こんにちは、Caffeineです。
前回に引き続いて「Nation Red」について紹介していきます!
今回はゲームを食べ物などに譬える「他のものに譬えるとナニ?」といった情報を掲載していきます。
どんな人向け?
ゾンビを倒してストレス解消できる人
短い時間でプレイできる暇つぶしゲームを探している人
食べ物に譬えると?
小分けにされた大量のポテチ
極 – Professional
ではこの「Nation Red」について、より踏み込んだ情報を考えていきましょう。
他のものに譬えるとナニ?
そうした指標になりうるのが、「このゲームを料理や食べ物など他のものに譬えたらナニになる?」という情報です。
今回の「Nation Red」を食べ物に譬えると、「小分けにされた大量のポテチ」に近しいといえるでしょう。
小分けにされた大量のポテチ
- 小分けにされた大量のポテチ
- ポテチ
- 好きな人は大好き
- 食べだすと止まらないことも
- サクサク小気味いい
- 小気味いいテンポで遊べる
- 小分けにされている
- 小さいパッケージなので食べ分けられる
- 細かくプレイすることができる
- しばらく食べないなら収納しておける
- アンインストールが楽なのでデータ管理も楽
- 小さいパッケージなので食べ分けられる
- 大量
- ずっと遊んでいられる
- 飽きるとしばらくは食べたくなくなるかも
- 遊びすぎると飽きることもあるかもしれない
- でもたまに食べたくなる
- でもシンプルなのですぐハマり直せる
- ポテチ
このポテチは、食べてみるとわかるのですがそこまで特徴的ではありません。ありきたりといってしまえば、ありきたりなポテチです。特に奇を衒ったフレイバーではない極めてシンプルなポテチです。幅広くポテチが好きな人にオススメできるポテチです。
やはりシンプルであるだけに、ポテチが好きでない方にはなかなかオススメしにくい製品です。ポテチが好きな人に対しては、量が多く、サクサク小気味いい食感で、食べ出すと止まらないこともある魅力が伝わることでしょう。しかしそれはポテチが美味しいものだという「共通認識」をもっているからこそ伝わるのです。ポテチが好きでない方とはそうした共通認識が成立していないことがあるため、オススメしにくいのです。
小分けにされている
特にこの製品で注目したいのは、小さいパッケージで小分けされていることです。大抵のポテチは60gなどの量で販売されています。ある程度まとめて食べたいときには丁度いい量かもしれませんが、ちょっとだけ食べたいときにもたくさん食べたいときにもそぐわない「微妙」「中途半端」な量だということもできます。
そうした「もっと少なくていい」「もっと多いほうがいい」という思いを抱えたことがあるポテチ好きの方には、ありがたい製品なのではないでしょうか。
また大量にあるものの小分けにされているため、シケったり腐ったりするのを気にしなくて構いません。食べたいときに食べたい量を食べることができます。食べ過ぎて飽きてしまったときは、押し入れにでも収納しておきましょう(≒アンインストール)。重いものではないので、手軽に出し入れできます。また食べたくなったら、押し入れから出して来ればいいだけです(≒再インストール)。
飽きることもあるかもしれない
とても食べ切れない量がありますので、ときには食べ飽きることがあるかもしれません。そうしたときには「しばらくは見たくもない」と感じることもあるでしょう。そこからは「どれくらいポテチが好きか」という基準になります。あまりポテチが好きでないなら、そのまま1年くらい食べないことになるかもしれません。ポテチがある程度好きなら、半年くらい経ってから思い出して食べることになるかもしれません。本当に好きなら、1ヶ月や1週間も経たずにまた食べ始めることになるかもしれないのです。
このポテチの真価は?
ではこのポテチの真価とはなんなのでしょうか? どれくらいポテチが好きかを計る試金石となることでしょうか? それとも安く大量に手に入ることでしょうか?
