こんにちは、Caffeineです。
2020年の1月も早く過ぎてしまいましたね! 正月だったのがつい昨日のことのようです。
今回は「#1ツイゲームレビュー」月間のオススメをピックアップするため、毎週の記事で決めている「オススメ作品」のみをまとめています。そのため52(+12)の全64作品をこの記事では紹介していません。もしすべてご覧になりたい方は、ぜひ週ごとの記事をご覧ください!
なお本記事の構成は以下のようになっています。
2020年1月の超オススメ作品!
2020年最初の月、1月の超オススメ作品は2つです!
ぜひプレイしてみてください!
- 「おねがいきづいてたすけてよ」
- 「de:Ney」
- 1月2週
- 1月3週
- 1月4週
- 1月5週
- 「Rot im Wald」
- 「天壊のアルカディア」
- 「TRAPT」
- 「Rubi: The Wayward Mira」
- 「(Re)Hidden」
- 「Error#54」
- 「さにーでいみそすーぷ」
- 「Dig Deep」
- 「THE WILHELM CONTRACT」
- 「Violet’s Wish」
- 「Karlson」
- 「Project Grove」
- 「バットで殴れキョーコさん」
- 「Turnip Boy Commits Tax Evasion」
- 「ALONE」
- 「夢もすがら花嵐」
- 「Dark Descendant」
- 「箱庭のフォークロア」
- 「Alisa」
- 「XYDONIA / ザイドニア」
- 「ULTRAKILL Prelude」
- 「ドトコイ」
- 「カクレンボ」
- 「Dear.」
- 「雪雫の祝福」
- 「錯視館の狂気」
- 「DoubleMe」
- 「黄色い逆しまの宙」
- 「WHORDIA(ホーディア)」
- 「Siren Head」
- 「MEMORIES AGAIN -メモリーズアゲイン-」
- 「Break In Amphibian」
- 「THE NIGHT IS LONG」
- 「風花」
- 「ガラクタの森のエデンにて」
- 「傷心のメシア」
「おねがいきづいてたすけてよ」
「おねがいきづいてたすけてよ」は、部屋から脱出するゲームです。何者か わからない影が邪魔をしてくるので、なんとか部屋を探索して影から襲われないようにする作品です。
この作品の妙味は、「クリアの方法」にあります。細かく説明すること自体がネタバレになるため、プレイする方のために情報を省きますが、これまでの他のゲームにはない独特なクリアのしかたになります。
現状、このクリア方法は「PCでしかできない」とだけ申し上げておきましょう。PSやXboxなどの既存ハードではもちろんのこと、スマホゲームでも実現させることはかなり難しいでしょう。
この方法を解説するのは簡単です。しかしゲーマーとは基本的にゲームをプレイすることの喜びを知っている方のことを指します。そのため、その喜びをしっかりと感じたいのであれば、ぜひご自身で試行錯誤して確認してみてください。
「de:Ney」
「de:Ney」は落ち物系パズルゲームです。落ちてくるブロックを消去せず「積む」ことで主人公を天に「のぼらせる」という逆転の発想がきいている良作です。
「落ちるため」に天へとのぼっていくという、ストーリーにも逆転の発想がきいた作品です。本作の魅力は、雰囲気とゲーム性です。雰囲気のよさはBGMとストーリーから醸し出されており、ゲーム性は前述のように落ち物パズルのシステムを逆転させた見事さにあります。
「主人公がブロックをのぼる」というシステム上、「どうやってのぼらせるか?」というシステム設計が必要となり、それを解決するためにか「ブロックを動かすモード」と「主人公を動かすモード」を切り替えてプレイすることになります。
このモード切り替えはゲーム性を豊かにしているだけでなく、この2モードで各ステージごとに2曲のBGMが設定されているので、BGMから醸し出される雰囲気も割り増しされているのです。
ストーリーや雰囲気は、私が作者さんとTwitterで会話をした際に実際に述べたように、キレイすぎるきらいがあります。エンディングでの感動をMAXにしうるようにされているので、人によっては「作られている」と感じてしまうかもしれません。
しかしそれも本作の「味わい」だと肯定することができるでしょう。神秘的な雰囲気が好きな方であれば、見事な裏切り方に驚くこと請け合いです!
「#1ツイゲームレビュー」ってナンデスカ?
今回のまとめは、すべてTwitterで行っているレビューとして投稿した作品です。「#1ツイゲームレビュー」というハッシュタグでツイートをしています。日本の「ふりーむ」や海外の「itch.io」、そしてSteamなどで公開されている無料で遊べるゲームを含めたインディゲームの新作などを中心にレビューさせていただいています。
もちろんどれも紹介することでアフィリエイトなどの広告収入はないので、完全に無償で行っています。情報を知りたいゲーマーの方々や、制作されているクリエイターの方々に喜んでいただければ嬉しい限りです!
各週のまとめ
それではまず1月の各週のツイートをまとめて確認していきましょう。
ここでは1ヶ月でレビューした全作をラインナップせずに、各週で「オススメ」としてピックアップした作品だけをまとめています(50を超える作品をすべて並べるのは読むのも疲れますので)。
オススメとしてピックアップしなかった作品でも、単に短いという理由のものなどもありますので、細かく確認してみたい方はぜひ各週のまとめ記事もご覧ください!
1月2週
1月の2週めでは、17レビューのうち14作品をオススメとしてピックアップしました。
「おねがいきづいてたすけてよ」
【#1ツイゲームレビュー】「おねがいきづいてたすけてよ」
10分程の探索ゲーム。
タイトルが不穏。いろいろ試さないとクリアできない。
なかなかの問題作で良作。彼の言葉を最後にさせるな。
たすけるよ。#フリーゲーム #インディーゲーム #新作
無料でダウンロード↓https://t.co/C5aogZE7rV pic.twitter.com/TSo3rkDsE2— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 5, 2020
「Rot im Wald」
【#1ツイゲームレビュー】「Rot im Wald」
赤ずきんをモチーフにした短編 微ホラー。
雰囲気がかなりイイ!「ヴァルキリープロファイル」を
彷彿とさせるような荘厳さ、神秘さ。その実 物語は
とても救われない。#フリーゲーム #インディーゲーム
無料でダウンロード↓https://t.co/d4kisitxBm pic.twitter.com/JEotkVxzXs— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 6, 2020
「ドトコイ」
【#1ツイゲームレビュー】「ドトコイ」
呪いのようなおまじないを受け
イケメンがドットに見えるようになった主人公。ギャグ寄りの乙女ゲー。
グラフィックはイイのでおすすめ!分岐も優しく
クリアも簡単!#フリーゲーム #インディーゲーム
無料でダウンロード↓https://t.co/T0rkF9GOjy pic.twitter.com/kJbcgIC2t1— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 6, 2020
「キミだけのパーリナイト」
【#1ツイゲームレビュー】「キミだけのパーリナイト」
「儀式」を行うエルフの兄妹。
各地で儀式をするため、ナイトを迎えて旅をする。ギャグ強めの短編RPG。
ナイトの名は「ヤバイ」。戦闘はボイスつき!#フリーゲーム #インディーゲーム
無料でダウンロード↓https://t.co/JCx71oYbtO pic.twitter.com/ZfobYsCnGl— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 7, 2020
「カクレンボ」
【#1ツイゲームレビュー】「カクレンボ」
昔かくれんぼを一緒にして
失踪したあのコを探しに廃墟へ……疑似3DのFPS探索ゲーム!
