こんにちは、Caffeineです。
前回に引き続き、「ぶきあつめ ~なんでも武器になるRPG~」において有用な武器を、具体的なデータを交えて紹介していきましょう!
どんな人向け?
オリジナル性あふれるシステムが好きな人
コレクション要素が好きな人
強い武器を集めよう
前回は序盤に回収できる有用なアイテムをまとめましたが、今回は中盤から終盤に向けてのアイテムを見ていきましょう。
中盤のアイテム
最序盤はLvによるシステムがアンロックされるまで、序盤は各ダンジョンを攻略する段階というふうに、前回の記事では設定しました。今回は中盤と終盤について考えていきますが、中盤は各ダンジョンを攻略してボスを倒し始め、人やモンスターを効果的に捕獲する方法を考慮し出し、妹・ぽん美のアップグレードをすべて完了させ、販売システムをより効果的に活用する段階だといえます。
この段階で使用する武器は、おおむね序盤で使用していた武器を使い続けるか、新しく得た武器的武器に交換するかになるでしょう。特にダンジョンを攻略する算段を立てるときには、ダンジョンの「武器庫からアイテムを選べない」という仕様が大事になってきます。なぜなら最大16個の武器でやりくりすることが求められるからです。余計なアイテムを持ってダンジョンには入りたくないのです。
ダンジョンでもあえて序盤から使い続けてきた武器を破棄せずに使い続けることができますし、もちろんアルマの石を使用して武器のLvを上げることもできます。
今回「中盤のアイテム」としてご紹介するものには、癖のある武器も存在するため、扱いやすい武器を使用するのもいい選び方でしょう。
武器的武器
武器的武器は全体的に戦うためのものであるため、ダンジョンで戦うときにも有効なものがあります。
業火の剣(攻撃力20、炎が発生)
「業火の剣」はヘイワ村の南(下)部から南東(右下)部あたりの宝箱に入っています。序盤から回収できる武器ですが、地の攻撃力が20と高めで、なおかつ炎が発生する武器的武器です。序盤から中盤にかけて使用することができるでしょう。
初期の魔法武器には「魔道士の杖(攻撃力8、【火炎の魔法】が発生)」や「雷槌の杖(攻撃力8、【雷の魔法】が発生)」、「氷魔女の杖(攻撃力8、【氷の魔法】が発生)」などがありますが、中盤でも使用するには攻撃力が低いのが難点です。この「業火の剣」も他の武器にとってかわられる時期はいずれ訪れますが、こうした初期の魔法武器よりは使いやすいかもしれません。
エクスカリバー(攻撃力25、雷が発生)
「エクスカリバー」はフィールドマップ北東(右上)部にある「霊魂の洞窟」内の宝箱に入っている武器的武器です。攻撃力はさほど高いわけではありませんが、雷を追加発生させることができる武器です。
巨人の大剣(攻撃力27、直線2マス)
「巨人の大剣」はコンビニ店員のミャオタに話しかけると10000円で購入できる武器です。序盤ではお金稼ぎが厳しいのですが、妹・ぽん美のアップグレードをいったんすべて完了するとこの「巨人の大剣」を買うのは朝飯前といった程度でおかねを稼げるようになります。
それなりに強い武器的武器ではありますが、実際にはタンス(攻撃力30、直線2マス、行動回数を下げる30%)の完全な下位互換です。こだわりがないならタンスを使ったほうがいいでしょう。
クマのつるぎ(攻撃力12、直線2マス、4回攻撃)
クマの名前 | 場所 | リクエスト |
赤いクマ キャサリン | ヘイワ村の左下の家 | 炎の出る武器 |
青いクマ ジェームズ | フィールドマップの南東(右下) | 威力が32以上の武器 |
黒いクマ トム | フィールドマップの東(右) | 黒い武器 |
茶色クマ ブラウン | フィールドマップの北西(左上) | トイレットペーパー代わりになりそうな武器 |
なお黒いクマのトムは、フィールドマップの東(右)側のテントの傍にいます。
茶色クマのブラウンは、フィールドマップの北西(左上)の幻術の洞窟の右上にいます。
この「クマのつるぎ」は最初からフィールドマップ上に各ヌイグルミが存在するため、序盤から入手できるアイテムではあります。しかし各ヌイグルミの要求する武器には序盤では入手しにくいものもあるため、実質的に「クマのつるぎ」を入手するのは中盤くらいになることでしょう。
さて、そんな「クマのつるぎ」ですが、攻撃力は12とかなり地味なものです。特殊効果の4回攻撃がおもしろそうですが、前回紹介した序盤から回収できる武器には5回攻撃のものもあり、抜群に優秀とは限らないことがわかります。
しかし複数回攻撃ができるものは攻撃力10以下のものが多く、「攻撃力×攻撃回数」と単純計算するとこの「クマのつるぎ」は12×4で48となります。他の武器では、「物売りの男性 レイピア」が攻撃力20×2回で40、「冷凍食品コーナー」が攻撃力10×3回で30、「強そうな草むら」が攻撃力10×3回で30、「木箱タワー」が攻撃力6×5回で30、「コンビニ商品棚」が攻撃力11×3回で33、「弁当売場」が攻撃力12×3回で36となっています(計算した積が20台のものは省略)。