おそらく「ポテチ1枚に感じる幸福感」を実感することなのではないでしょうか。どんなに大量にあってもポテチ1枚を食べることの幸福感が弱ければ、大量に食べたところで胸焼けすることになりかねません。安いからといって大量のものを選んだところで、大して好きでなければ結局ほとんど食べることはないかもしれません。
このポテチが大量にあり小分けにされているのは、「ポテチが好きで1枚を食べることにも幸福感を抱ける人」のためではないでしょうか。とてもシンプルなポテチですので、見ればすぐにどんな味か予想することができます。そのときに「うずうず」するかどうかではないでしょうか。決して「食べれば脳内快楽物質が溢れる」というような偉大な食べ物ではありません。しかし好きな人にとっては、ずっと食べていられるポテチなのではないでしょうか。
1枚のポテチ、1回のプレイ
ふつう食べ物を食べたり飲み物を飲んだり映画を見たりマンガを読んだりするとき、すればするほど効果はだんだんと低くなっていきます。これを経済学の用語で「限界効用」と呼びます。どんなに好きなものであっても、消費・経験をすればするほど幸福感はどんどん弱くなっていきます。逆に砂漠で死の淵をさまよった後の1杯の水は、他の何物にも代えがたい価値があります。
この「Nation Red」は、ほとんど無限に遊び続けることのできるゾンビゲーです。際限がなく遊べるために、飽きがいつか来ることは約束されているようなものです。それはほとんど尽きることのないポテチのようなものです。どんなに好きであっても、消費し経験し続ける限りは幸福感が次第に弱くなっていってしまうのです。
そのように幸福感が弱まり飽きてしまったときは、やはりしばらく接触せずに離れておくことになります。その後は、消費してしまったスタミナゲージが時間とともに回復していくように、また「ゾンビゲーをプレイしたい欲(ポテチを食べたい欲)」が回復していくのを待つしかありません。これはもはや個々人のパラメータですので、「どれくらい好きか」の問題でしかないのです。
どんなエンターテインメントでも細かく分割していくと、「一瞬」を楽しめるかどうかという点に集約されます。TV番組であれば、CMを含めた映像の一瞬一瞬を楽しめるかどうかです。マンガであれば、1コマ1コマを楽しめるかどうかです。それはポテチでいえば1枚1枚を楽しめるかどうかであり、この「Nation Red」でいえばゾンビを倒す一瞬一瞬、そして一発の弾丸を楽しむことができるかどうかにかかっているといっても過言ではありません。
もしこうしたゲームに深くハマることができれば、ストレスの解消方法に悩むこともなくなるかもしれません。可能性としてゼロではない程度ですが、もはや他のゲームをプレイする必要がなくなるくらいハマることもあるかもしれません。
なにより素晴らしいのは、そんなゲームが通常価格200円以下で買えるということです。
「Nation Red」をプレイしている様子。
これを見ておもしろそうだと感じるなら、その人は実際に楽しめる可能性が高い。 pic.twitter.com/lY15LUs1eS— caffeine_gurasuto (@CGurasuto) July 3, 2019
余計なことかもしれないが、
一瞬一瞬をゲームなしに楽しめる人は
まったくゲームを必要としない人生を
送れるのかもしれないな。
逆にいうと
一瞬一瞬をゲームで楽しめる人にとっては
ゲームはこれ以上ないエンターテインメント
だっていうことだよね。
今はゲームも有象無象
たくさんリリースされている時代ですからね。
どのようなゲームが一番楽しいか
そういうことを考えるならば
一瞬の大切さについても考えておくのは
無駄ではないでしょうね。
さいごに
本作「Nation Red」はとても短く遊ぶことのできる手軽なゲームでした。FPSなどの銃を撃つタイプのゲームが好きで、見下ろし型が特別嫌いでなければ色々な方が楽しめるゲームでしょう。
インディゲームとしてかなり安価な作品ですので、この200円以下という価格ならばあまりなにも考えなくとも購入してしまっていい、ともいえるかもしれません。システムに新しいところはなくFLASHゲームの時代にもあったタイプのゲームですが、シンプルであるだけにサックリと遊ぶこともじっくりと遊ぶこともできるいいゲームです。