ホラー度はやや控えめ。血みどろの空き家を
思う存分 歩き回ろう……#フリーゲーム #インディーゲーム #新作
無料でプレイ↓https://t.co/Wdxi1uTgaT pic.twitter.com/ajfu9jvWn5— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 7, 2020
「Dear.」
【#1ツイゲームレビュー】「Dear.」
少女は屋敷で目を覚ます。
たくさんの記憶を失ったまま。人影のない寂しい屋敷を
探索する作品。記憶をとりもどしたあかつきには
彼女は一体……?#フリーゲーム #インディーゲーム
無料でダウンロード↓https://t.co/2hNScAtKnO pic.twitter.com/1fUTOyTGnL— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 8, 2020
「雪雫の祝福」
【#1ツイゲームレビュー】「雪雫の祝福」
シックな雰囲気のダークソウル風RPG!
かわいいシスターと一緒!業Lvの増減を操作しながら
1戦1戦を勝ち抜いていけ!ときには篝火で憩いながら……。#フリーゲーム #インディーゲーム #新作
無料でダウンロード↓https://t.co/B7n3sHLYwj pic.twitter.com/rugTPjz5DN— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 9, 2020
「錯視館の狂気」
【#1ツイゲームレビュー】「錯視館の狂気」
小説家志望の主人公、
恐怖を知るべく噂の錯視館へ……。探索型ホラーゲーム!
マップもキャラも自作という意欲作!あなたも錯視館で
狂気にひたろう……。#フリーゲーム #インディーゲーム #新作
無料でダウンロード↓https://t.co/MutpxtvlS6 pic.twitter.com/sAYOFagXDo— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 9, 2020
「天壊のアルカディア」
【#1ツイゲームレビュー】「天壊のアルカディア」
悪魔に囚われた天使たち。
七つの大罪の悪魔たちと戦え!弾幕系STG!
操作可能キャラは3人。ポップな絵柄ですが
グロ描写ありの15禁です。#フリーゲーム #インディーゲーム #新作
無料でダウンロード↓https://t.co/WA8NB2kSSf pic.twitter.com/7UsgyFIEEy— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 9, 2020
「TRAPT」
【#1ツイゲームレビュー】「TRAPT」
行方不明者が録画したと思われるビデオ。
一体なにを映したのか……?暗い下水道を歩くFPSホラゲー!
ゴア表現 少し強め。死亡時はけっこう驚く海外作品。#フリーゲーム #インディーゲーム #新作
無料でダウンロードできます↓https://t.co/j5iCIJhl0P pic.twitter.com/OnkC6d4VHg— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 9, 2020
「Rubi: The Wayward Mira」
【#1ツイゲームレビュー】「Rubi: The Wayward Mira」
アーティファクトを集める少女の
死に行く星を救う旅!アニメがぬるぬる動く
メトロイドヴァニア!レベルアップや
スキルツリーもあるよ👍#フリーゲーム #インディーゲーム #新作
無料でプレイできます↓https://t.co/Hmj56X6R71 pic.twitter.com/FdxKYNFzAf— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 10, 2020
「(Re)Hidden」
【#1ツイゲームレビュー】「(Re)Hidden」
謎の殺人鬼「スイーパー」に囚われた
少年少女たちを助けよう!5分という制限時間ありの
クリック&クリック系 探索ゲー!ヒントありでも
難易度 高めだぞ……!#フリーゲーム #インディーゲーム #新作
無料でプレイ↓https://t.co/BQuReqzBrB pic.twitter.com/rrrP7pkOpP— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 11, 2020
「Error#54」
【#1ツイゲームレビュー】「Error#54」
10~20分ほどの
T.P.っぽい海外製ホラゲー!#54 というコンピュータウィルスに
まつわる奇妙な出来事……ループを進み
異変から逃げろ……!#インディーゲームhttps://t.co/2I8mNeq1Q2 pic.twitter.com/ZU0eHRJwvZ— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 12, 2020
「ちりもつどえば」
【#1ツイゲームレビュー】「ちりもつどえば」
ツクール製では珍しい
ストラテジーゲーム!1億人分の力もつ大魔王を倒すため
国の1億人をまとめあげよう!合体して強くなれ!
まとめあげて強くなれ!#フリーゲーム #インディーゲーム
無料でダウンロード↓https://t.co/rStelhIsKI pic.twitter.com/7EVuj3f1WW— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 12, 2020
1月3週
1月の3週めでは、11レビューのうち9作品をオススメとしてピックアップしました。
「さにーでいみそすーぷ」
【#1ツイゲームレビュー】「さにーでいみそすーぷ」
うるさく元気なメイドになり
ひきこもりの坊ちゃんを起こそう!じめついた部屋のものを
太陽の下で干してしまえ☀戦闘✊ありの
フシギ系ナンセンスADV!#フリーゲーム #インディーゲーム #新作
無料でダウンロード↓https://t.co/ziSTVC3UNZ pic.twitter.com/5u31YWX6eU— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 13, 2020
「Dig Deep」
【#1ツイゲームレビュー】「Dig Deep」
穴を掘ってお金を稼ごう!
稼いだ後は強化を買おう!ゆるめの強制縦スクロールで
深く深く掘っていくACT!キャラやスキルもアンロックできるぞ!
掘って稼いで掘って稼げ!#フリーゲーム #インディーゲーム
無料でプレイ↓https://t.co/Kkyep5Fyxm pic.twitter.com/eiUDJ1sL3R— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 14, 2020
「DoubleMe」
【#1ツイゲームレビュー】「DoubleMe」
群衆に紛れたクローンをヤれ!
ヤらなければヤられるだけ……!与えられた弾は1発のみ。
別人を撃ったりしたときは
お前の腹に風穴があくだけさ……#フリーゲーム #インディーゲーム #新作
無料でダウンロードできます↓https://t.co/wJi9m2XO3V pic.twitter.com/5DnpTsDmUC— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 14, 2020
「黄色い逆しまの宙」
【#1ツイゲームレビュー】「黄色い逆しまの宙」
サクッとクリアできる
低難度の横スクロールSTG!少女が集団自殺とか東京に異界が出現とか
物語は暗め。弾幕系だけど
リトライが容易でプレイしやすい一品。#フリーゲーム #インディーゲーム #新作
無料でダウンロード↓https://t.co/1A7Wnx2WQ4 pic.twitter.com/biGDaAteqb— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 14, 2020
「WHORDIA(ホーディア)」
【#1ツイゲームレビュー】「WHORDIA(ホーディア)」
ドット絵が楽しい
レトロなACTシューター!敵を倒して
武器を強化しよう!15分ほどでクリアできる
お手軽なフリゲー。#フリーゲーム #インディーゲーム #新作
無料でダウンロード↓https://t.co/ejL2RBoZSe pic.twitter.com/4mUBaemkD7— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 15, 2020
「Siren Head」
【#1ツイゲームレビュー】「Siren Head」
海外で有名なクリーチャー
「サイレンヘッド」のホラゲー📢5分ほどでクリア可能な
シンプルさ📢サイレンヘッドとはなんなのか?