こうして見てみると、48という総攻撃力は群を抜いて高くなっています。もちろん複数回攻撃はそれぞれの攻撃に外す確率があるため、いいところばかりとは限らない分散型の攻撃になると考えられます。しかしその分、アルマの石を使った強化では1回1回の攻撃力が上がるので、効率がいいとも見なせます。
モーニングスター(攻撃力28、混乱20%)
「モーニングスター」は、フィールドマップの東(右)部にあるバザーにて物売りをしている「ヤワラ」から購入することができます。お金さえあれば序盤でも買える武器ですので、入手難易度は低いといえます。
特徴としてはほとんど攻撃力だけですので、やや没個性的で魅力に欠けるきらいがあります。序盤から愛用している武器があるなら、そちらを優先するのも悪くないでしょう。
地獄の魔槍(攻撃力26、直線3マス)
「地獄の魔槍」はヘイワ村の東(右)側にあるバザーで「にんじん」を売っている男性・レイピアから購入できます。にんじんとして購入すると「地獄の魔槍」が手に入り、彼はそれが「当たり」であるといい「味わって食べてくれ」といってきます。
この「ぶきあつめ」では槍系の武器は直線3マスの攻撃範囲があり、2マス範囲の武器より離れて攻撃することができます。アルマの石で強化するとより使いやすくなるでしょう。
ギガントアックス(攻撃力28、防御力を下げる)
「ギガントアックス」は、ヘイワ村の西(左)側にある民家に住む「ウォンマー」に冒険者の「ダーガ」を合わせることで得られます。「ダーガ」はフィールドマップ北(上)側の魔王城前の路地をうろうろしているので、彼女を捕獲して装備した上でウォンマーに話しかけると、両者を会わせることができます。
武器的武器としては「モーニングスター」と同様で、ある程度は攻撃力が高いものの他に特徴がないので、この「ぶきあつめ」ではあまり選ぶ必然性の感じられない武器でもあります。
魔法武器
魔法武器についても見ていきましょう。
魔女クレモア(攻撃力9、ランダムで【極】攻撃魔法を唱える)
フィールドマップの北西(左上)部の海岸線沿いにある魔女の家には、魔女である「クレモア」が住んでいます。彼女は最初「触手」に巻き付かれて魔力を全部吸い取られて眠っており、彼女の隣にいる触手を倒すことで話しかけられるようになります。
彼女を捕獲すると、ランダムで「極」魔法を使用できる武器となります。彼女からのリクエストを満たすと貰える「大賢者の杖(後述)」は上位互換ですので、終盤ではわざわざ武器として使用する価値は低くなります。
ところで余談ですが、
触手を意味する「tentacle」で
日本のポルノ(Japanese hentai)を
想起する海外の人もいるようです。
業が深いな。
「Hentai」や「Ecchi」は
英語でもある程度 理解されるようです。
「Hentai」はポルノ要素のある
マンガやアニメだと解釈されるようです。
……頭が痛いし業が深い。
特殊効果のある武器
続いて特殊効果のある武器についても見ていきましょう。
ムシとりアミ(攻撃力0、目の前の物を武器として入手)
「ムシとりアミ」は妹・ぽん美の手伝いである「妹のプレゼント Lv.3」として150000円で購入できます。攻撃力はゼロで武器としてはまったくの無能ですが、特殊効果として「目の前の物を武器として入手」という無二の効果があります。生物オブジェクトを捕獲するときに役立ちますし、Dキーを押したときのように無生物オブジェクトも回収できます。
武器図鑑では「吸引力はブラックホール並み」と説明されており、通常のDキーでの「武器を拾う」より効果的だと推測されます。ボスなどを捕獲するときはポケモンの「モンスターボール」のように使用するといいでしょう。
枯れ木(攻撃力5、直線2マス、HPを必ず1残す)
「枯れ木」はフィールドマップの南東(右下)部にある「弱者の洞窟」の周囲にたくさん生えているオブジェクトです。攻撃力が低い上に特殊効果のため「敵を倒せない」武器であり、敵を倒す武器としての価値は上記の「ムシとりアミ」と同様に皆無です。しかしこの特殊効果「HPを必ず1残す」が人やザコ敵、ボスなどの生物オブジェクトを捕獲するのにとても役立ちます。
この「ぶきあつめ」の捕獲システムはポケモンでの捕獲に似ており、体力を減らすことが要求されます。攻撃力が充分ではない序盤では捕獲のリスクとコストが大きく、逆に攻撃力が高くなりすぎる終盤では一般人などは一撃で倒してしまいかねません。そうしたときに役立つのが、「枯れ木」の特殊効果です。
