斬を利用する価値は高いでしょう。

ただ疾空斬は攻撃手段であるため、ある程度敵をサーチしてオートエイムのように攻撃するようです。そのためボスの攻撃を避けるときなどには不向きかもしれません。

祓太刀


怯んでいる間に攻撃を叩き込めれば、ダメージを多く与えられる。

次に「祓太刀」のいいところは、まず連続攻撃が行えることです。空中で斬撃ボタンを連打すると、連打をやめるか地面に降りるまでは連続攻撃が行えます。どうやら祓太刀の斬撃が敵に当たると滞空時間が延びるらしく、混戦時やボス敵に対して行うことで継続的なダメージを与えることができます。

また敵の攻撃にはあまり空中まで判定が広がっていないものがあり、見た目では敵の攻撃が当たっているようでも、祓太刀をし続けていると避けられることがあるのも大きな利点です。
しかしNORMAL以上の敵では行動パターンが複雑になり、空中にも判定が広がっている攻撃を多用してくるようになるため、反永続的な祓太刀の連撃は難しくなっていきます。

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全体的なプレイ感

この「巫剣神威控」の全体的なプレイ感を述べると、けっこう楽しめる部類だと感じられます。しかしSteamのレビューでも書かれているように、EASYをプレイするのが最も快適にプレイできるのではないでしょうか。高難易度になるほど理不尽さを感じ、ストレスも感じるようになります。
もしこれまでに「ああもういいや」とうんざりしながらため息をついてゲームをやめたことがある人は、本気でNORMAL以上をプレイするとあまり心地よくゲームを終えられないかもしれません。

アクションゲームとしては動きが多くいろいろと動き回るので、サクッとプレイするのには楽しめるでしょう。アップグレード要素があるため周回プレイも行えますが、おそらく一気に10時間プレイするなど根を詰めるプレイは楽しさより義務感が滲み出てくるでしょう。
ほどよく楽しむのならば、EASY難易度がオススメです。

次のエントリ

次のエントリでは、この「巫剣神威控」のイイところ(メリット)をまとめた情報をお届けいたします。

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