プレイして体験してみよう📢#フリーゲーム #インディーゲーム
無料でダウンロードできます↓https://t.co/wsqpMukLRS pic.twitter.com/9RDLNwn9cW— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 15, 2020
「MEMORIES AGAIN -メモリーズアゲイン-」
【#1ツイゲームレビュー】「MEMORIES AGAIN -メモリーズアゲイン-」
昔 失踪した父を探し
とある町へ越してきたルーシア。父がいた工房には
自我をもったゴーレムが!30日という期限のなか
工房を経営するSLG!#インディーゲーム #寄付可能
無料でダウンロード↓https://t.co/Ry3n6YKkhC pic.twitter.com/HzOAghO4fH— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 16, 2020
「Break In Amphibian」
【#1ツイゲームレビュー】「Break In Amphibian」
カエル🐸になって
銀行強盗をしよう!2匹のカエル🐸を操作して
捕まらないようコインを盗むパズル!ビリビリで電気を操作し
舌を伸ばしてコインを奪え!#インディーゲーム
無料でダウンロードできます↓https://t.co/2nuA2EkQde pic.twitter.com/rLg5eE3d9z— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 16, 2020
「THE NIGHT IS LONG」
【#1ツイゲームレビュー】「THE NIGHT IS LONG」
車が故障し立ち寄った屋敷。
そこには怪しい存在が……Jump Scares(脅かし)を
テーマとして作られたホラゲー。ハイレベルではないけれど
小品としてなかなか楽しい一作。#インディーゲーム #ホラーゲーム #新作https://t.co/C55wMJa5Uz pic.twitter.com/XTwQMQIEhv— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 18, 2020
1月4週
1月の4週めでは、12(+7)レビューのうち9作品をオススメとしてピックアップしました。
この週から、「極端にプレイ時間が短い」や「(海外作品で)英語が多くて日本人に馴染みづらい」などの理由のためにレビューをしてこなかった作品を、ハッシュタグをつけずにレビュー・紹介するようにしました。
そうした作品はその週のまとめ記事内で「プラスα」としてラインナップしています。こちらの月間のまとめでは省略していますが、気になる方は週間のまとめ記事をご覧ください。
「THE WILHELM CONTRACT」
【#1ツイゲームレビュー】「THE WILHELM CONTRACT」
幽霊が出るというWilhelm宅を
調査する主人公。鏡で背後を見つつ
追いつかれないように逃げろ!鏡にしか映らない存在と
立ち向かう海外製ホラゲー!#インディーゲーム #ホラーゲーム #新作
無料でプレイできます↓https://t.co/DWL9WzUmXG pic.twitter.com/JNyjEPnJ6K— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 20, 2020
「風花」
【#1ツイゲームレビュー】「風花」
箱入り娘のお姫様。
友達は鳥のオワゾーだけ。ある日オワゾーが逃げてしまい、
探した先で人々と出会う――ボリュームはそれなりで
サクサク読める乙女ゲーム!#インディーゲーム #フリーゲーム #新作
無料でダウンロード↓https://t.co/fV9qlvoTYn pic.twitter.com/KuiX2Kiwzd— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 20, 2020
「de:Ney」
【#1ツイゲームレビュー】「de:Ney」
落ちるために のぼろう。
天を のぼろう。雰囲気よし、
BGMよし、
ゲーム性よし
の落ち物パズルゲーム。積み上げるんだ、
人のために。#インディーゲーム #フリーゲーム #新作
無料でプレイ↓https://t.co/1HhNBOWYa4 pic.twitter.com/EFY0XuEHfX— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 21, 2020
「ガラクタの森のエデンにて」
【#1ツイゲームレビュー】「ガラクタの森のエデンにて」
崩壊後の世界で記憶をなくし、
主人公はガラクタを売って
別の少年と暮らしていた。過ごしていくうちに記憶を少しずつ――
ほのぼのしつつもR15のノベルゲー。#フリーゲーム #インディーゲーム
無料でダウンロード↓https://t.co/c5vhEHZTmI pic.twitter.com/fHbkTPr8YE— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 22, 2020
「Violet’s Wish」
【#1ツイゲームレビュー】「Violet’s Wish」
2DのホラーACT!
SAN値が減らぬよう慎重に探索せよ!奥行きある線画の世界で
Violetが生き残るのを助けよう!なお敵に見つからぬよう
息を止め続けると窒息死します🤢#インディーゲーム #新作
無料でダウンロードできます↓https://t.co/JFzfY9vEFq pic.twitter.com/pOlVnorBBn— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 23, 2020
「Karlson」
【#1ツイゲームレビュー】「Karlson」
パルクール&銃の
ポリゴン系スタイリッシュACT!走って撃って
スライディングして飛べ!操作はけっこう難しいけど
ハマれるパズル系ACTです👍#フリーゲーム #インディーゲーム #新作
無料でダウンロードできます↓https://t.co/YFbkoqegwD pic.twitter.com/8Z0YaJrSBg— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 23, 2020
「Project Grove」
【#1ツイゲームレビュー】「Project Grove」
錬金術師Edricになって
ロボット「L-P1N」と探索しよう!崖をのぼって素材を集めて
洞窟にもぐって地下に落ちて。FPS型のパズルACT!
けっこうハマるかも。#洋ゲー #インディーゲーム #新作
無料でダウンロードできます↓https://t.co/U00eJSi5pH pic.twitter.com/hoP1JuQUGd— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 24, 2020
「バットで殴れキョーコさん」
【#1ツイゲームレビュー】「バットで殴れキョーコさん」
バットで敵を倒す
オーソドックスな2DのACT!マリオ×ロックマンなイメージ。
体力制でリトライが容易なので
ACTが苦手な人でも楽しめそう!#フリーゲーム #インディーゲーム #新作
無料でダウンロード↓https://t.co/nQUPRTfDgr pic.twitter.com/AwKkjOEEZu— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 24, 2020
「The Bridge」
【#1ツイゲームレビュー】「The Bridge」
画面をグルグル回転させ
主人公に天井を歩かせたりするPZLゲーム!人を潰す重さの鉄球でボタンを押したり
重力が歪む渦を利用してクリアしよう!エッシャーとニュートンに
影響を受けているそうな。#インディーゲーム #洋ゲーhttps://t.co/WjOhK5HMrZ pic.twitter.com/JsJkdCkfrW— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 24, 2020
「Turnip Boy Commits Tax Evasion」
【#1ツイゲームレビュー】「Turnip Boy Commits Tax Evasion」
カブの少年が脱税した?!
お金を返すまで町長の手助けをしよう。キュートな植物たちとのポップな生活!
ゼルダやボンバーマンっぽいACTが楽しめるよ!#インディーゲーム #新作
無料でダウンロードできます↓https://t.co/B98QdgUuY6 pic.twitter.com/GYRzbUnSRM— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 25, 2020
1月5週
1月の5週めでは、12(+5)レビューのうち9作品をオススメとしてピックアップしました。
「ALONE」
【#1ツイゲームレビュー】「ALONE」
まるで海外製のホラーゲーム。でも日本製!
安心してプレイできるぞ!記憶をなくして目覚めた主人公。
謎の屋敷から脱出しよう。ヤツは何者だ?
そして私は……?#インディーゲーム #フリーゲーム #新作
無料でダウンロード↓https://t.co/MTWDIsTa8o pic.twitter.com/MYY6TVMrTE— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 27, 2020
「夢もすがら花嵐」
【#1ツイゲームレビュー】「夢もすがら花嵐」
大正ロマンなADV。
書生になって夢を探索しよう!かわいい腹ペコ獏と一緒に
のどかにゆるゆる脱出ゲー。「思うまま思う場所に行けば良いのです。
ふふふ、わくわくしませんか?」#フリーゲーム
無料でダウンロード↓https://t.co/3bIQrOIO0P pic.twitter.com/dkppGX3j4k— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 27, 2020
「傷心のメシア」
【#1ツイゲームレビュー】「傷心のメシア」
独り暮らしの女性のもとに
アンドロイドが送られてきた?!ウララは女性の心を温め、
癒やして幸せにするロボット。ヤンデレロボットがちょい重い
ヤバめのサウンドノベル。#サウンドノベル #新作
無料でダウンロード↓https://t.co/MCcc3XWf26 pic.twitter.com/xPPPsvlvmG— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 28, 2020
「Dark Descendant」
【#1ツイゲームレビュー】「Dark Descendant」
娘はどこに?!