枯れ木の他に同じ効果をもつオブジェクトとして「小さい枯れ木(攻撃力3、HPを必ず1残す)」がありますが、地の攻撃力が2低い上に攻撃範囲が前1マスであるため、この「枯れ木」の完全な下位互換となっています。この特殊効果を使いたいのであれば、「枯れ木」を使うのがいいでしょう。またこの特殊効果をよりよく利用するには、アルマの石を使用して「枯れ木」の攻撃力を上げておくと使いやすくなります。
ボスなどの強敵を捕獲するときは、「ムシとりアミ」と併用するといくらか簡単に捕獲できるようになります。
私が攻略したセーブデータでは、この「枯れ木」をLv.23まで上げ、うぇ子の攻撃力もレベルアップで上げてあるため、攻撃力47まで向上されていました。ここまで上げる必要はないかもしれませんが、「魔王の剣(後述)」などと併用すると多くの生物オブジェクトの捕獲が非常に楽になります。
終盤のアイテム
ここでは、終盤と最終盤で使えるアイテムを紹介します。
終盤は、魔王やアメノオハバリを倒す算段を立て、各ダンジョンのボスを捕獲するような段階を指します。
そして最終盤は、そうした魔王やアメノオハバリを捕獲する算段を立て、武器図鑑をコンプリートするような段階を指します。
この段階では使い勝手を考慮しつつも「最強」の武器を使用する段階にあります。その上でアルマの石を使用してさらに強化を図り、さらなる強さを手に入れる必要があります。特に魔王やアメノオハバリを捕獲するのは、単に倒すよりずっと難度が高く、「強い武器が1つあればいい」というものではなく、効果的に捕獲するための作戦も必要になってきます。
今回はその捕獲を手助けする強い武器を紹介するに留めますが、いずれにせよダメージを多く与える武器がないと捕獲がより難しくなるのはいうまでもありません。
大悪魔の杖(攻撃力18、【闇の魔法・極】が発生)
「大悪魔の杖」は、魔王城の中間地点にある宝箱から回収できます。
攻撃力がそこそこあり「闇の魔法・極」を発動できますが、次に紹介する「大賢者の杖」を先に入手してしまっている可能性があるため、少し陳腐化してしまう可能性があります。
魔王城ではこの中間地点以降の戦闘が熾烈になるため、とりあえずこの「大悪魔の杖」を回収するために中間地点まで行って引き返すのもいいでしょう。
魔王城の仕様上、武器を8種類しか持ち込めないため、改めて魔法武器のひとつとして候補に加えるのもいいかもしれません。
大賢者の杖(攻撃力18、ランダムで【極】攻撃魔法が発生)
フィールドマップの北西(左上)部の魔女の家に住むクレモアは、前述のように最初は触手のために眠っています。触手を倒して起こすと、本体を倒してほしいと依頼されます。この家から東(右)に移動するとある「幻術の洞窟」のボスを倒すと、クレモアから「大賢者の杖」が貰えます。
「大賢者の杖」は終盤においては攻撃力が高くないながら、「極」の魔法が使用できる優秀な魔法武器です。魔法武器の決定版としてロックをかけておくといいでしょう。
魔王の剣(攻撃力21、直線2マス、必ず会心)
「魔王の剣」の入手方法は至極明瞭で、魔王を倒すと譲ってくれます。「必ず会心」の効果があるものの、意外と攻撃力は21と低い状態です。下位互換の武器として「ツボ(攻撃力12、必ず会心)」があります。
実際のところ、攻撃力の意外な低さが目につきますが、おそらくこの「魔王の剣」を入手する段階ではレベルアップで攻撃力をある程度上げているかもしれません。そのときは30~40くらいまで攻撃力が上がっている可能性があります。それに加えて「必ず会心」の効果があるため、使い勝手は悪くありません。
実際、私は最終盤までこの武器を使い続けていました。「必ず会心」するため一撃で敵を吹き飛ばす爽快感があります。この効果を序盤から中盤でも感じたいときは、下位互換の「ツボ」を使用することでも味わえるかもしれません。
ツヨスギテ=クサハエル・ソード(攻撃力60)
「ツヨスギテ=クサハエル・ソード」はラストダンジョンである「伝説の武器が眠る洞窟」で「武器の神 アメノオハバリ」を倒すことで入手できます。攻撃力が60と非常に高く、また耐久度が999という珍しい武器です。武器的武器としては攻撃範囲が前1マス、特殊効果なしと非常に簡素なアイテムです。
誤解をおそれずにいうと、私はこの武器を大して活用しませんでした。体感では前述の「魔王の剣」のほうが使い勝手がよかったと感じました。これはどこに価値を見出すかで変わるかもしれません。私は単なる攻撃力の高さより、特殊効果を交えた利便性を重視したため、「魔王の剣」のほうを評価しました。
しかしこの「ツヨスギテ=クサハエル・ソード」を得ることを目標としてプレイし続けているため、入手するときの感慨は大きいものでしょう。そうした感慨も使用するときのエッセンスとして味わうと、より一層「武器を使う」ことの楽しさを感じられるかもしれません。
次のエントリ
次回のエントリでは、販売システムを活用するための「売るのに有用なアイテム」を具体的に紹介していきます。