助けるために鍵を探そう。奇妙な存在が徘徊している。
捕らわれぬよう気をつけろ!雰囲気が暗くてとてもイイ
海外製3Dホラーゲーム!#インディーゲーム #洋ゲー #新作
無料でダウンロード↓https://t.co/gReYjOJRmm pic.twitter.com/yCWcfSi0qY— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 29, 2020
「箱庭のフォークロア」
【#1ツイゲームレビュー】「箱庭のフォークロア」
記憶をなくした少女クロア。
兄の博士と無人島で過ごす。傍らには不思議な卵「シア」。
シアの餌を集めるため島を探索する。なにが本当でなにが嘘か?
救いはあるのか系ADV。#インディーゲーム
無料でダウンロード↓https://t.co/xp7qy3ENol pic.twitter.com/K90IiGvdFb— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 30, 2020
「Alisa」
【#1ツイゲームレビュー】「Alisa」
謎の屋敷で目覚めたAlisa。
奇妙な人形たちと戦え!バイオハザードっぽい洋ゲーACT!
PSの操作に立ち返ろう!ローポリゴンと旋回移動が
懐かしくてイイ感じ。#インディーゲーム #洋ゲー #新作
無料でダウンロード↓https://t.co/FKZPCZb0Ye pic.twitter.com/SNyBASkEC3— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 30, 2020
「XYDONIA / ザイドニア」
【#1ツイゲームレビュー】「XYDONIA / ザイドニア」
ハイクォリティな横スクロールSTG!
オプションを得て強くなれ!王道STGに似た感触で
ガシガシ撃てて楽しいぞ!好きなキャラ・攻撃法を選び
宇宙を駆け抜けろ!#インディーゲーム
無料でダウンロード↓https://t.co/btl7GEfRs4 pic.twitter.com/7xyQ47qWpA— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 31, 2020
「ULTRAKILL Prelude」
【#1ツイゲームレビュー】「ULTRAKILL Prelude」
飛んで跳ねて撃ちまくれ!
荒くれスポーツ系FPSシューター!銃を掴んだら
どうするかわかるな?
撃ちゃいいんだ!銃! 拳! そして血!
いつでも準備は万端だ!#インディーゲーム #洋ゲー
無料でダウンロードできます↓https://t.co/bcJqphf6JW pic.twitter.com/psaDGNFXnp— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 31, 2020
2/1分のレビュー
実際には「乙女ゲームのヒロインになったのに親友が邪魔すぎて攻略ができません!」という作品もこの週にレビューしているのですが、投稿日は2/1でしたので、1月のまとめとしては組み込まないようにしています。
そのため2月分としてまとめます。
良作ではありましたので、もしご興味がありましたらぜひプレイしてみてください。
1月のおすすめは?!
それでは以上の作品のなかから、1月のオススメ作品をまとめていきましょう!
全部で21作品あります!
「Rot im Wald」
「Rot im Wald」は新作ではなく、2019年5月に登録されたゲームです。雰囲気がとてもよく、ストーリーもしっかり考えられている作品でした。
タイトル画面の主人公を見るとわかるように、赤ずきんをモチーフとした作品です。全体的に「死」や「孤独」、「女性を弄ぶ男の醜さ」などが描かれており、一筋縄ではいかないプレイ後感を味わえます。
ホラーっぽい雰囲気がありますが、極端な脅かし要素はなくマイルドといってもいいくらいでしょう。ただ鬱展開や後味の悪い話が好きでない方には、独特なプレイ後感も「後味が悪い」というふうに認識されてしまうかもしれません。
清濁を合わせて楽しめる方であれば、本作も存分に楽しめるでしょう!
「天壊のアルカディア」
「天壊のアルカディア」は、ポップな絵柄のSTGです。天使たち3人から操作キャラを選んで、七つの大罪の悪魔たちと戦います。
STGとしての難易度は極端に高くはありません。やや弾幕系に近い敵の攻撃の物量がありますが、やられる前にやる「攻撃は最大の防御」系の作戦で倒せることもあります。
七つの大罪の悪魔が登場するところから察せられるように、ストーリーに癖があります。プレイできる天使3人の相関やそれぞれの思惑も入り乱れており、物語の終盤では人によってはあまり好みでない展開となるかもしれません。
それは15禁というレーティングからもわかります。
ただプレイの際には「15禁」という点にご注意ください。
表現としては、少し攻めてるほうかも。 pic.twitter.com/bb3Riu7pR4— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 9, 2020
また実況もストーリーモードのみと制限があるので、少し取り扱いが難しいところもあります。ストーリーや展開に忌避感がない方であれば、たとえSTGが得意でなくても楽しくプレイできるでしょう!
「TRAPT」
「TRAPT」は海外製のFPS視点ホラーゲームです。見つかったビデオテープに収められていた映像という形式で、その映像を収録した人物として下水道を探索していくことになります。
海外製ホラーゲームに顕著な薄暗く不気味で死体がたくさんあるタイプの下水道を進んでいきます。海外のゲーム系YouTuberの方々が動画のネタとして使用していることから知名度も高くなっています。
ゲームオーバーになるときやや理不尽な死に方をするので、少し根気強くプレイしないと生存エンドに辿り着くのは難しいかもしれません。雰囲気を楽しみたいだけの方でも満足できるタイプのホラーゲームではないでしょうか。
「Rubi: The Wayward Mira」
「Rubi: The Wayward Mira」は、アニメーションがなめらかに動くドット絵が楽しい海外製メトロイドヴァニアACTです。
アーティファクトを集める少女「Rubi」が主人公で、いなくなった仲間を探すためにいろいろな場所を探索することになります。デモ版ですのですべてを遊べるわけではありませんが、少しでもプレイしてみればクォリティの高さにはすぐ気づくでしょう。
アニメーションの動きがすごくなめらか! pic.twitter.com/3ee5RBFgpn
— GURASUTO @最新作など1ツイでレビュー (@CGurasuto) January 10, 2020
特に実際にプレイしてみるとアニメーションがとてもなめらかに動くのに嬉しくなります。細かく作り込まれているのがよくわかります。
メトロイドヴァニア系としてダンジョンやマップを行き来するだけでなく、レベルの概念やスキルツリーでのアップグレードなどもあり、ACTとしてのコツをしっかりつかんで制作されています。
ドット絵などレトロな雰囲気が好きな方であれば、かなり楽しめる部類の作品でしょう。海外作品ですので英語文章となっていますが、雰囲気だけでも楽しめる作品となっています。
「(Re)Hidden」
「(Re)Hidden」は、シンプルなグラフィックの2D脱出ゲームです。各部屋に少年少女が囚われており、「スイーパー」という謎の敵に襲われないよう5分という制限時間で逃げるという高難易度作品です。
部屋は通路と一緒に横に繋がれていて、プレイヤーは左右にカメラを移動させるような形で探索します。一番左のドアからスイーパーが現れるので、時間が迫ると左の部屋の少年たちから襲われていきます。エンディングは3種あり、助けられた人数などで変化します。
1回や2回軽くプレイするだけではクリアできないであろう難易度が特徴で、謎解きもヒントのようなものが特にありません。ゲームの説明文にヒントがありますが、それを見たとて攻略するのはなかなか難しいでしょう。
ただ難しいだけでなく、囚われている少女のキャラクタが立っているのも見どころです。シンプルなグラフィックなのにストーリーの展開でイイ子であるのがよくわかるようになっています。
同じ作者の方がかつて発表した「HIDDEN…」という作品のリメイクです。
「Error#54」
「Error#54」は、海外製のFPS視点ホラーゲームです。奇妙な屋敷を探索していくのですが、ループや追いかけ要素などのホラー演出があります。
本作の個別ページに書かれているように、小島秀夫監督の「P.T.」に影響を受けた作品です。「P.T.」のようにループする廊下を歩く展開が実際にあります。
架空のコンピュータウィルス「#54」にまつわるメモがところどころに置かれており、そこからストーリーが読みとれます。もちろん英語の作品ですのでストーリーが読みにくいかもしれませんが、雰囲気だけならメモを読めなくても感じられます。
薄気味悪い雰囲気と、「P.T.」を踏襲しながらも独自の展開を盛り込んだ内容が(ホラーとして)おもしろい作品です。ホラー好きならプレイしても損しないのでは?
「さにーでいみそすーぷ」
「さにーでいみそすーぷ」は、パステルカラー調の探索型ADVです。メイドを操作して、部屋のなかのいろいろなオブジェクトを太陽の下で干すという独特なシステムの作品です。
システムだけでなく作風も独特で、全体的にちょっと「ぶっ飛んだ」内容となっています。具体的には、氷やトイレを干したりできるシステムや、部屋のなかでスライムなどといきなり戦闘し出すところなどです。
そうしたワケのワカラナさを楽しむようなゲームなので、理路整然とした論理的整合性を重んじる方はあまり合わないかもしれません。「なんかおもしろそうなのやりたい」という方なら楽しめるかも!
「Dig Deep」
「Dig Deep」は、地下に向かって穴を掘ってお金を稼いでまたもぐる、という海外製の強制縦スクロールACTです。
とてもシンプルなゲームで、下にスクロールしていくのに合わせて地面を掘っていき、グレードアップできるようにお金を集めていくスタイルとなっています。敵もいるので避けたりスキルを使ったりと臨機応変に対応していきます。
縦長のマップがスマホに合いそうだと感じられるように、スマホでもプレイできるタイプの作品です。
意気込んで「今日は〇時間ブッ続けでプレイするぞ!」というタイプではなく、むしろ「10分ぐらい時間あるな……やるか」ぐらいの気軽な気持ちでサクッとプレイできる作品です。
「THE WILHELM CONTRACT」
「THE WILHELM CONTRACT」は、依頼を受けて幽霊が出るというWilhelm宅を調査するという海外製FPS視点ホラーゲームです。
わざとローポリゴンの古臭いグラフィックを再現しており、ホラー演出も強力ではないながらも追いかけられる要素があるので緊迫感は少なからずあります。驚くことを主体にプレイするというより、雰囲気を楽しむタイプかもしれません。
特徴的なのは、幽霊らしき存在は鏡にしか映らないため肉眼では確認できないというところです。入手するアイテムに手鏡があり、追いかけられるときはこれを手に持つことで背後から追いかけてきているのが振り返らずに見えるようになっています。
最後までプレイして少なくとも私は絶叫するような恐怖を感じることはありませんでしたが、鏡に関する特性と雰囲気がよかったので、他の方も楽しめるだろうと判断しました。オススメします。
「Violet’s Wish」
「Violet’s Wish」は、海外製の2DホラーACTです。基本的には探索して脱出するタイプですが、ボス戦も含まれる多彩な作品です。
本作はデモでありながら、ギミックやアクションなど多彩なシステムを見せてくれるおもしろいゲームです。敵は視界ではなく音に反応するものが多いので、「息をとめて見つからないように待つ」というシステムがあります。またSAN値(Sanity:正気度)も用意されています。
そうしたゲーム性だけでなく、グラフィックも線画が動くアニメーションとなっていて、独特な雰囲気となっています。ゲームオーバー時にグロ描写が少しありますが、全体的にホラー度は低めです。
個人的にボス戦がけっこう楽しめました。息をひそめながら敵にダメージを与えるためトラバサミの罠を起動させるという戦いで、コツをつかむまでは苦戦するでしょう。
少し注意しておきたいのは、ボス撃破後になにをしていいかわからず行き詰まる可能性があることです。やり直して何度かボスを倒した後、私はHキーを連打しているとエンディングになりました。デモ版としてそうしたわかりづらいところがあるものの、ゲームプレイ自体は楽しめるものでした!
「Karlson」
「Karlson」は海外製のFPS視点ACTです。パルクール系のスタイリッシュかつスポーティな動きをとりつつ銃で敵を倒していくステージ攻略型の作品です。
グラフィックはかなりシンプルで、敵も棒人間状でモブという印象が強いものとなっています。アクションはジャンプを多用するものとなっていて、かなりスポーティな体感を味わえます。
少し注意しておきたいのは、公式でもパルクールをとりいれたと記されているものの、実際にプレイしてみた感覚では「スーパーボールやゴムボールのようにぼよんぼよん跳ねる」といった印象になっているところです。それはそれで楽しいので問題ありませんが。
ステージがいくつか用意されていて、そのステージごとに「脱出系」「ジャンプ系」のようにテーマが分けられています。パズル的な考える要素もあるので、なかなか楽しめるのではないでしょうか。
「Project Grove」
「Project Grove」は、海外製のFPS視点パズル探索ゲームです。錬金術師となってボール型ロボットと一緒に森や洞窟を探索していきます。
同行ロボットである「L-P1N(えるぴん)」が探索のカギとなっており、通常通れないような段差や隙間を埋める一時的な「足場」になってくれます。また行き先を塞ぐドアもあるので、それを開けるためにどのようにL-P1Nを足場にするか考えるパズル系のACTにもなっています。
また探索する森や洞窟、そして洞窟内の川など、風景も楽しめる作品となっています。いわゆる最新の映像的なキレイさを前面に押し出した作品ではないのですが、清涼感のある雰囲気を味わうことができます。
デモ版ですのでプレイできる範囲は限られています。パズルものなので人によってクリアまでの所要時間は変わる可能性が高いのですが、30分~1時間ほどでクリアできるでしょう。
「バットで殴れキョーコさん」
「バットで殴れキョーコさん」は、とてもシンプルな2DのACTです。タイトルの通りバットを振って敵やボスを殴り倒していくものとなっています。
ゲームに慣れている人なら説明が不要なくらいシンプルで、各ステージはマリオのようにザコが何体もいる右に進んでいくパートと、ロックマンのように狭い範囲でボスと戦うパートに分かれています。
難易度は低めで、クリアに10分かからない人が多いと思われます。短いながらも楽しい印象を残してくれる作品です。
「Turnip Boy Commits Tax Evasion」
「Turnip Boy Commits Tax Evasion」は、海外製の2DバトルACTです。野菜や果物たちの町で、人助けをするために敵と戦う内容になっています。
タイトルは「カブの少年が脱税をした」といった意味になっていて、主人公のカブ少年は脱税をしてしまっていたため町長の小間使いをすることになり、カタツムリなどいろいろな敵のいる屋敷を掃除することになります。
ゼルダの伝説のように剣を使って戦ったり、ボンバーマンのように爆弾の実を使って壁を破壊したりします。デモ版ですのでプレイできる範囲は多くありませんが、完成したら楽しくなるだろうという雰囲気を存分に味わうことができます。
「ALONE」
「ALONE」は、日本製のFPS視点ホラーゲームです。この形式のゲームは海外製が特段多いのですが、本作は日本語でプレイできるのでとてもプレイしやすいのが特徴です。
記憶をなくして屋敷のなかで目を覚ました主人公が、自分がなにものか理解し脱出するために屋敷を探索する内容です。全体的にこの形式のゲームに特徴的な「内装などのグラフィックに注力されている」「意外と敵キャラはシンプル」「ストーリーはメモで理解していく」といった要素が踏襲されているので、あえて洋ゲーっぽい日本語作品をプレイしたいときに重宝するでしょう。
エンディングはBADとTRUEの2種類があります。TRUEを見てからBADを見るほうが、作者の方が演出したかった内容を理解しやすいかもしれません。
「夢もすがら花嵐」
「夢もすがら花嵐」は、夢のなかを探索・脱出するという2Dゲームです。脱出ゲームながらほのぼのした雰囲気の作品で、暗い雰囲気などが苦手な方でもプレイしやすい作品です。
物語は大正っぽい雰囲気のものとなっていて、一緒に夢を探索していく「獏」も腹ペコキャラが立っていておもしろく感じられます。獏というと人の夢を食べるといわれる妖怪のような存在を思い浮かべますが、本作の獏はかわいらしい女性の姿をしています。
夢のなかでの出来事なので謎解きがやや荒唐無稽に感じられるかもしれませんが、ゆるゆると進められるのでクリアを急がずにのんびりと進めていくとイイかもしれません。
「Dark Descendant」
「Dark Descendant」は、海外製のFPS視点ホラーゲームです。モンスターが徘徊する屋敷のなかを探索するオーソドックスなシステムとなっています。
ホラー度はさほど高くありませんが、暗く青白い雰囲気が神秘的ながら不気味です。娘が監禁されているようなので、鍵を集めて助けようというストーリーです。モンスターは一体だけのようですので、ある程度 時間をかければクリアできるでしょう。
直接的なグロ・ゴア描写はないといえますが、人間の身体の一部のようなものが配置されているので、そういった表現が苦手な方だとプレイしづらいかもしれません。ストーリーよりも雰囲気を楽しむ作品です。
「箱庭のフォークロア」
「箱庭のフォークロア」は、記憶をなくした少女が兄を名乗る博士と一緒に無人島で過ごす探索ゲームです。「ハッピーエンドはありません」と公言されている作品です。
主人公の少女クロアは記憶をなくしていて、兄を自称する博士が黒い卵のような物体と一緒に無人島にいるのに気がつきます。この卵のような存在は「シア」という超常的なもので、博士はシアと契約しているために身動きがとれません。
シアはクロアと博士をある場所から逃がすために能力を使ってしまったため、非常にお腹を空かせています。その餌を探すために、動けない博士の代わりにクロアは無人島を探索します。
無人島を探索するとき、戦闘が発生することがあります。行ける場所には候補がいくつかあるので、最初は弱い敵のところに行くといいでしょう。探索中に武器を拾って攻撃力が上がったりするので、次第に他の場所にも行けるようになります。
このようにゲーム性がしっかりしているように見えますが、プレイするとやがて分かるようにストーリーのほうが重視されている作品です。特にエンディングでのオチが肝となっている作品ですので、プレイしようかと考えている方は絶対にネタバレ情報を探したり見たりしないようにしないでください。
オチはしっかりきいているので、ゲーム性がもっと盤石であれば「超オススメ」として間違いなくピックアップしていたでしょう。
「Alisa」
「Alisa」は、海外製の3Dホラーゲームです。PS風ローポリゴンのグラフィックで、操作もバイオハザードなどのように左右で旋回するレトロな作風となっています。
主人公Alisaは銃の扱いに慣れたエージェントのようで、事件を追っているうちに囚われてしまったようです。いつの間にか着せられた「不思議の国のアリス」のようなドレスを着て、動き回る人形たちを相手に戦って屋敷を進んでいきます。
なんといってもグラフィック・操作法などをわざとレトロなほうに寄せて製作しているのがポイントです。はっきりいって現代のキーボードとマウスで操作するFPSゲームに慣れた人であれば、動かしづらいと感じること請け合いです。
単にレトロな作品に似せて作られているだけでなく、プレイしてみると全体的なクォリティの高さを実感できるでしょう。
注意したいのは、デモ版であるということとバグが発生するかもしれないという点です。開発途中であると理解すればどちらも理解できるのですが、デモ版であるため途中までしか遊べませんし、私は実際に部屋から出られなくなるバグに出くわしました。セーブがなくゲームオーバーが最初からのリトライを意味するので、やや面倒なバグでした。
敵を倒すと歯車を落とし、それを通貨としてアイテムなどを購入するシステムもあるので、全体的なゲームプレイが楽しいというのに変わりはありません。昔を懐かしみたい方や逆にそうした作品を知らないので触ってみたい方は、ぜひダウンロードしてプレイしてみてください。
「XYDONIA / ザイドニア」
「XYDONIA / ザイドニア」は、海外製のSTGです。日本の往年の王道STGに感化された作品で、敵を倒すと落とすアイテムで自機を強化していくコンセプトとなっています。
日本のR-TYPE・グラディウス・ダライアスなど有名STGに影響を受けており、30XX年という未来を舞台にした作品です。強制スクロールのなか登場する敵を倒してボス地点まで行き、ボスを倒すと次のステージに進むというオーソドックスな作風です。
キャラや攻撃スタイルを選んだりでき、システム上はアシスタントも選べるようにもなっています。しかし現在α版であり、選べる内容や遊べる内容には制限があります。しかしプレイしてみれば完成品が間違いなく楽しいものになるだろうというのはわかるでしょう。
Kickstarterでの出資は成功したようなので、完成が楽しみですね!
「ULTRAKILL Prelude」
「ULTRAKILL Prelude」は、海外製のFPS視点ACTです。銃を使って敵を薙ぎ倒していくハクスラともいえるスタイリッシュな作品です。
本作の敵は最序盤の敵でもかなりスピーディで、ボーッとしているとすぐに倒されてしまうハイテンポな内容となっています。そのテンポのためシャープで臨機応変な戦い方が要求され、それが爽快感に繋がっています。敵をうまく倒せるとデビルメイクライのように評価が上がっていくのも楽しい演出です。
デモ版ではありますが、かなりシンプルかつハイテンポな戦いを楽しめます。ミスをして穴に落ちてしまったりしても、すぐにリトライできるためテンポよく続けることができます。
暴力的な作品ではあるので、合わない人にはとことん合わないかもしれません。スポーツ系FPSが好きな方であれば、思う存分 楽しめるかもしれません!
次点の作品たち!
惜しくもオススメ作品としてはピックアップされませんでしたが、楽しめるゲーマーの方がたくさんいるはずだといえる作品を次点としてまとめておきます。
なお次点である理由を明記していることがありますが、私は作品および作者の方を非難する気はまったくありません。あくまで私がオススメと次点の分類としてわけた理由を述べているのであり、けなすためのものではありません。
「ドトコイ」
「ドトコイ」は、タイトルの通りドットの姿をした相手を攻略していく恋愛ゲームです。
Twitter界隈でバズった作品ですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。本作のタイトルはカタカナですが、ひらがな「どとこい」という前作があります。カタカナの本作は男性を攻略する女性主人公の乙女ゲー、ひらがなの前作は女性を攻略する男性主人公のギャルゲーとなっています。
おもしろいのはそのコンセプトで、好感度が低いうちは攻略対象が「色のついた真四角」なだけのドットで表示され、イベントや選択肢をこなして好感度を上げていくことで、攻略対象の解像度が上がっていくシステムとなっています。
わかりやすいシステムである上、大きくバズった作品であるにもかかわらず「次点」となってしまっているのは、最初のインパクトが大きい分、それを超えるコンセプトに乏しいからです。
「マツタケ使用!」「フカヒレ使用!」といった高級素材をうたったスーパーに置いてあるスープのように、実際に食べてみると「ああ、こんな感じか」と意外と落ち着いてしまった印象です。
おもしろいのはおもしろいのですが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というように、最初のインパクトを飲み込み終えてしまうと、なんだか素っ気なくすら感じてしまうのです。
こんなことを書いてはいますが、コンセプトに対してシンプルに「遊んでみたい!」と感じた方はぜひプレイしてみてください。次点扱いというのは「プレイする価値がない」ということではなく、月間のオススメとして一歩及ばないというだけで「おもしろいのはおもしろい作品」であることには変わりありません。
本作をプレイしてみて気に入った方は、ひらがなのほうの前作をプレイしてみるのもいいかもしれませんね!
「カクレンボ」
「カクレンボ」は、ツクール系には珍しいFPS視点(主観視点)のゲームです。Unity製などの3Dゲームとは違い疑似的な3Dではありますが、試みがおもしろい作品です。
昔からゲームをプレイしている人なら、「左右で向いている方向を切り替える」「↑で前進、↓で後退」というタイプの疑似3D作品に触れたことがある人もいるでしょう。足元がマス状になっていて、一歩動くごとにそのマスの上を移動するようなタイプです。FC(ファミコン)やSFC(スーパーファミコン)世代ではよくある手法でした。
そのためゲーム全体としては過去に例がありましたが、やはり「ツクール系(RPGツクールやウディタなど)」でこのシステムを採用しているのは珍しいといえるでしょう。
そうした珍しさがあるにもかかわらず次点扱いなのは、ストーリーが簡素でやや味気ないところやホラー作品としてはインパクトが弱いところがあるからです。また珍しさも「ツクール系」であるからという条件つきであるのもやや弱いといえます。
かつて似た技法の作品をプレイしたことがある方は懐かしくなるかもしれませんし、若い方であればこうした疑似3Dはむしろ新しく感じられるかもしれませんね。
「Dear.」
「Dear.」は、2Dの探索ゲームです。人影のない屋敷のなかで目を覚ました少女が、執事と一緒に記憶をとりもどすために屋敷内を探索します。
主人公の少女は執事から「お嬢様」と呼ばれますが、記憶を一切なくしてしまっています。屋敷を探索していると妖精が現れ、記憶をとりもどす手助けをしてくれます。
京都工芸繊維大学の女子学生によるサークルの作品で、比較的 女性向けのゲームだといえるでしょう。記憶を見るためのアイテムで「表と裏」を切り替えるようなシステムがおもしろい作品です。
もちろん男性がプレイして楽しくないというわけではありません。なにせプレイ・レビューしている私がおもしろさを感じたのですから、それは嘘ではありません。
しかしそれでも次点となってしまっているのは、全体的に素直すぎてインパクトが足りないからです。薄味というか、サッパリしすぎているのです。それが悪いということではありませんし、むしろ濃い味に慣れてしまっていることが問題かもしれません。しかしプレイし切れないほどフリーゲームが溢れている現代では、なかなか浮上しにくいというのも事実です。
あっさりした女性向けの作品が好きな方など本作のターゲットとして合致する人でしたら、楽しくプレイできるでしょう。
「雪雫の祝福」
「雪雫の祝福」は、ダークソウル風のRPGです。雪の降る山でシスターと出会い、ともに敵と戦うことになります。業Lvやソウルといったターン制RPGには珍しいシステムがとりいれられています。
戦闘は2Dのよくあるターン制RPGの形式で行われますが、マップの移動は3Dとなっていて視点を回して切り替えて進んでいくスタイルになっています。
また戦闘も単にありきたりなターン制ではなく、ザコ敵といえども1戦の重さが大きくなっています。体力はシスターのおかげで回復できるのですが、1戦1戦に少し多めに時間をかけていくタイプの戦闘となっています。
このようにバランスが他のRPGと違い差別化が行われているのに次点扱いなのは、そうした差別化が「決定的」とまではいえないからです。革新的な差別化ではなく、「なるほど、こういうのもありだよね」ぐらいの印象になってしまいがちだからです。
ストーリーや雰囲気は重々しくてダークソウル風という触れ込みは間違っていないと感じられますが、〇〇風というのは「だったら本家を選んだほうがよくない?」という簡単な反論があるのも難点です。もちろんダークソウルほど難しい作品ではないにせよ、です。
しかし雰囲気やシステムの珍しさを楽しめる人はいるはずなので、次点として紹介しておきます!
「錯視館の狂気」
「錯視館の狂気」は、殺人事件があった「錯視館」という館に小説のネタを探しに行くという探索ホラーゲームです。
グラフィックを自作されているということで、ウディタ製ながら独特なタッチの作風となっています。ストーリーや展開はややオーソドックスで、フリーゲームに馴染んでいる人なら楽しめるであろう謎解きなどが盛り込まれています。
クォリティのよしあしにかかわらず、素材を自作するというのは素晴らしいモチベーションです。その作品の出来にかかわらず、そうしたマインドは前向きでイイものです。
そうした点は褒められるべきだとしても、やはり一般的に見てどう映るかというのは大事な論点です。表面的に見れば、なかなか映える作風でないともいえるかもしれません。
本作ではタイトルの通り「錯視」が組み込まれていますが、全体的に「これだ!」といいきれるインパクトのあるポイントに乏しいというのは、毎日 国内外を問わず数多の作品がリリースされるなかでは、他の作品を押しのけてまで「これが俺(私)の求めていた作品だ!」と感じにくいのかもしれません。
フリーゲームとしての「市販の有料作品にない独特な作風」を味わいたいのならば、むしろこうした作品を選ぶほうがいいかもしれません。1~2時間ほどでクリアできるので、興味がある方はぜひどうぞ!
「DoubleMe」
「DoubleMe」は、FPS視点のレトロ系ゲームです。たくさんいる群衆のなかから標的の人物を探し出して、殺される前に殺すというスリリングな作品です。
ジャンルの分類が難しいのは、1プレイがとても短いところにあります。システム的にはFPSの「シューター」というのが、敵を撃つという意味では近いかもしれません。しかし1ラウンドで撃てる弾は1発だけなので、既存のFPSとは勝手が違います。
どうやらクローンを倒すというコンセプトらしく、1ラウンドごとに異なる標的が指定され、その標的が近づいてくる前に倒す、というのがルールです。しかし外したり誤射すると弾がなくなってしまうので、慎重にならなくてはいけません。
クローンという設定を生かしてか、標的を倒し続けているとmutator(突然変異)として特殊能力が与えられることがあります。これはプラスの効果だけでなくマイナスの効果の能力もあるので気をつけないといけません。
1プレイは死ぬまで続きますが、成功し続けても特になにもありません。スキルやアップグレードなど、プレイし続けるモチベーションを上げるシステムがあれば、もっと高い評価になったかもしれません。
「黄色い逆しまの宙」
「黄色い逆しまの宙」は、難易度低めの弾幕系STGです。ストーリーが独特で、サクッとクリアできるのが特徴です。
ストーリーは、少女たちが集団自殺を図った後、東京に「異界」が出現し、かつて死んだ少女が確認されたため、主人公が実働部隊として出動した、という わかるようなわからないようなフシギなものです。
ややセカイ系の趣があり、ストーリーや設定は満足にわからない節があります。ともかくSTGとして敵の弾数が多いものの、撃墜されても特にデメリットがなくリトライが容易なので、STGが苦手な人でも気軽に楽しめる作品となっています。
やはりストーリー・設定がわかりづらいのと、10分程度でクリアできる短さが、ややボトルネックです。まとめてSTGを楽しみたいときより、サクッとSTGを楽しみたいときにイイでしょう。
「WHORDIA(ホーディア)」
「WHORDIA(ホーディア)」は、ドット絵のシンプルなACTです。15分くらいでクリアできるので、少し時間ができたときなどにイイ作品です。
危険なミッションを請け負うというストーリーながら、全体的にはほのぼのとした雰囲気が漂うレトロなシューティング型ACTとなっています。ドット絵やシンプルなACTが好きな方なら、楽しくプレイできるでしょう。
次点扱いとなっているのは、15分程度という短さのため、「武器強化」などのシステムがあるものの、満足に生かされておらず半端な印象があるのが原因です。ストーリーの展開やボリュームを増やすなどの変更があれば、もっと評価は上がったかもしれません。
プレイ自体はとても楽しいACTですので、雰囲気が楽しそうだと感じた方などはぜひプレイしてみてください!
「Siren Head」
「Siren Head」は、とても海外製のFPS視点ショートホラーゲームです。5分ほどでクリアできる短編です。
ホラー演出や展開はとてもオーソドックスでシンプルなので、「ホラーを楽しむ」というより「Siren Headとは何者か?」を感じるような作品となっています。奇妙なクリーチャーが好きな方などは、プレイしてみると新しい存在を知ることができるかもしれません。
「MEMORIES AGAIN -メモリーズアゲイン-」
「MEMORIES AGAIN -メモリーズアゲイン-」は、錬成術士の主人公ルーシアがある町で工房を経営し、町の人々と交流をするSLGです。
工房経営SLGというとやはりアトリエシリーズを彷彿とさせますが、雰囲気はたしかに似ています。ストーリーは、失踪した父親を探しにかつて父がいた工房を調べるために、その工房で1ヶ月を過ごす、というものです。その工房に人語を解するゴーレム(マスコットキャラみたいな)がいたので、一緒に生活することになります。
次点となってしまっているのは、経営SLGとしてはアイテム作成・販売のウェイトがやや軽いことと、タイトルが陳腐なのでせっかくの雰囲気のよさが相殺されているきらいがあることが起因しています。
しかしプレイしてみると楽しい作品ですし、基本的にゲームはキャラの印象でプレイするのでも構わないものです。ファーストインプレッションでよさそうだと感じてみたら、ぜひプレイしてみてください!
「Break In Amphibian」
「Break In Amphibian」は、海外製のパズルゲームです。2匹のカエルを操作して銀行強盗をするというコンセプトです。
パズル要素はカエルが2匹であるところから生まれており、小さい緑のカエルが舌を伸ばしてコインを集め、灰色ぶち模様のカエルが電気で機械を誤作動させます。また警備員がいる場所は、床のマットの模様に擬態できるのですが、それぞれ違う模様に擬態するため考えて移動するのが重要になります。
次点である理由は「短さ」です。システムやコンセプトはいいのですが、単に量が少ないので人によっては満足し切れないボリュームとなっています。楽しいのは間違いありませんよ!
「THE NIGHT IS LONG」
「THE NIGHT IS LONG」は、海外製のFPS視点ホラーゲームです。車が故障して立ち寄った屋敷に、幽霊のような存在がいて怪現象が発生する、というオーソドックスな内容です。
システムは屋敷内にちりばめられているメモと鍵を探していくと、進行に合わせてホラー演出が発生するものとなっています。オーソドックスですね。鍵はもちろん開かないドアを開けるためで、メモではストーリーラインを追っていくことができます。
特徴的なのは実は「チープさ」です。無料で遊べる作品ですが、ホラー演出は陳腐とすらいえる出来です。しかしだからといって本作がおもしろくないというわけではありません。
これは少し説明が難しいのですが、インディゲームで求められているのは必ずしも「的確で外れのない演出」ではありません。的確でなくて外れていてもいいのです。愛嬌があればまったく問題ありません。いわばその愛嬌が本作にはあるといえます。
ただしプレイ後にがっかりする人はいるかもしれないので、やはりオススメとして紹介するのは少し難しいというのが本音です。
「風花」
「風花」は、深窓の令嬢であるお姫様が町に下っていろいろな人と知り合うという乙女ゲーです。シンプルですが、箱入り娘のお姫様がなよなよしておらず、やや無知なところがありつつもキャラクタが立っているのが特徴です。
ビジュアルノベルとしてはオーソドックスで、冒頭でお姫様が町に下るときに攻略対象の各キャラクタと出会います。その後で選択肢が登場し、誰を選んだかでルートが決定する、という典型的な構成になっています。
しかし単なる恋愛ゲームと異なり、「姫」という立場がある程度フィーチャリングされたものとなっています。そのため「お姫様が城で待っていると白馬の王子様が現れて……」のようなベタな展開だけを期待していると、やや予想が外れるかもしれません。
「ガラクタの森のエデンにて」
「ガラクタの森のエデンにて」は、崩壊後の世界で生きる少年たちを描いた探索要素のあるノベルゲームです。「R15程度の性描写」「若干の同性愛をほのめかす描写」「暴力描写」があると注意書きされています。
世界が崩壊したときのショックなどで主人公は記憶をなくしていて、別の少年と一緒に生活をしています。そして近くにあるガラクタが落ちている森で売れるものを探して生計を立てています。
序盤は崩壊後の世界ながらのどかに過ごすほのぼのした空気感が味わえます。しかし物語を進めていくにつれて、主人公の記憶が戻っていき……という展開になっています。
性的な描写が少なからずある作品は、ストーリー主体のものでなくゲーム性が重視された作品であれば、オススメとして候補に挙げたかもしれません。しかし本作はノベルゲームであり、探索要素があるとはいえゲーム性にはやや乏しいので、オススメではなく次点扱いでピックアップしました。
「傷心のメシア」
「傷心のメシア」は、男性型アンドロイドが母親から送られてきて同棲するという女性主人公の乙女ゲーです。
水彩画のようなイラストが特徴的なビジュアルノベルで、かなり癖の強いアンドロイドの性格が好みの分かれどころだと思われます。私は序盤のギャグテイストはそれなりに好きですが、後半はややシリアスめな展開になるのでその兼ね合いでどう感じるかによって評価も分かれるでしょう。
ビジュアルノベルとしてはアクセントのきいた作品ですが、次点扱いとなっているのは、ビジュアルノベル作品にありがちな「選択肢によるゲーム性がほとんどなく単にお話を読み進める作品と化している」というのが原因です。
ストーリー重視の作品がお好きで、ギャグ交じりの乙女ゲーを嫌いでない方であれば、楽しくプレイできるでしょう。
さいごに
先月分である去年(2019年)の12月時は、超オススメ作品がなしという結果となってしまいました。本月はちゃんとピックアップできる結果となって安心しました。
さて、こんな長い記事の後書きまでご覧になってくださっている酔狂な方は、そう多くはないでしょう。
実は記事冒頭の「超オススメ」紹介部分にて掲載しようと思ったものの、わざとらしく見えるかもしれないと判断して削った部分があります。ここまでご覧になってくださる方でしたら、そう悪し様に捉える方もいらっしゃらないでしょう。
それは「超オススメ」に対する私の意気込みです。私は今回選んだ2作のような超オススメに対しては、実際にプレイして心動かされた事実があるので、他の方にオススメするという行為も然ることながら、「私はこの作品に心動かされた」という絶大な自信があります。
それが他の方にも同様にはたらくのかはまた別の話ですが、同じように感じられる方が世のなかにはいくらかいると考えて、「私と同じように心動かされるかもしれないので、ぜひプレイしてみてください!」と述べることはできます。
もしその点で「実際にプレイしてみたけどさほどでもなかったなあ……」と感じられた方は、私を批判してくださってかまいません。これは私が批判を受けたいということではなく、「騙されたと思ってプレイしてみてください」ということです。プレイする抵抗を少しでも下げて、多くの方にプレイしてみてほしいのです。
なのでそれで本当に「騙された」と感じたなら、批判する権利は当然あるということなのです。その場合は、私がオススメしたという情報でプレイしたのであれば、作者の方ではなく私のほうが批判を受けるべきであるとも思います。それくらいハードルを下げて、「そこまでいうなら……」と思うことでプレイしていただけるのなら、私にはその覚悟があります。
毎日どんなゲームがあるかを探して、ダウンロードしてプレイしてみて、それをなんとか伝わりやすいようにと日々レビューをツイートしているのです。そのなかで「これは……!」と感じたものを、実際にプレイしてみてほしい、凄さを体感してほしい、と思うのは自然でしょう。
あくまでこれはゲーマーの方々の心理的なハードルを下げるためのものです。繰り返し述べますが、批判を受けたいわけではありません。私はマゾではありません。また「批判して」といえば批判ではなく非難や中傷が飛んでくる可能性もあります。あくまでプレイしてほしいというのが目的であると理解していただけると幸いです。